ウディアレン。。。
やっぱ天才だ。。。
ホン・サンスが人生は同じことの繰り返しで、そこに絶望せず希望を見出す作家だとすれば、ウディアレンはその反対。
俺たちは抜け出すことのできない輪廻の中にいるんだ>>続きを読む
再見
主観と偏見の映画作家、ウッディアレン。
知識が豊富な故に無知で、愚かで、盲目なウッディアレン。
ウッディアレンの映画を観ていると、どうしようもねぇ奴だなぁといつも思う。
けど、映画って本>>続きを読む
「それから」をみたときにホン・サンスは変態だ!とレビューに書いたが、まさかこんなにも直接的に変態だということを、しかも本人が明言するような形で表現するとは思わなかった。
「息苦しいから裸になりたい」>>続きを読む
こんな残酷な映画見たことない。
死ぬことより生き続けることの方がよっぽど辛い。
ミスティックリバーを見た時と同じような感覚。
この映画の主人公は十字架にかけられたキリストだ。
運命に絡め取られて犠牲と>>続きを読む
なんていえばいいんだろう。
今まさに泥酔状態でデットプールを語ってる感じ。
お前ら、クソやろうかもしんないけど、愛する人を守りたいんだという感じ。
うぜーかもしんないけど、下品かもしんないけど、お前ら>>続きを読む
原作小説の「俺はこの世の前提を問わない」という言葉が好きだ。
映画とはまさにそういう芸術で、前提を問うことは映画にとって全くの無意味だ。
ありありとそこで起こっていることを観ることが映画だ。
リアル>>続きを読む
周囲と同化すると安心する。
普遍的な人間のこんな性質が全体主義的な雰囲気を作り出す。
カメレオンマンばかりのこの世の中で、カメレオンマンにならないことは難しい。
なぜなら、大衆の意志そのものがカメレ>>続きを読む
見栄を張らずにはいられない人間の悲しさ。
立川談志は「落語とは人間の業の肯定である」と言ったが、この映画も見栄を張り身を滅ぼす愚かな人間の態度を笑いで包み込み、まるごと肯定している。
コメディの役割っ>>続きを読む
キムミニの後ろ姿はなぜこんなにも人を勇気付けるのだろう。
それは右往左往、四苦八苦、七転八倒しながらそれでもしっかりした足取りで歩くからだ。
あのメソメソした男ども。
なぜかこいつらにも勇気付けられ>>続きを読む
初めて劇場で鑑賞したけれど、とてつもない青春映画で改めてびっくりした。
親を殺すということ
親を海に沈めるということ
親からもらったスナックを燃やすということ
これら全てを青年の通過儀礼のように描く>>続きを読む
ため息の出る映画。
こいつらは逃げてるんじゃない。そこに止まりたくないだけだ。
いくところいくところ居心地が悪くて落ち着かないから、彼らは肌をすり寄せあって慰め合うしかない。
そこに止まることのできな>>続きを読む
これは起こりうることだ。
と思わせてくれるのが映画だ。
許すことと許されることは、愛し愛されることだ。
最後のあのぶっ飛んだ展開に心救われる。
全ては起こりうるんだということ。
この瞬間がずっと続けば。と思うような今があって、そのままでいれるわけはないから、その今をできる限り引き伸ばしていたいと思うのが人間なのだけれど人間は死ぬのだからそういうわけにはいかない。
自分も死ぬし>>続きを読む
この1日も無駄じゃなかったよな。
と不毛な人生を肯定してくれるような映画。
会話会話会話の連続で、愛の不毛さみたいなものを表現しながら、最後に行き着く諦めの境地。
結局愛を歪ませているのは、色々考えているふりをしてなにも考えていない男の方だ。
自分の信じたいように、信じればい>>続きを読む
こういう映画観るとため息しか出ない。
この世から抜け出すようなため息。
恋敵はサラってトランクに詰めて殺して、恋人の家の前に捨てろ!
生きるために冗談を言える奴がヒーローなんだ。
ほんとうにヤバイ現実>>続きを読む
最高の青春映画。
坂本龍馬があんなダラダラしてんだから、おれだってダラダラしてればいいやと思った。
ダラダラするのが青春だ。
搾取され尽くされて、ゴミ捨て場に打ち捨てられる男。
それでも一瞬の夢を見たのだから、幸せだったろうと思う。
おれも霧島目指してがんばろ
時間軸のリアリティを徹底的に排して、ままならない男女関係を描いていく。
とかそういう大真面目なこと書こうとしたけど、やっぱやめた。
公私混同の神様ホン・サンス。
変態ってあなたみたいな人をいうんですね>>続きを読む
三池崇史は俺のヒーローだということを再確認。
今まで見てきた三池作品の中で、一番心震えたかもしれない。
全力で生きてる奴らが、三池作品の中にはいる。
それはなぜなのかというと誰もが全力で遊んでいるから>>続きを読む
どんなに辛くてもカップラーメンをうまそうに食べれる人でありたい。
見えない花火を見ることのできる人でありたい。
おばあちゃんに膝枕してもらって暖かいと思える人でありたい。
優しくなる覚悟のない弱虫には>>続きを読む
笑いは悪魔のように日常に忍び込んでくる。
笑いは日常から脱け出そうとするポーズなのだと思う。
だとすると、それを規制するルールや常識でさえ笑いのためにあるのではないかと思えてくる。
この映画を観てい>>続きを読む
なんて映画だ!
彼にとって死だけが現実だ。
この映画では、最後、唯一の現実であった死さえ虚構にしてしまう。
生と死、ホントとウソなんて、その区分け自体が嘘なのに、その区分けを意識しないと生きていけな>>続きを読む
転んでも転んでも立ち上がる人たちの話。
柔道という競技は、まさにそういう競技で「転んでも立ち上がる」というメッセージをアクションとして表すのにぴったりな競技は柔道の他にはない。
打ちのめされて打ちの>>続きを読む
映画の完成度がどうとかそういう表面的なことは抜きにして、自分にとって特別な映画。
「どうした。撃て。中川。がんばれ。」
人生はゲームです。
生き残る価値のある大人になりましょう。
かつて、日本と>>続きを読む
こんなにも爽やかな殺人映画があるのか。
「青春の殺人者」を観た時もそう思ったけれど、エンドロールを見て納得。
脚本が長谷川和彦だった。
主人公にとって、司法試験も恋愛も階級闘争の手段に過ぎなかった。>>続きを読む
今までで一番目を背けたくなるような映画だった。
バイオレンス映画は大好きだし、どんなグロいシーンでも直視できるのだけれど、この映画は違った。
なんで直視できなかったのかというと、刺激の強さとかそうい>>続きを読む
シネマートで復活上映見た。
自分にとって特別なこの映画を。
やっぱり、オープニングからずっと泣いてた。
殺すべき奴は殺さなきゃいけないんだ。
そいつを見つけた時、人間は初めて人間らしくなるのだと思>>続きを読む
バスターキートン初鑑賞。
バスターキートンはこの世のルールや常識に刃向かうのではなく、その敷かれたレールに乗りながらそれを茶化す。
身軽さ、強運、ポーカーフェイス、困り顔でどんどん茶化していく。
こ>>続きを読む
時間は血を超えられるのか、血は時間を超えられるのか。
人間は血というしがらみの中でしか生きられない。
人間は時間というしがらみから自由にはなれない。
普通、親子の関係において血と時間というものは両立す>>続きを読む
最高の男泣き映画だった。
これ見てウォーってならない男は男じゃないだろ。
生き残るか死ぬかしかない。
強くなって俺を殺しにこい。
それぞれがそれぞれの論理で行動していて、行動がぶつかり合う。
そこに>>続きを読む
この段階で石井岳龍は、それぞれの勢力のそれぞれの思惑が入り乱れてカオスな暴動になるというスタイルを確立させてたんだと思うと恐ろしい。
あと、君が代と日本国旗などの全体主義のモチーフが登場してくるところ>>続きを読む
再見。大好きな映画のひとつ。
青春の有り余ったパワーを表現仕切った映画。
狂ってるといってしまえば、そうとしか言いようがないのだけれど、有り余った青春時代特有のパワーを持っているという意味では、こ>>続きを読む