SUIさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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パラダイス女子刑務所(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

アメリカからタイに転向した女子高生がクラスメートに目をつけられ、リンチされたので反撃したことで矯正施設送りになる。
しかしそこは矯正施設とは名ばかりの、荒れすさんだ刑務所そのものだった。
そこでは囚人
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スカイバウンド 大地消滅(2017年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

パパのプライベートジェットで、狙ってる女子と友人5人でもってニューヨークからロサンゼルスまで羽目を外しに行こうとしたら、アメリカ本土が核攻撃にあい着陸するところがない。

闖入者のカルトの教祖は何しに
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ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前作のビルという限られた空間内という舞台に代わって、今作では空港でのノンストップアクション。

前作ではテロリストに見せかけたただのコソ泥という救いようのない適役から、今作ではかつて軍に所属していた麻
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

懐かしい。
ブルース・ウィリス若けーなおい。なんといっても髪の毛があるもんね!

とある日経企業のビル竣工兼クリスマスパーティーの場で起こる事件。
そう、時は1988年、ジャパンマネーでアメリカの横っ
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花戦さ(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

天下統一を果たしたもはや無敵の秀吉に花ひとつで勝負を挑む池坊専好(野村萬斎)。
勝算なんかあるはずがないのに、それまで散りばめられ、積み上げられた伏線、綿密に組み上げられた物語がクライマックスで集約さ
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ダンケルク(2017年製作の映画)

2.5

冒頭から延々と、そして淡々と、第2次世界大戦中のドイツ軍によってダンケルク(フランス北端の港町)に追い詰められた連合軍兵士の救出作戦、ダイナモ作戦が描写されている。
行きつ戻りつの攻防はエキサイティン
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二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

かつてその腕前でその名を馳せたが、トラブルを起こして転落した元二ツ星シェフのアダム(ブラッドリー・クーパー)。
クスリと酒を断つと約束して、新天地ロンドンで昔の仲間のトニー、ミッシェル、マックスと、新
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ウォー・ドッグス(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

金持ち相手の個別マッサージで生計を立てているデビッド(マイルズ・テラー)が、友人の葬儀で再会した幼馴染みのエフレム(ジョナ・ヒル)に誘われて合法的な武器入札の仕事で大金を稼いでいくサクセスストーリー。>>続きを読む

コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団(2016年製作の映画)

1.0

もはや日本のお家芸ともいえる、アイドル俳優を賞でるためだけにあるような大量生産系ジャンクムービー。
ジョニー・デップの娘がどんなもんか興味があったから見たけど、まったくもって時間の無駄だった。

映画
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ブラック・スネーク・モーン(2006年製作の映画)

4.5

田舎町に暮らすラザラス(サミュエル・L・ジャクソン)は、孤独な日々を送っていた。ある朝、彼は道端で半裸のまま血だらけで倒れていた女性レイ(クリスティーナ・リッチ)と出会う。レイは幼少期の虐待からセック>>続きを読む

愛の渦(2013年製作の映画)

2.8

始まってからしばらくは、この打ち解けない感じが妙にリアルだなと思ってたけど、それがいつまでたっても打ち解けないのは逆に違和感を覚える。
それぞれ1回戦が終わっても、しつこいほどに繰り返されるたどたどし
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ダーク・プレイス(2015年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

寄付金で生活していた一家惨殺事件の生存者のリビー(シャーリーズ・セロン)。生活に困窮していた彼女は、過去の事件を研究している「殺人クラブ」の代表者ライル(ニコラス・ホルト)から提示された支援金につられ>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

現代人のギル(オーウェン・ウィルソン)は少しひねくれたところがあって、非社交的でめんどくさい奴なのに、すごく魅力的。
また、彼の婚約者のイネス(レイチェル・マクアダムス)が憧れている知識人ぶったポール
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花宵道中(2014年製作の映画)

2.0

作中で、女郎は昼見世も張らずにふらふら遊び歩いているし、廓詞を一切つかわず、喧嘩をする際も現代的な口調で罵り合う。
艶も色気もあったもんじゃない。

それが、そういう独自の世界観なのか、火事で焼け出さ
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ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

1.0

ジョニー・デップとベニチオ・デル・トロがラスベガスでラリっている姿を延々と見せつけている、ただそれだけの映画。
このノリにはちょっとついていけない。

キャメロン・ディアスやクリスティーナ・リッチも出
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ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

4.5

嵐の雨の日にタイヤがパンクしてしまった若いカップルのブラッドとジャネット。助けを呼ぶための電話を借りに尋ねた屋敷で開かれていたハレンチなパーティーに巻き込まれて…という内容。
ストーリーは散漫だけど、
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.0

自らを人工的に進化させるための儀式…、
全ての古い生命体を贄として 生命の実を与えて新たな生命体を創り出す…、
すべてが太古から定められた絶滅のプログラム…、
それがNERVのいう人類補完計画であると
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.5

ロードショー時に本作を映画館で観た後、ふとどんな話だったっけ?と内容が思い出せなかったのだけど、何度か見返してみてその理由がなんとなくわかったような気がする。

新キャラのマリや2号機のビーストモード
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.0

新劇一作目なのでまだ風呂敷を広げ始めたといったところ。
シンジとミサトの出会いからヤシマ作戦までが描かれている。
今作の見所としてはより洗練された演出だけで、ストーリーとしては旧作から大きな変更は見受
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諜報員ジャック・モルナール(2016年製作の映画)

2.5

淡々としていてあまりハラハラしない。
ジャックの目的ももひとつはっきりしない。
それはトロツキーに関する知識が自分にはないので要因としてはそれが大きいのかもしれないが、それを別にしても物語に波があまり
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ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

2.5

冒頭からあまりワクワクしないエピソードが続く。
というよりは、引き付けられるシークエンスはあれど、盛り上がりの途中で尻つぼみ的に収束してしまう。
作品として描きたいことがクライマックスでの展開に集約さ
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月曜日のユカ(1964年製作の映画)

4.0

「愛するっていうのは、尽くすことだよ。尽くすってことは、男を悦ばせることさ。男を悦ばせるのは、女の生き甲斐なんだよ。だいいち、愛なんてのは理屈じゃないんだ」
という母ちゃんの教えを守って、男を悦ばせる
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フロム・ヘル(2001年製作の映画)

2.8

切り裂きジャックを追うアバーライン警部(ジョニーデップ)。
狙われるのはニコル組の娼婦達。

被害者は性器を切り取られたり内臓をえぐり出されたりと、犯行の手口は残忍で、だんだんとエスカレートしていく。
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クロッシング(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

昇進を夢見る潜入捜査官のタンゴ(ドン・チードル)、家族のためなら現場に残された金を横領することも厭わないほど、どうしても金が欲しいサル(イーサン・ホーク)、そして事なかれ主義でやる気のないエディ(リチ>>続きを読む

男たちの大和/YAMATO(2005年製作の映画)

4.5

大和乗組員だった内田(中村獅童)の娘(鈴木京香)が、亡き内田の遺骨を大和が沈んだ現場に、かつての戦友だった神尾(松山ケンイチ=仲代達也)に連れて行ってもらうよう依頼するところから物語が始まる。
その道
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銀魂(2017年製作の映画)

1.3

福田雄一だし、なんか評判いいし、ちょっと期待しちゃおうかな…、てなノリで鑑賞。

しかし、この作品の持つ暑苦しいテンションがダメだった。

それこそが原作のパワーなのかもしれない。

考えてみれば原作
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ブラウン・バニー(2003年製作の映画)

1.0

ひとつひとつのシーンが無駄に間延びしていて、だいぶ冗長。
もう冒頭のレースシーンからしてげんなりしてしまった。

そこで起きている出来事も、これといった脈絡も見られずなし崩し的に展開され、セリフも極端
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ゾンビ・サファリパーク(2015年製作の映画)

4.0

ゾンビをひとつの島に閉じ込めてアトラクションにするっていうのは、個人的に思っている「ゾンビ物をどう完結させるか」という永遠のテーマのひとつの解答として、なかなか秀逸なのではないだろうか、と感じる。>>続きを読む

失われた少女(2018年製作の映画)

3.0

子供の頃、親友がパタゴニアで姿を消した。昔の失踪事件が忘れられない女性は、警官となった今、答えを出そうと再捜査を始める。自らの身に迫る危険も知らず…。
というのがNetflixの紹介文。

物語に破綻
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

まず驚いたのが、舞台が来年(2019年)であること。
そして更に目を疑ったのが、その翌年に東京オリンピックが開催される設定になっていたこと。
リアルじゃん! 
妙なシンクロに驚愕を禁じ得ない。
こんな
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亡国のイージス(2005年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

うーん、茶番。

冒頭の防大生の論文として、国防というシステムの矛盾や日本人のイデオロギーである恥の概念も放棄され国家としての在りようも失った亡国…と、今作の根幹にかかわることを謳っているけど、今とな
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アメリカン・クライム(2007年製作の映画)

3.0

なんて胸糞悪い…。

親の仕事の都合で、週20ドルで預けられたシルビア(エレン・ペイジ)と妹のジェニー。
預けられた先の母親ガートルード(キャサリン・キーナー)から、しつけと称した凄惨な虐待を受けるこ
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俺は、君のためにこそ死ににいく(2007年製作の映画)

3.0

特攻隊員たちの群像劇。

妻を残して三度出撃するも、三度戻った田端(筒井康隆)。

先に特攻で逝った仲間が、自分が行くまで靖国神社の前で待っているという坂東(窪塚洋介)。

朝鮮人なのに特攻に志願した
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アメリカン・レポーター(2016年製作の映画)

2.0

ニューヨークのテレビレポーターが、心機一転、アフガン紛争の従軍レポーターとして現地に赴く。

そんな戦場ジャーナリストの日常を描いているのに、物語は割と退屈。

たまに起こるトラブルは制止を振り切って
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DOPE/ドープ!!(2015年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ひょんな事でドラックが転がり込んだために繰り広げられるドタバタストーリー、というもう悲しいまでに使い古されたお馴染みの鉄板ネタ。

新鮮なのは手に入れたのがスクールカースト最底辺のギーク(オタク)とい
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野火(2014年製作の映画)

3.5

第二次世界大戦、レイテ島に送られた日本兵のサバイバル。

もう戦争どころではない、兵隊としての責務はもちろん、人としての矜持も理性も吹っ飛んだ、生存本能だけが残された世界。
そこは地獄絵図そのものだっ
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