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美しく、黙りなさい
動画配信は2026年7月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
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『美しく、黙りなさい』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
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上映館
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美しく、黙りなさいが配信されていないサービス一覧

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『美しく、黙りなさい』に投稿された感想・評価

katoyu
4.7
2026年劇場鑑賞139本目。
公開初日、仕事中抜けして鑑賞しました。とても意義ある作品、というか、なんか生々しいというか、色々考えさせられましたし、この70年代半ばの状況から基本は良くなっているのかなぁ、と希望を持ちつつ、彼女達よりも遥か昔から映画界に関わってきた女性達が五万といる中で、創作現場でのジェンダー的な問題、男尊女卑的な概念が横行するのは、ある場においては今も変わらないのかなぁ、っていうのも思っちゃうわけで。今、この現代にこの作品を劇場で観ることはとても意義あることだと強く思った次第です。うん。
菩薩
-
シンプルなインタビュー集なのでこれを映画と認識するのはなかなか厳しいものがあると同時にここでの語りの重要性に関しては何一つ否定出来ないので面白く見た。今もなお「お気持ち」と揶揄されそうな叫びにも似たそれに端を発し、映画界に蔓延るホモソーシャル、ミソジニーに話が及ぶと次第に語り口調は熱を帯びる、今後自分達は如何にして主体性を獲得し与えられるだけでなく既存の型に押し込められるだけで無い人間性も言うものを「役」の中に見出していくか。いつまでも代替可能でおよそ40歳までと年齢制限を課されるでも無く俳優として、女性としてスター性を維持していく為に目指すべきもの、ホモソーシャルにおける女性の扱われ方に関してはこれ上野千鶴子で読んだやつだみたいな気分になった、ジョン・ウェインは同性愛を許さないが同性愛(的関係性)の再生産を続けるハリウッド。タバコふかしながらのマリア・シュナイダーの語りがめちゃくちゃかっこいいのだが、ちょうど『タンゴの後で』公開中と考えるとむ〜んとなる、観てないけど。
「去年マリエンバードで」「ジャッカルの日」のデルフィーヌ・セイリグが自ら製作・監督したインタビュー・ドキュメンタリー映画を、平日の昼間に渋谷で鑑賞。「女優」のおかれた状況をジェーン・フォンダ、シャーリー・マクレーンなど23人の女優が赤裸々に語ります。製作から50年経って初めて日本の劇場で公開されたとの事で、原版の状態が悪く、映像や音声をがんばって修復したけれども限界があった・・・といった主旨のテキストが作品の冒頭に流れました。

観る前の情報から、「これは、ロザンナ・アークエットが同じように監督した『デブラ・ウィンガーを探して』と同じタイプの作品では?」と思いながら劇場に入りましたが、案の定その通りでした。「デブラ~」の製作は2002年ですから、本作から25年あまり経過しても、スタジオの偉い男性が幅を利かせ、若い女優にしか役はなく、あってもステレオタイプ化した役ばかりやらされる・・・と、女優たちが語っている内容は両作品でびっくりするほど似通っていて、映画界の封建的な状態は全く変わっていなかったんだ、と思い知らされました。

また何人かの女優は「自分の出た作品や監督は酷かった」と告白していたのですが、帰宅して女優と出演作を照らし合わせてみたらどの作品・どの監督を酷かったと言っているのか分かって、それは中々面白かったです。中でも一番印象に残ったのはマリア・シュナイダーのインタビューでした。彼女は「ベルトルッチとブランドだけの映画」「私は現場に行くまで何も知らなかった」「2人だけで映画を作っていた。私は部外者だった」などと述べていて、作品名こそ出さなかったものの、当然「ラストタンゴ・イン・パリ」の事だと分かります。マリア・シュナイダーが当日の事を全く知らされていなかった、という逸話は知っていたのですが、それを在りし日の彼女が話している映像を実際に観るのは、ある意味衝撃的でした。この件については単に女性軽視などという生易しいものではないことは明白だと思いました。

作品全体については、ほぼ全員が顔のアップかバストアップでのモノクロインタビューが延々と続いて変化も少ないため、話の内容はともかく映像的にはかなり単調で退屈する事は確かです。「デブラ~」はハリウッドなどの華やかな場所や景色をふんだんにバックに使い、映像的にも変化があって飽きることはなかったです。まあ時代もありますし、比べても仕方ないですが。ともかく、出演してた女優のみなさんの、この時期の作品をいくつか観て色々と確かめてみよう、という気になりました。

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