Rickさんの映画レビュー・感想・評価

Rick

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映画(1096)
ドラマ(10)

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

4.1

ロシア、ドバイ、インドとあっちゃこっちゃへ駆け回り核戦争を阻止しよう!
ちょっとそれぞれの国の描き方がステレオタイプすぎませんかね、と言った感じでツッコミどころは満載ながらも、古き良きスパイものを見て
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ぼくの国、パパの国(1999年製作の映画)

3.7

家族は、どうしようもなく「家族」で、それ故に理解できない部分もあるし、理解せざるを得ない部分もあって。
今作の家族は、さらに宗教と国籍が絡んでくる。パキスタン人とイギリス人のハーフでイギリスに生まれイ
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.1

自由を標榜するアメリカの抱える大きな矛盾である奴隷制。わけのわからないまま、まるで地獄のような劣悪な環境に送られ、生きていくために嘘もつかざるを得ない。見ているこちらも、善悪の基準がだんだんとあやふや>>続きを読む

オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

4.2

過去に起こったことを変えてしまったら、連鎖的に全てが変わる。タイムパラドックスものとしてはよくあるけれど、それを結構がっつりとしたサスペンスと人間ドラマでつなげると、こうも化学反応を起こすのか!!
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イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

4.0

「真実」を求めて、アラスカへ、荒野へ。
彼にとってはエリートコースなど何の意味もなさず、虚偽と偽善にまみれていたのだろう。神の前に1人立った時に、いまここに「実存」が生まれてくる。
ただ彼は若く、周囲
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ブラス!(1996年製作の映画)

4.2

どうしようもなくエネルギー転換の波はやってきて、お上が定めることには抗えない。それでも、音楽によって心を一つにすることはできるし、自尊心さえも守ることができる。
「ダニーボーイ」はほんまにええ曲や

シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.5

「お伽話」はずっとは続かない。全てがモノクロの人は、カラフルな世界で過ごすことは出来ず、1人で暮らすしかないのか。
ダニーエルフマンの奇妙で美しいスコアはすごく好き。

グローリー(1989年製作の映画)

4.3

南北戦争中、北軍の黒人部隊マサチューセッツ第54連隊を率いたロバート・グルード・ショー大佐の物語。
白人として黒人部隊の指揮官となること。黒人の人権を守ることを大義とする北軍の抱える矛盾。1人の人とし
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ウォッチメン(2009年製作の映画)

3.7

正義、“偽り“の平和、ヒーローの役割についての考察がかなり面白く、特に前半と後半に引き込まれただけに中盤のダレ具合がすごい。
一度も妥協して来なかった男の「I like this」には痺れる格好よさが
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やさしくキスをして(2004年製作の映画)

4.1

より良く生きるため、生きやすくなるための宗教が個人を縛るものになる。味方のいない新しい土地でなんとか生きていくための家族が、個人の足枷となる。
宗教、共同体から離れて個人の幸せを求める世代、それらによ
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十月(1928年製作の映画)

3.5

「ストライキ」「戦艦ポチョムキン」に次ぐ革命を扱った作品。二月革命で帝政が倒れた後、十月革命でボリシェビキが社会主義革命によって政権を奪取するまでを描く。コルニーロフとケレンスキーをナポレオンにかぶせ>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

5.0

誰かの「傑作」は自分にとっておぞましいものかもしれない。決して好きになれないものかもしれないが、その誰かの「好き」を認め受け入れることならできるのではないだろうか。
そしてどんな作品にも、人と人を結ぶ
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

4.1

ここまで清々しい気持ちで映画館を後にしたSWは初めてのこと。
アトラクションのような楽しさが散りばめられ、小粋なトークと騙し合いのオンパレード。旧ファンへの細かい目配せが多く個人的には嬉しかったし、「
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

4.0

スタイリッシュな色使い、カメラワークでのっけから物語世界へと引き込まれた。プエルトリカンとポーランド系の抗争がメインであるが、同時にどちらもアメリカにおけるメインストリームからすると「あぶれ者」である>>続きを読む

ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

4.5

「すぐに忘れてしまう」という特性、超近眼という性質。これらは社会で生きて行く上では困難なことも多い。でも見方を少し変えてみると、個性として輝くものになる。
「自分とは何か」を探求し続ける物語。
そして
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ゲート・トゥ・ヘヴン(2003年製作の映画)

3.6

空港は夢が溢れる場所。一方でその国が抱える歪みも透けて見える場所。

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

4.1

たった1人の暗殺のために、何人を犠牲にしなければならないのか...。
国が占領され、立ち上がるのが国のためか、耐え続けるのが愛国なのか。

スペースウォーカー(2017年製作の映画)

4.6

冷戦時代、アメリカとの宇宙開発競争の真っ最中に初の宇宙遊泳を達成したアレクセイ・レオーノフと船長パベル・べリャーエフの奮闘を描く。
宇宙開発黎明期モノとして想像していたものの数倍も大変なことが次々と起
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バスキア(1996年製作の映画)

4.0

才能を見出す側と天才の間の関係は非常にいびつ。それを享受する側と天才の間もまた然り。
彼の描いた「王冠」を我々はどう見るのだろう。

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

K/ジョーのアイデンティティをめぐる物語。なぜ、何のために自分はここにいるのか。自分の果たすべき役割とは。
ただ、ちょっと長い...。

バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫(2017年製作の映画)

5.0

通常版と比べ、ほんの1、2カットずつ長くなっているだけにもかかわらず、それがあるだけで作品世界の奥行きがグッと出てくる。
やはりラージャマウリ監督作品は、「物語」を次の世代に伝えることを描く人だ...
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デッドプール2(2018年製作の映画)

5.0

前回が嘘偽りのないラブストーリーだとするならば、今回は紛うことなきファミリームービー(ちょっと腕取れたり半分になったりするけども)。
デップーのふざけながらも誰よりも真摯な態度や言動に、心動かさずには
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

4.9

否応無く変わっていく時代の中で、自分たちの生活がある日突然否定される。たとえ以前の生活に不満があったとしても、それを受け入れることは難しい。
優しい嘘に包んだ、昔の生活へのレクイエム。

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.9

誰しもが抱える「恐怖」。
忘れてしまいたいし、一生出会いたくはない。それでも、"それ"に向き合わなければならない時もある。

ビリー・リンの永遠の一日(2016年製作の映画)

4.2

兵士とは何なのか。「英雄」か、「生き様」か、「仕事」か。
そして戦争とは?誰のためにあるのか。

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.8

人はたった1人で生きているわけではない。全ての出会いや行動は、バタフライエフェクトのように世界に少なからざる影響を与えるのだ。
ちょっぴり自分の身の回りが素敵な風に思えてくる。

光をくれた人(2016年製作の映画)

4.8

嘘と誠の間で揺れ動く「光」、罪と赦しの間の「光」、愛と憎しみの間の「光」、生と死の狭間の「光」。幾重にも積み重ねられた「光」を言葉で縛ってしまうことはきっとできない。でもその「光」を与えてくれた人なら>>続きを読む

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