ねまるさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.5

最近、海外の映画の製作ニュースで、Netflixって書いてあると嬉しくなる自分がいる。
あ、世界と同時に観れるんだ、って。
そのおかげで、映画館やレンタルでは観なかったかもしれない作品と出会えるし、観
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ケス(1969年製作の映画)

3.6

イギリスの北部の田舎町
炭鉱で働くしか将来の見えない少年
リトル・ダンサーを思い出してがん泣きする。

ビリー、やっぱりビリーなのか。

何かやりたいことを見つけて、一生懸命になる子供の姿、、
とても
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ハットンガーデン・ジョブ(2017年製作の映画)

3.6

史上最高額の宝石を、
ロンドンの高級店街ハットンガーデンから
盗み出した泥棒は、
平均60歳以上の老人たちだった、
という実話に基づく映画。

主人公は、元ベテラン泥棒の老人たちを集め計画を指揮した男
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ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

3.6

私、ラブストーリー得意じゃなかった。
特に静かで、台詞が少ないタイプの映画。

それほどまでに、この映画は、
よく知るラブストーリーだったのだ。

夜遊びで、田舎暮らしの鬱憤を晴らす祖父母と暮らすひね
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スパイの妻(2020年製作の映画)

-

映画とは、総合芸術だと、
私はそんなことも忘れていたのかもしれない。

私はいつからか、
脚本とキャストを特出して愛するようになっていたし、
偏食が進んで、好みのものしか口にしないようになっていた。
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

3.4

恋愛関係の一切ない、男女バディものの
コンビネーションがカッコいい。
2人の関係性が良かった。

綾野剛の感情の動の演技はさすが。
あなたの娘が死を望むと言ったら?と聞かれた時の、は?そんなわけねぇだ
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ノエル クリスマスに生まれた奇跡(2017年製作の映画)

3.0

Amazon Primeにあるのに、
Filmarks上では74人しかいないという
なんともマニアック作品。

でもね、私の好きな俳優さんの名前が、
オープニングもエンドロールも
1番最初に出るんです
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.9

日本に今、佐藤健と新田真剣佑という俳優がいて良かったなと思う仕上がりの本作the final。

どんなに優れた原作があっても、どんなに優れた作品の続編でも、
この2人、今作では新田真剣佑がいなければ
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.0

"Aren't you worried?" 不安か?
"Would it help?" それは役に立つのか?

スティーブン・スピルバーグ監督
トム・ハンクス主演
マット・チャーマンの脚本は、コーエン
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.6

タイトルロゴが出るまでの
政治的文脈の説明と、主要人物紹介のテンポが最高で、
始まりからワクワクする。

政治的でありながら明るくPOPなオープニングはこれから始まる2時間の映画があっという間に終わっ
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ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

3.8

突如、置かれた環境で、
なんとか生きようと足掻く高校生の姿が
カッコよかったし好きだった。
武器なんて何も無くても、襲われる仲間を助けるため体当たりをしたり、
指から血が出て、肩が壊れそうになっても野
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.6

Pizza!!😆🙌

サイモン・ペッグ×ニック・フロスト
2人がわちゃわちゃしてるだけで、
もう愛らしい、かわいい!!
一生2人でそうやって楽しく作品を作っていてね。

主演はもちろん、脚本もこの仲良
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.1

シリーズ1作目、
大好きすぎる世界観だったパディントン。

律儀なクマとクマと暮らす家族の
愛らしくて、可笑しくて、ジーンとなって、優しくなれる、素敵なお話。

2作目になっても健在で、
変わらず素晴
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パディントン(2014年製作の映画)

3.9

子供向けでありながらも、
大人もターゲットにしていて、
かといって深いテーマを内包させるのではなく、
老若男女が誰でも好きな、楽しさとあったかさをもった作品。

私ももちろん好き。
パディントンを、ク
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.2

物語に意味はあるか。
真実にのみ意味があるのか。

時として、1つの物語は、
何かを変える力になると私は思う。
誰かの真実を追い求めることが幸せではないし、
一人一人に問題を抱え、苦しみながら生きてい
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

今村夏子の『ピクニック』は読んだことは無いけれど、
土井裕泰の『花束みたいな恋をした』を観て、何も思わない人間ではいたくないと思った。

本や音楽や映画などのカルチャーを、
観たり聴いたりして、心を動
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.6

岸井ゆきのと成田凌の
恋愛映画という認識でしたが、

2人はもちろん脇を固める方々まで
みんな上手い人たちばかり。

岸井ゆきのは、
共感には少し遠いが、1人の人間としてテルコを愛せるキャラクター作り
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.6

「ハリウッドでは韓国映画と言われ、
韓国ではアメリカ映画と言われる」
というこの作品。
間違いなく、アメリカ映画だった。

80年代韓国から移住してきた家族が、
アメリカでの成功を夢見、生きていく。
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

古沢良太は裏切らない。

ダー子たちの仕掛けるトリックの面白さだけのドラマだったら、これは3点。

どうトリックを仕掛けたかは面白かったけど、行き着く先は予想通りだったから。

でもね、
親の愛を知ら
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ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

4.0

"The Guernsey Literary and Potato Peel Pie Society"
邦題のがまだ分かる、なんのこっちゃな原題。
再生するとすぐ分かる、このタイトルの意味と、これ好き
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マッチポイント(2005年製作の映画)

3.7

最初は苦手だと思った。
よくあるタイプのラブストーリーの展開な上に、主人公に共感出来ないタイプで、
始まりから終わりが予見出来たような気がしていた。

エミリー・モーティマーが可愛らしくて、純粋で魅力
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カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

3.4

観賞後のみなさんの評価が高くない印象でしたが、面白さとしては3点。
ただ、ストーリー展開が1点。
何故1点のストーリーに3点の面白さがあるかといえば、
数人の5点の役者なのだと思う。

藤原竜也といえ
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.0

合わないノリのコメディを
2時間映画館で観ることって、
苦行なのだなと思いました。

銀魂シリーズは面白かった、
福田系内輪笑い。
あれはストーリーがあった上での小ネタ挟みだけど、
ストーリーも何もな
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

コロナ禍に公開されると制作当時は思っていなかっただろうけど、
こんな世界でこそ、娯楽として観て欲しい作品だなと思った。

みんなが望みに甘えた世界がどうなったのか、その世界は今の現実と同じだ。
放送を
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SPY/スパイ(2015年製作の映画)

3.6

私もスーツでキメキメなジュード・ロウをサポートするCIAの事務やりたい。

後ろに敵がいる!とか
こっちで車は手配しておくから!とか
音声で、バックアップすると、
反射する物に自分自身を映してニコって
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ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

3.7

チャニング・テイタム主演、
アダム・ドライバー、ダイエル・クレイグ共演。
ってだけで、なんて楽しみになるメンツ。

この3人で何を撮りたいか考えるだけで、楽しそうだけど、この作品はアクションコメディっ
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カウボーイ&エイリアン(2011年製作の映画)

3.2

ジョン・ファブロー監督作品
その名の通り、
カウボーイ&エイリアン。
西部劇×SFなんだけど、、、。という感じ。

良いところを挙げるとすれば、
・ダニエル・クレイグのカウボーイルック
細い腰にキュッ
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プレッシャー(2015年製作の映画)

3.5

たった200m。
たった200mの水深は戻れない。

少し上に泳ぐと、海面出れるのではないかという希望がむしろ絶望だ。
圧縮された体内の気圧で全身が痛み、血が溢れ出すという現実。
4人だけで取り残され
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

4.1

大事なのは、
事件が起きたこと自体でも、
黒幕・主犯は誰かでもなく、
なぜその事件に至ったのか、その過程なのだと思う。

ありふれた大学生4人は、
大学の図書館にある、鳥の絵を書いた12億の蔵書を盗む
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.2

2021年
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

レビューをしていなかったと反省して、
英国好きな今、再鑑賞してレビュー。
初めて観たのは、ゲイリー・オールドマンのターンだ
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

3.7

副題、、、
なしのが良かったんじゃないだろうか。
どんなにお客さんを呼ぶためでも、作品自体の価値を下げる副題はダメだ。

勝手に、実際に起きたことをフィクションにした系だと思っていたんだけど、元々小説
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セルフレス/覚醒した記憶(2015年製作の映画)

3.5

本作のターセム・シン監督は、
『落下の王国』と同じ監督だという。
地上波放送に伴って、こちらを観てみたいと思っていたけど、
今作は思っていたより普通?

余命僅かな大富豪が、
若い男の体に自分の知性を
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.7

物語の姿を掴むより、
この街やアメリカの姿を掴もうとするより、
これは"演技バトル"だ、と思った。

役を通して、一人一人の役者が、
インスタで30秒とかの名場面で出てきそうな演技をずっとしている。
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ゴスフォード・パーク(2001年製作の映画)

3.9

マギー・スミス、クリスティン・スコット・トーマス、チャールズ・ダンス、ヘレン・ミレン、デレク・ジャコビ、トム・ホランダーなどなど、
挙げればキリがないほど、英国人まみれの豪華キャスト。

勝手にイギリ
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.3

こういう作品を楽しんで観られなくなったらいけないよな、と思いつつ、
しょーもな、と飽きてしまった作品。

どんなにリアルにCGが動いても、
どんなに豪華なキャストが声を演じていようとも、
結局は人間が
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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.6

『エジソンズ・ゲーム』
って邦題には少なからず、
『イミテーション・ゲーム』を感じさせて、私にとっては完璧だったあの作品と比較してしまうの堪えるのに必死。

原題は、"The current war"
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