狂い咲きサンダーロードの作品情報・感想・評価

「狂い咲きサンダーロード」に投稿された感想・評価

再見。大好きな映画のひとつ。

青春の有り余ったパワーを表現仕切った映画。

狂ってるといってしまえば、そうとしか言いようがないのだけれど、有り余った青春時代特有のパワーを持っているという意味では、この映画の主人公と私たちはおなじだともいえる。

主人公は、青春時代特有のパワーをコントロールするという術を知らなかったというだけで、周りの暴走族とは異質の存在となり、どんどん孤独になっていった。
主人公は孤独になっていることを自覚していない。
手足を切られ、退院したあと徘徊するが、そこでも孤独に苛まれているようには見えない。
「バイクに乗りたい、なのに乗れない」
主人公の苦悩は、青春時代特有のパワーを持て余しているということでしかない。

右翼の大人たち、そして警察という大人たちに迎合していく仲間たち。主人公の生きている理由は、そうしたダサいやつらへの反抗だけだ。

まっすぐで、滑稽で、狂気じみた青春のパワーに私たちは心奪われ、心底憧れる。
魅力的と感じると同時に忌避したくなる。
こうはなってはいけないと自分に言い聞かせる。

狂った映画の魅力はそこにある。
自分の中にある、破滅願望を顕在化させてくれる映画。
gonza

gonzaの感想・評価

3.5
大槻ケンヂや宮藤官九郎が
何度もその映画のタイトルを挙げていた。
それが『狂い咲きサンダーロード』!
石井聰監督の代表作らしく、
TSUTAYAでレンタル用で大量にリリースされてた。
『高校大パニック』とかも置いてあったな、そーいや。
それをみつけて、気になってたんで借りてみた。

あと、主演の山田辰夫
(ドラマ『しゃぼん玉』で長渕剛の舎弟役が1番のインパクト)
死去のニュースもあって、スッと手が伸びた。

感想はなんか…若者の行き場の無い鬱積したエネルギーが、
爆発するさまが観てて、ところどころ胸にグッときました。
観る人が観れば、
暴走族がハデに喧嘩してるだけやんって感じやろーけどさ。(笑)

なんつーか、今も昔も『若者の苦悩』ってやつは変わらない。

『何かをしたいけど何をすればわからない』
『持て余したパワーを何処にぶつけていいかわからない』
『仲間を大切にしたいがどうすりゃいいのか』

…などなど。

ラストで主人公は傷だらけの体でバイクに跨り、
1本道をひたすら走っていくシーンがある。

ああ、コレが全てなんだなって思った。

きっと好きのものはとっくに見つかっていたけど、
どう行動を起こせば分からなかった結果、
自分を傷つけ、仲間を危険な目にあわせてしまった。

けど、走りたかっただけなんだよなぁ、って。

誰にも邪魔されず、自由に。
自分を束縛するものから逃れるために。

なんかあーゆージタバタすることって忘れてた気がする。

衝動で突っ走るまさにパンクな映画でした!

あと、小道具やいたるところの
デザインを泉谷しげるが担当している。
そのセンス、かなりパンク!
ラストの完全武装もいいセンスしてました♪
あと挿入歌にも彼の曲が数曲使用されてました!
エンディングにもボクの大好きな曲
『翼の折れた野郎ども』も流れて、
「うおーッ!かっけーッ!」と興奮♪

あとTHE MODSの曲もバンバン流れてて、
かなりくすぐられました♪

パンク好きにはオススメな映画です☆
…って好きな人ならとっくにみてるよな;(笑)
なまこ

なまこの感想・評価

3.5
泉谷しげるカッコいい…(出てない)
miyagi

miyagiの感想・評価

4.0
ハタチそこそこでこんなドラッギーな自主制作映画撮ったなんて信じられないなぁ。
コンプラ委員会真っ青の直接的な違法行為のオンパレード&ゴリッゴリの右翼登場で、まさにやりたい放題。
揺れるカメラ、暴走するバイク、小林稔侍大活躍。熱量!!
車もバイクも所詮モノにすぎず、ぶっ壊すことを最終目標に据えたオモチャと化してるのが石井流。
ぶっ放すだけぶっ放して、頑張れよ!って立ち去るおっさん好き。
たしかにこれだけ自由に映画作ってしまうと、制約や事情が絡むと厳しいのかも。

ただ、泉谷しげるの音楽がちょっとクドイ。
山田辰夫が芸人のスルメに似てる。
「なんだよ、天皇かよ参ったな」
こいつぁ爆音映画祭案件では。
Naoki

Naokiの感想・評価

4.0
最後、カッコいい決め台詞が来る!と思ったら、ニヒルな笑みだけ浮かべて走り去って行きやがった…。仁さん、あんたって男はよお…。

50年代アメリカの名映像作家、ケネス・アンガーが「フェティシズム」を映画として成り立たせた。これはまさしく長い歴史を持つフェティシズム映画の中の傑作。塚本監督の『鉄男』にも通ずる。

なんだよ最後の北斗の拳みたいな展開は。
METAL666

METAL666の感想・評価

3.8
勧められてハマった
一年に一回は見てしまう
仁さん、カッコいい
言葉も出ないほど素晴らしい映画。こんな映画を大学の卒業制作で作るなんて石井聰亙は天才だ。
見たあとは泉谷しげるやパンタ&ハルのCDを買ってずっと余韻に浸っていた。
norisuke33

norisuke33の感想・評価

4.2
この疾走感!
観たよ



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過去鑑賞分
悪杭

悪杭の感想・評価

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2007年 鑑賞
当時の私は、こういうジャンルを求めていたなぁ...
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