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『サウザンド・ピーシズ・オブ・ゴールド』に投稿された感想・評価

菩薩
4.2
市場原理の中で自らの父親の手により商品化された一人の女性がモノでは無くヒトとしてのアイデンティティを取り戻すだけでなく、異国にて言葉を学び職と居場所を得た後にその手で幸福を選び取る権利までをも取り返す戦いのお話。フェミニズムなんて単語を聞くと脊髄反射で警戒心や反抗心を持ってしまうマジョリティ男性はまだまだ多くいるであろうが、それは一方的に取り上げた選択肢を返還する運動であり、権利の侵害などではなくむしろ男性が一方的に背負っている荷物を少しだけ軽くする事にも繋がる筈であると、こう言う作品を観る度に強く思う。勿論その過程に於いて男性の尽力がある事を蔑ろにするつもりも無いが、最終的に誰よりもその恩恵を得ているのは男性達自身である事を無視してもいけない。男性の女性に対する所有欲や、女たらしの癖に強過ぎる女神化(劇中では天使と言っていたが)とその自分勝手な規範から逸脱する事に対しての勝手な反感、先回り奉仕に対する身的代償の要求と、本当にそれでも自称人権派なのか…?と思ってしまう点もありながら、まぁでも…その気持ちが痛い程分かってしまうと言うのが個人的には非常に悔しいし悲しい、人間は欲求に対し争う術を持たない…。実話に基づいたお話、との事で、俄に香りだした移民排斥運動が途端に加速していく過程などかなりゾッとさせられたが、その都度そのぽっかり空いた空白を埋める覚悟はあるのかと問いたくなる、今日のサム・フリークスは「テロリズムかく生まれり」の二本立てでもあったのかなと思う。白人女性との仄かなシスターフッドな関係性も良かった。この埋もれし傑作を掘り起こした岡さんに対しての尊敬度が爆上がりした、いい映画だった。こんな作品が黙殺されている時点で映画業界の深い闇と病みを実感する。
kyoko
4.0
1880年代のアメリカ西部を舞台に、父親によって身売りされた中国人女性が、その厳しい境遇の中でも自己を見失うことなく、やがて彼女の生きる場所を見出していく物語。
奴隷あるいは売春婦として扱われることの過酷さや白人による理不尽な華人排斥など、テーマ的にはいくらでも残酷に描写ができそうなものだけど、過激さではなく男たちに屈することなく「NO!」を突きつけたラルーの強さが観るものを惹きつける。ラルーを買った塚本晋也風味のホンキンはじめ荒くれ鉱夫たちもラルーの勢いに押され気味だし、彦星ジムに至ってはただの小っさい男だった。白人女性との交流をはじめ、黒人や雑貨屋のおじいとのやり取りにもラルーの頑なな表情から思いのほか人好きな性質が垣間見えるのがかわいらしい。あと魚釣るのうますぎ。

黒歴史に暗澹とするもの、あるいは人種差別に対する戒め(まあその要素はあるか)というより、純粋にひとりの女性の生き方に感服できる物語。
「#METOO」のあとであれば正当な評価が受けられたであろう、女性監督による男社会への抵抗によって埋没したこの作品を、観ることができたのは本当にありがたく思う。

エンドテロップ。そこはポリーじゃなくてラルーじゃないの?
1990年 アメリカ🇺🇸

同名小説の映画化

時代は19世紀末、アメリカでは何年も前にに奴隷制度が廃止になっているのにアジア人は未だ奴隷扱いだった
主人公の女性は家族に売り飛ばされ、中国からアメリカへ
そこで労働者相手にサロンを経営している中国人男の「妻」として買われる
男は彼女を売春婦として利用しようとするのだが…

女性が物(資産)扱いされている時代
主人公の女性は英語もままならないのに激しく売春を拒否して、自立しようとします

本作を撮ったのは女性監督!
ここ最近多い、意志の強い女性が主人公の女性監督作ですが、これは30年も前の映画
しかも、アジア女性が主人公‼︎

今の風潮の先をいく作品でした

ただ、強い女性を描きたかったが故なのか主人公の心の動きは表現しきれなかったようで、男性とのラブロマンス・パートはどこか唐突
なのでラストの彼女の行動が取ってつけたように感じました

そこがちょっと残念

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