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美しく、黙りなさい
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『美しく、黙りなさい』に投稿された感想・評価

菩薩
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シンプルなインタビュー集なのでこれを映画と認識するのはなかなか厳しいものがあると同時にここでの語りの重要性に関しては何一つ否定出来ないので面白く見た。今もなお「お気持ち」と揶揄されそうな叫びにも似たそれに端を発し、映画界に蔓延るホモソーシャル、ミソジニーに話が及ぶと次第に語り口調は熱を帯びる、今後自分達は如何にして主体性を獲得し与えられるだけでなく既存の型に押し込められるだけで無い人間性も言うものを「役」の中に見出していくか。いつまでも代替可能でおよそ40歳までと年齢制限を課されるでも無く俳優として、女性としてスター性を維持していく為に目指すべきもの、ホモソーシャルにおける女性の扱われ方に関してはこれ上野千鶴子で読んだやつだみたいな気分になった、ジョン・ウェインは同性愛を許さないが同性愛(的関係性)の再生産を続けるハリウッド。タバコふかしながらのマリア・シュナイダーの語りがめちゃくちゃかっこいいのだが、ちょうど『タンゴの後で』公開中と考えるとむ〜んとなる、観てないけど。
reb
3.3
「フランス映画と女たちPart3」日仏学院で鑑賞。
世界各国の女性監督、女優23名にデルフィーヌ•セリッグがインタビューし、貴重な彼女たちの本音を引き出すドキュメンタリー。

ジェーン•フォンダ、エレン•バースティン、ジュリエット•ベルト、アンヌ•ヴィアゼムスキーら、錚々たるメンバー。

ソファにゆったりと腰かけ、煙草をくゆらしながら、セリッグとの会話の中で彼女たちはだんだんとリラックスし、映画界における女性の立場について語り出す。

女性同士の友情を描いたものは少なく、男を巡っていがみ合う女性を演じるのは辛かったという話は、考えさせられた。

そして本作で1番注目していたのは、マリア•シュナイダーのインタビュー。
「タンゴの後で」の予習に、マリアのいとこでジャーナリストのヴァネッサが記した「あなたの名はマリア•シュナイダー “悲劇の女優“の素顔」を読んでいるのだが、その中に本作の撮影のことが書かれてあって、観てみたいなぁと思っていた。

本作の撮影時、マリアは「ラストタンゴ•イン•パリ」の4年後で23歳。
有名人監督からの熱いオファーはあるものの、タンゴのシーンで受けたトラウマや、公開後に彼女に向けられた言われのない悪意で、深く傷ついていた。
「統合失調症かレズビアンの役ぐらいしかオファーが来ないし、今はやりたいないわ」
「もっと軽いタッチの作品に出たいの。“セリーヌとジュリーは舟でゆく“みたいな」
「それに同世代の男性と共演したい。ジャック•ニコルソンはマーロン•ブランドよりよかったけど、そういうことじゃないの」
「プロデューサーも男、スタッフも男、監督もほとんど男、マスコミも男、脚本を選んで俳優の方向性を決めて助言するエージェントも男。完全に男社会なの」

生い茂る葉かげのせいなのか、マリアのふと見せた笑顔は、とても悲しげに見えた。
23人の女優にそれぞれのシチュエーションで同じ質問を投げかける。自分の好きな女優さんがほとんどだったのも興味がさらに高まったり。100パーセント男社会男価値観で回っているなかに身を置く彼女たちの違和感や苦悩をそれぞれがざっくばらんにかつ明確に話している。セイリグさんの演出。バーバラ・スティールが主演のホラー作品やるのがほんと嫌だったと話していて……「血塗られた墓標」…大好きですみません…って心で勝手に謝りながらみたり。あとローズ・グレゴリオがエレノア・ペリーとフランク・ペリーの関係を話すとこ話しっぷり聞いててスカッとしたり。ルイズ・フレッチャーがオーディションの度に身長聞かれすぎてブチギレて面接室の壁に身長の印をつけて帰ったエピソードとか。尺の長さで言うと全部フランス語で語るジェーン・フォンダ。

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