Kaoruさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Kaoru

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グリンゴ 最強の悪運男(2018年製作の映画)

3.3

アタシはめっちゃめちゃ面白かったわよ。とっても好き。

もうね、シャーリーズ・セロン姐さんのビッチな悪女役が最高なのですよ。その良さが分からなければこの作品は半分も楽しめない。
相変わらず妖艶でお綺麗
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

何が1番いいって、ライアン・ジョンソン監督の素晴らしい配役だと思う!!!

だってだってだってね。
ダニエル・クレイグってボンドよ?寡黙でクールな役どころの多い役者。
そしてクリス・エヴァンスなんてキ
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ロニートとエスティ 彼女たちの選択(2017年製作の映画)

3.6

だから言ったじゃない。
若くてピチピチなだけがいいオンナじゃないって。

Wレイチェルの暗さと憂いがたまらなくステキなこの作品。
ユダヤ教への信仰心VS禁断の同性愛ってテーマなだけで興味をくすぐられる
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BOYS/ボーイズ(2014年製作の映画)

4.3

ひっさびさのオランダ映画。
まずひとつ言いたい!!

この映画を選んだ配給会社のセンスが好きすぎる。
地味に昨年11月に公開する予定だったことをアタシは知っている。しかし、どんな理由からか今月になって
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マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

4.2

1950年代。このころのアメリカの未熟なところや途上なところ、また勢いがあってエネルギッシュなところ全部が好き。
そんなアタシのような古臭いモノ好きにはたまんない映画ではなかろうか。

エドワード・ノ
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ティーンスピリット(2018年製作の映画)

3.5

いろいろ意見はあるだろうけれど、兎にも角にも女優さんのエルちゃんがここまでの歌唱力があったのか!ってことにすんごく驚く。何も知らずに鑑賞したものだからついアテレコだと思い込んでいた。

邦画ファンの方
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.2

ひとことで言うと、マットくんもチャンベも大好きで、どっちがいいかなんてアタシには決められな〜い!という映画。

フォードvsフェラーリというタイトルだけれども、内容は打倒フェラーリを掲げるフォードの話
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象は静かに座っている(2018年製作の映画)

3.7

4時間の映画!!
が、しかし!!4時間には感じなかったなぁ。なんか、もうね、全体的に悲しくて悲しくてただただ見守りたい、そんな気持ちで目が離せないでいたらあっという間の4時間だった。

中国ではバブル
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アダムズ・アップル(2005年製作の映画)

3.6

母国語で演じるマッツが素敵♡
カッコよくて、そしてかわいくて、知的でバカバカしい。
そんなマッツをご覧になりたい方にとってもオススメ。

暴力的なシーンはあるけれど、暴力的な映画なのではないの。そして
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ロボット2.0(2018年製作の映画)

2.6

まず自分に問いたい。
何故お前はこれを観たのだ?と。

びびったわ、いろいろと笑笑。
ものすんごく悪い言い方だけれど、映画という芸術をどこまでくだらないものにできるのかを実験しているかのような作品。
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

3.6

これね、想像以上にいい映画だった!!そしてとっても見所の多い作品。

人によって感動の場所は違うだろうけれど、必ずどこかしらで感動できるポイントがある。

とってもびっくりしたのは、ヒンディーラップ。
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.8

敬愛するノエ監督、ホント好きすぎるどうしよう。

鑑賞後はサングリア飲みたくなってすでに2杯飲みながらのレビューにて失礼。

うんうん、わかるわかる。
好き嫌いあるよねぇ。ノエ監督。

でもさー、でも
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マイ・ビューティフル・デイズ(2016年製作の映画)

3.4

女教師と生徒の恋愛と聞いてエロいことを想像してしまったアタシはきっとAVの見過ぎ。

でもそんな連想をしてしまうような独身オンナこそ共感できるところばかりの作品。

設定は29歳の独身女教師だけれど、
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.3

こんなに醜くて、こんなにピュアなセックスシーンを観たことがない。

ボーダーっていうけれどその境目っていったい誰が決めるのだろう。

善悪、美醜、正誤、人と獣、男女まで、この映画にはさまざまなボーダー
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今さら言えない小さな秘密(2018年製作の映画)

3.0

激しく迫力のある映画や観客を感動に引きずり込む物語がたくさんある中で、たまにはいいわよね、こういう箸休め的な映画。

5際のラウル坊やがめっちゃ可愛くてさらってしまいたくなる。景色も綺麗。音楽も素敵。
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エンテベ空港の7日間(2018年製作の映画)

3.2

サンダーボルト作戦ってね、たくさん映画化されているんだけれど、実際派遣されたイスラエル特殊部隊で指揮官を務めたヨナタン中佐(映画の中でアレのあの人ね)の弟の手記を基として描かれている作品が多く、ほとん>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

2.5

アタシったらバカね。
なぜそうなったのか、、、前2作を観ずして臨んだ鑑賞。

そのせいでキアヌがフワとした理由とフワっとしたモチベーションでおびただしい数の敵を倒す話、って感じになっちゃったw
前2作
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.4

ヒースのジョーカーがあまりにも完成されていたから、そしてあまりにもヒースが好きすぎて、はじめはどうなっちゃうんだろうと心配でならなかったけれどそんなのとんでもない。
ヒースのジョーカーと重なるところを
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

4.0

原題どおり天使ちゃんなロレンソ君。アタシはかなり好物だったw

あどけない目と鬱々とした表情で繊細さをまといながらにして、強烈なサイコパス。
年齢も、性別も、良い子か悪い子かも全部曖昧で、観客を引き込
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僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

3.3

犬の映画ってどうも好きになれなかったのよねぇ。泣かせる前提で、ある意味それが目的みたいな感じでかかってくるでしょう。
いまだに好きかどうか聞かれても、好きとは言えないけれど、この作品は犬というより、愛
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.5

8th grade、8年生。
日本だとちょうど中2。アメリカのほとんどの地域が、9年生から高校なので、中学最後の繊細でめんどくさい時期を切り取った青春ストーリー。

何においても全部誇張されてなかった
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.2

ブラピのPVと言っても過言ではない。若い時もカッコよかったけれど、いやー、年齢を重ねるごとに色気が出てくるとかナニゴト!?
一度でいいから抱いてくれ!

その時にはまだ生まれていないのに、不思議とハリ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

久々のレヴューになってしまったわ。何故って、心臓の大病を患ってしまったから。アタシ死んじゃうのかなって思ったこともあり、本当人生って何があるか分からない。でも今は復活!映画も観てるから少しずつupして>>続きを読む

ラ・チャナ(2016年製作の映画)

3.6

突然余談だけれど、映画が大好きなそこのアナタ!
もし渋谷に足を運ぶことがありましたら1度、たったの1度でいいからUP LINKへ行ってちょうだい。

駅からはうんと遠いし、分かりづらい場所にあるし、一
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.1

オトナのオンナがいかにカッコいいかというお話。

銃でドンパチとか爆破とか、カーチェイスとかの類いではない。その代わり聞こえるのはドレスの擦れる布の音や、きらめく宝石の音とか。そういうのが女性版らしく
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

トムはやっぱりトムだった♡

トムが来日した日の夜、アタシが足繁く通う渋谷某所のちっちゃくて汚い居酒屋さんにお忍びで連れていってあげたときのこと。トムは"日本酒飲み比べセット"をおいしそうに嗜んでおら
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.7

ブシェミだから面白いの。
今回のブシェミもすんごく気味悪くて良かったわ。

本来政治のストーリーはとっつきにくいものだけれど、コメディ要素の質量が絶妙で、笑いっぱなしだったわ。全て実話とはいかないのだ
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

なんてすごい映画なの。
観たあとにずっと様々な登場人物へ想いを寄せてしまうほど、心が揺れる作品。で、実話に基づいたお話。

ネイティブアメリカンを知ることができる重要な作品なのに、なぜ日本国は儲からな
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悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

4.1

この映画を語れる人とものすごく仲良くなれる自信がある!

『大人は判ってくれない』と『ポネット』のちょうどまん中あたり。監督さんの長編デビュー作なのだけれど、ご自身の幼少期の体験を作品にしたのですって
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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス(2016年製作の映画)

4.0

ラテンやブラックミュージックが好きな方でしたら、マストな一作。
音楽の本質がたくさん詰まった素晴らしい映画だったわ。

前作は彼らが世界に名を知らしめたアムステルダム公演を追ったドキュメンタリー。
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.0

これ、絶対IMAX 3Dで観た方がいいわよっ。
迫ってくる恐竜にうぉぉぉぉってなるし、爆音やスクリーン美で臨場感ハンパない。

とか、そんなのを期待して観に行ったのだけれど、のっけからあの首の長い恐竜
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フランシスコの2人の息子(2005年製作の映画)

3.6

これが実話に基づいたストーリーというだけで説明はいらぬ作品。思いのほか良かったわ。

貧乏なのに、子供は量産する。
余計大変なるじゃんとか、だから貧乏なのではなくて?と思うアタシたちは本当の意味で豊か
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グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

3.1

万人から共感を集める映画がいい映画とは限らない。
賛否両論あって、好みが真っ二つに分かれる作品なんちゅうのは、ずっと語り継がれたりするものだわ。

巨匠ゴダールさんが変人で変態で薄気味悪くて、そしてと
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ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

4.2

もー!もー!もー!
どうしたらいいの!?!?
とんでもない、ホントにホントにとんでもない映画!

まずはこのドキュメンタリーを作ろうと思った監督さんの勇気に敬意だし、今でもなお苦しんでいる多くのシリア
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エヴァ(2018年製作の映画)

3.5

官能と誘惑と破滅。
もぅこれだけで十分。
好物すぎる。

人は不思議なものや解らないものにひどく惹かれるものだと思う。

『エヴァの匂い』も、すんごい映画だった。あのジャンヌモローはやばかった。で、勝
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

4.0

期待値低めで鑑賞に臨んだけれど、すんごくすんごく良かった!ずーーーっと目が離せなかったわ。

今でもあるLGBTQの問題だけれど、遅いながらもやっと、やっと、ここまでこれたのは、(もちろん今でもとって
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