ブレイキングバッドを見直した流れで本作視聴。ドラマシリーズ最終話の、ジェシーが解放されたところから物語は始まる。
「ジェシーがどう逃げ延びるか」を主軸としたストーリーだが、過去を交えつつ物語が進むので>>続きを読む
ボニーとクライド事件に終止符を打った伝説のテキサスレンジャー、フランクとメイニー。最後の最後までボニーとクライドの面相を明らかにしないのは、2人の捜査とリンクしていて演出として良かった。
レンジャー>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ベロニカを育てた男がなぜ彼女を引き取ったのかがまずわからないし、何を生業にしているのかわからないし、どうしてベロニカを殺し屋として育てたのかもわからないし、ブロンドガールハンティングするイケメン高校生>>続きを読む
延々と戦いが続いているだけでこれといった物語がない。
もちろん仲間が死んだり、ちょっとしたお色気シーンがあったりするんだけど、基本戦闘シーンで構成されている。
だから退屈はしないかもしれないけど、正直>>続きを読む
これはスゲーな。
ほとんど倉庫の中だけの限られた空間なのにこれだけの展開ができる。しかもほぼほぼ会話劇だけで。
役に立ちそうもないうんちく(というか屁理屈)でいながら観客の興味を引き、しかもそのキャ>>続きを読む
常に刺激を求めお化け屋敷に通いつめるジョー。
そこでたまたま知り得た、依頼人の求める恐怖を提供するという会社フィアーインク。
映画好きの彼が求めるホラー映画のシチュエーションでの恐怖が、彼の知らない>>続きを読む
怖い怖い!
家庭のある男にとってこれ以上怖いことはない。
世の中で怖いのは、お化けとかモンスターとか殺人鬼とかチャッキーとか、そーゆーんじゃない。地震でも雷でも火事でもなければ、ましてやオヤジなんか>>続きを読む
カリフォルニアのミスコンに出場することになったぽっちゃりオリーブとその家族たちによる珍道中(ロードムービー)。
独自の自己啓発プログラムを記したメソッド本の出版にかけるお父さん。
空軍パイロットにな>>続きを読む
これは真剣にダメなやつ…。
出版社に勤める柄本佑を上司の竹中直人が叱責するシーンから始まるけど、上司が部下に責任をなすりつける、その言説からして今となってはそこら辺の小学生でも拾ってこれそうなフリー>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
黒人がラップミュージックで成功を夢見るという設定自体にはあまり興味は惹かれないけど、ピンプというスラングで呼ばれるいわゆる女衒からのサクセスストーリーには興味深いものがあった。
クライマックスで、D>>続きを読む
スタイリッシュとはほど遠い、まだ泥臭い頃のアメリカ映画。
ボニー役のフェイ・ダナウェイはキュートだし、クライド役のウォーレン・ベイティーはハンサム。
恐慌時代に銀行強盗をしながら旅を続けるボニー達バ>>続きを読む
始まってすぐに抱いた感想、セブンの模倣かな?
死体に「◯◯の罪」と被害者の罪状を書いたメモが残された犯行が次々と行われる。その後、主人公の刑事の嫁さんまでもが標的になる。
展開や動機など別物とはいえ>>続きを読む
ウォールストリートで成功した男の栄光と挫折の実話。
しかしこれは小難しい金融の物語ではない。
サクセスストーリーとも違うし、詐欺師を主題にしたピカレスクともちょっと違う。
ハイテンションのイカレポンチ>>続きを読む
基本的にテンポが良く、間の取り方の塩梅がなんとも秀逸。
この感性だけをもって作品が構築されていて、オーバーな演出や展開に奇をてらい過ぎていないところが好印象。
これはもうセンスだよなと言わざるを得ない>>続きを読む
台詞や展開など、既存のテキストを切り貼りしたみたいで、オリジナリティもなければリアリティもない。
そして役者の芝居もひどい。
ルーシーは日本語ネイティブじゃないからしょうがないにしても、禎司は見るに>>続きを読む
展開が軽妙で役者も監督も楽しんで取り組んでるのがわかる。
色々な仕掛けが流れるようにはまる奪取作戦のプロセスは出来過ぎといえば出来過ぎだけど、ピタゴラスイッチは大好きだ。
ただ、セリフに気の利いた掛>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
開始からしばらくは、だらだらと思わせぶりで無意味な会話があちこちで展開され、物語の主旨が全く見えてこない。
日常的な会話劇か? などと思い、退屈だし鑑賞中止しようかな…と思い始めた1時間過ぎ、やっと物>>続きを読む
今作を観ていると、松田優作のブラックレインを思い出さずにはいられない。
戦後に日本軍の捕虜から日本のヤクザとなった元アメリカ兵(ジャレッド・レト)と日本の暴力団組織との関係性が、ニューヨークから来た>>続きを読む
ウィルソ〜ン!
まさかバレーボールで泣かせにくるとは…。
飛行機が墜落するときの、指先の絆創膏を剥がそうとしている何気ない日常から急転直下。
この静と動の落差というかギャップがすごかった。
途>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
自由の国アメリカで自由を求める若者の生き辛さや、排他的で保守的な南部の閉塞感などの二律背反した社会性を、ロックとドラッグとバイクでつづるニューシネマの名作。現代においても高く評価されている。
だが、自>>続きを読む
降霊術で生計を立てる姉妹。姉のローラ(ナタリー・ポートマン)が場を仕切り、妹のケイト(リリー・ローズ・ディップ)が降霊させる。
それに目を開けた映画プロデューサーが2人を映画に出して今まで誰も撮ったこ>>続きを読む
序盤、記者の藤井(山田孝之)が死刑囚の須藤(ピエール瀧)と出会い、事件を調べ始めるあたりまでは割と退屈だけど(つまらなくはない)、回想シーンが始まって先生(リリーフランキー)が出てきてからは怒涛の展開>>続きを読む
冒頭の登山シーンから稚拙な…、あたかも古い邦画を見ているような時代遅れの演出に、私の嫌な予感が「呼んだ?」と準備運動を始める。
そしてボタン式の信号で手と手が触れてドキ❤︎
って、おいおいどこのちょ>>続きを読む
注目され道警のエースと祭り上げられた汚職警官の栄光と挫折。
陽の当たる男と日陰の女。
など、陰と陽が対比されながら物語が紡がれている。
柔道一筋で警察官になった諸星(綾野剛)が、当時のエースだった村>>続きを読む
秒速1億でおなじみ与沢翼をモデルにしているけどネタとはしてモチーフにしやすいだけに安直な印象。
展開もなんか良さげなオチで物足りない。
ウシジマくんといえば「絶望的な厳しさの中だけにある真理」がうま>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
地味なB級映画と思って観ていたら、ジェームズ・マカヴォイやブルース・ウィルスなんかもちょっぴり顔を出しているし、監督はシックスセンスのM・ナイト・シャラマンで、全然B級じゃなかった。
主人公のケイシ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
状況をすべてセリフやモノローグで説明してくれるし、シガニー・ウィーバー医師はカウンセリング(あるいは聴聞会)で口述してくれるので、展開や心情はわかりやすくてものすごく親切(褒めてない)。
その反面、性>>続きを読む
チェコを震撼させ、ユダヤ掃討を決めたナチス第3の男ハイドリヒを暗殺するための類人猿作戦、その実行犯に焦点を当てている。
キリアン・マーフィーの覚悟を決めた姿と、独特の醒めた眼差しはしびれるほどカッコい>>続きを読む
女王陛下からの勲章を固辞するマエストロ(マイケル・ケイン)と、精力的に映画を撮り続ける映画監督(ハーヴェイ・カイテル)。
友人同士の2人が身近に迫っているであろう人生の終末を意識しながら、アルプスの高>>続きを読む
冴えない教師のニール(サイモン・ペグ)が知らない間に銀河系パワーを授かって全能の力を得る。
なんていうかもう設定から演出から、何から何まで全てが80年代の感性かってくらいに古臭い。
これが2015年>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
前半はまではスカした凄腕の詐欺師がスタイリッシュに活躍していけすかないと感じるが、後半は一転人間臭い姿を見せる。
でも一貫してるのはすべて主人公ニッキー(ウィル・スミス)の意のままに世の中が回っている>>続きを読む
いや随所で笑えるし、ちょっといい話風なところもあるし、さすがクドカンと思えるほどにストーリーは一本ビシッと筋は通ってるんだけど、それを自らぶち壊していくスタイル…。
それもまたクドカンテイストか。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
訓ちゃんがとにかくウゼー。
「子供ってこうだよね~」とか、「男の子ってこういうとこあるよね~」とか、「わかる~」とか、初っ端から一貫してそんな調子だから萎える。
リアルなのは理解できるけどそんなことど>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
かつての輝かしい青春。
10代の頃の根拠のない無双感。
怖いものなど何もなかったね、あの頃のオレたち…。
と、ゲイリー(サイモン・ペグ)と自分を重ね合わせて、しみじみとノスタルジーに浸る。
のもつかの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
怖ェェ、ただ単に怖ェ。
男にとってこれは怖エェ。
部屋が荒らされ妻のエイミー(ロザムンド・パイク)がいなくなり、夫ニック(ベン・アフレック)が失踪の重要人物として疑われる前半から、それと並行しつつエ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ボスに借り(過去の弱み)を返すために強盗グループのドライバーを務めるベイビー。
メンツは都度違うが、みんな一癖も二癖もあるメンバーばかり。
それでも基本的に善人なベイビーは、捕まったあとも被害者から>>続きを読む