エクアドルで起きた子供ばかりを狙った連続レイプ殺人事件。”モンスター”と呼ばれる殺人鬼を追うTVの人気レポーターのマロノは「誰も知らないモンスターの情報を話す」という囚人ビニシオを取材し、その代償に彼が無罪であると主張する番組を作るという取引きをする。が、マロノはビニシオを取材する中で、ビニシオ自身がモンスターなのではないかと疑うようになる。マロノはキャリアの成功を得るために、殺人鬼と疑う男に自白をさせるため、行き過ぎた取材を敢行する。

ストーリーは、序盤で車を運転中に子供を轢いた男が、村の住人たちに集団リンチを受け、ガソリンで焼き殺されそうになるというかなりエグいシーンからスタートする。ただ、インパクトのあるシーンがある前半に対し、中盤以降は動きが殆どなく失速。犯人の確信に迫る展開もなく、大して中身のないインタビューのシーンが続く。そして、何も解決しないままラストへ。はっきり言って物足りないし、モヤモヤしか残らなかった。

DVDの特典に別エンディングver.があったため観てみると、衝撃的なシーンの連続に言葉を失った。なぜこのエンディングにしなかったのかと思うほど強烈で、メディア社会に潜む危険性を表していて、ただただ恐ろしく感じた。このラストは良かったが、正直オススメはしない。

エクアドルを舞台に子供を標的にした連続殺人事件を取材するタブロイド記者。

人間の二面性がテーマ。

サスペンスとしてすっきりまとまってた。

心

子どもばかりを狙う連続殺人鬼“モンスター”を追うTVの人気レポーター、マロノ
彼は「誰も知らないモンスターの情報を話す」という囚人ビニシオを取材し、その代償に彼が無罪であると主張する番組を作るという取引きをするが……

混乱

取材のため
いろんな思惑が交差する

信頼関係
心理戦が展開されます

南米の暮らしぶり
社会派な内容もあり

ロマンス
人間模様が見どころ

雰囲気ありました