『衝撃のラストセッション』
「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督の出世作。ジャズドラマーを目指した過去がある監督が自身の経験を投影して制作した映画で、低予算ながらアカデミー賞三部門を受賞した>>続きを読む
ある意味、これも『落下の解剖学』。
前評判が高かった映画ですが、確かにとても面白い作品でした!
本作はストーリーに関する前情報は一切入れずに観たほうが良い作品なので、以下、ストーリーについては一切触>>続きを読む
観るたびに新しい発見がある映画。そして、大好きな映画です。
オールタイム・フェイバリットの一本。観過ぎてて逆にレビューが書きにくい作品でもありました。ブルーレイもサントラも持ってるのですが、定期的に>>続きを読む
『この小説には、”黒人らしさ”が足りないんだ』
小粒ながら、今年度アカデミー賞で作品賞はじめ5部門でノミネートされている本作。
「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」を撮ったライアン・ジョンソン監督>>続きを読む
割と評価が高いんですね・・
個人的には、なんじゃこりゃ?映画だったのですが、評価が高いことに驚きながらこれを書いています。
一応監督の作品は初期の「レイヤー・ケーキ」からほとんど観ているのですが、>>続きを読む
クエンティン・タランティーノらしさが詰まった作品
2015年の監督8作目。主要なキャラクターが8人だったり”ヘイト”の中に8がデザインされていたりと、様々な場所に8(エイト)が散りばめられているのは>>続きを読む
心の中に蘇る極彩色の風景
「PERFECT DAYS」で日本の侘び寂びを見事に描いたヴィム・ヴェンダース監督の1985年作品。オールタイム・ベストに挙げる人もいる名作中の名作がスクリーンで観られると>>続きを読む
ガイ・リッチーらしいテンポ良い戦争映画
米興行収入ランキングで、公開当時数週に渡って上位をキープしていた作品。たしか『ガイ・リッチーのコヴェナント』が原題だった気がしますが、邦題あるあるで、~約束の>>続きを読む
『最後の最後まで結末が読めない、完成度の高い映画』
前レビューに続き、ジュスティーヌ・トリエ監督の作品。カンヌのパルムドール受賞、ゴールデングローブ賞に続きアカデミー賞でもノミネートされている作品で>>続きを読む
”自由”と”身勝手”のバランスの難しさを感じる作品。
今年のアカデミー賞で作品賞や監督、脚本賞など5部門にノミネートされているジュスティーヌ・トリエ監督の「落下の解剖学」の予習として視聴しました。>>続きを読む
お仕事終わりの解放感に忍び寄る悪夢。
「ボーはおそれている」の予習で観た映画「アフター・アワーズ」。
ニューヨークで働くエンジニアのポールは内気で心配性の男性。
仕事が終わり、まっすぐ家に帰るのも>>続きを読む
『ボーがおそれるのもしょうがなかった』
「ヘレディタリー/継承」「ミッドサマー」に続く、アリアスター監督による悪夢。年末年始にインフルエンザで寝込んでいたのですが、ちょうどその時に見た悪夢のような映>>続きを読む
冒頭7分間、長回しによる衝撃の銃撃戦映像。
現在開催中の『ジョニー・トー 漢の絆セレクション』内の一作として現在劇場でリバイバル公開中の作品。2004年、香港を舞台にしたクライム・アクション映画です>>続きを読む
良くも悪くも、安心して観られる日本映画でした。
映画はいつも一人で観るのですが、今回訳あって何人かで観に行くことになり、詳しいんだったら選んでよ、と。(映画好きあるある)
考えてみると難しいもので>>続きを読む
盲目の鍼灸師が”目撃”した真実とは。
2023年韓国国内映画賞で25冠、年間最長No1記録を樹立したサスペンス・スリラー作品で、前評判がとても高かった作品でしたが、実際素晴らしい作品でした。
時代>>続きを読む
ダム・マネーとは、ダム(愚か)な金のこと。
巨額の資金を動かしてあぶく銭を儲けるヘッジファンドが、小口の個人投資家をバカにした時に使う言葉だそうです。
本作は、そんな小口の個人投資家たちが結束して>>続きを読む
チェ・ジフンのあふれる男の色気が半端ない映画でした。
今年日本公開された2021年の韓国作品。主演は、数多くのドラマや映画に出演するチェ・ジフン。日本でも人気のある俳優さんらしく、劇場には多くの女性>>続きを読む
『民を思う二人の男の物語』
2月9日に公開される「梟ーフクロウー」の前評判が良く、その予習として鑑賞した映画です。
2017年に韓国で公開されて大ヒット、国内の多くの映画賞を受賞した作品。出演陣も>>続きを読む
思春期にありがちな 『勝手に部屋に入ってくんなよ』、な映画。
若干40歳にも関わらず、「ソーシャル・ネットワーク」や「グランド・イリュージョン」など多くの作品で主役を演じたジェシー・アイゼンバーグが>>続きを読む
ストーリー、映像、衣装、音楽、俳優、全てに完璧と思えた映画でした。
本作は初日に観ていたのですが、ゆっくりレビューしようと思っていたら、随分遅くなってしまいました。ちょっと長くなるので、以下の順で書>>続きを読む
戦車同士の戦いに特化したアクション映画
戦車同士の戦いといえば、映画のクライマックスにハイライトとして描かれる事が多いと思いと思いますが、この映画は戦車同士の戦いだけで一本の映画にした珍しい映画。>>続きを読む
笑って泣けて、切なくもなる、素晴らしい映画でした。
Youtubeのシネマンションでも大絶賛されていた本作ですが、確かに、この分野では久しぶりの突出した面白さでした👍
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舞台は韓国と北朝鮮の国>>続きを読む
カン・カン・カン・カン・・・、かん高いビル工事の金属音の横を縫うように、足早にシネ・リーブル梅田へ向かう。
阪急中津駅に隣接する古びれたタクシーの駐車場では今日も運転手達が燃料補給の合間に雑談を交わ>>続きを読む
『この世界観はいつか大化けするかも』
若きリトアニアの女性監督が大規模な自国ロケで完成させた、オリジナルストーリーのファンタジー世界。低予算ながらVFXを駆使した映像は、文明崩壊後の退廃的な的な近未>>続きを読む
『今なお色褪せない、映画的アニメーションの傑作』
東南アジア某国に派遣された自衛隊。武装勢力に包囲された危機状態で発砲許可を求めるも、答えは『こちらからの発砲は許可できない』という無情なもの。
そし>>続きを読む
『彼は死なないんじゃないの。死のうとしないだけ。』
「ランボー」や「ターミネーター」などが大好きな監督が80年代アクション映画を目指した作った映画で、ある意味懐かしさもある、最高のハチャメチャアクシ>>続きを読む
パク・チャヌク監督らしい変態映画でした😅
サラ・ウォーターズの『荊の城(いばらのしろ)』原作ながら、舞台設定を1939年の日本統治下の朝鮮半島に、結末も異なる作品に作り変えてしまったパク・チャヌク監>>続きを読む
『互いの名は知らない。だが色は知っている』
あのレザボア・ドッグスが鮮やかに蘇って大スクリーンで観られるとあって、後悔しないように観てきました。
本作は、1990年代、擦り切れたレンタルVHSテー>>続きを読む
『さあ、ヴァルハラへお行きなさい』
2022年に日本でも公開されていた映画でしたが、観れていなかった映画。好きな分野なのでレビュー作成に時間がかかっていたのですが、ようやくまとまったのでレビューを上>>続きを読む
「日本では不幸にも新年から、地震による多くの人命被害と物質的損害をこうむったとの知らせに接した」
新年早々に発生した能登半島の大地震に対し、岸田首相を『閣下』と称する奇妙に丁寧な見舞いを送ってきた金>>続きを読む
エロい妄想が美しい映像とともに流れていく映画でした。
印象的なパケ写のおかげで根強い人気がある本作。先日観た「ロブスター」の濃さにやられてしまっていた私には、ちょうどよいライトな作品でした。
本作>>続きを読む
『それが答えだったのね』
本作は2021年 ドイツのSF恋愛映画で、同年日本でも公開、また2022年アカデミー賞 国際長編映画賞でドイツ代表作として出品された映画。今回はアマプラでプライム無料視聴し>>続きを読む
「哀れなるものたち」の予習として、ヨルゴス・ランティモス監督の本作を視聴。
以前から度々Clipしていつつ、何となく合わなさそうと思っていた映画でしたが、残念ながらその通りの感想となってしまいました>>続きを読む
『日本未公開、高評価のお仕事映画』
映画好きの元アメリカ大統領、バラク・オバマ氏が、毎年年末に発表している『今年の映画』。本作は2023年に選出された作品で、私自身も今年新しく観た映画の中では一番面>>続きを読む
『一見、スタイリッシュでテンポの良いSFコメディですが・・』
メディアの2023年の映画ランキングで上位に入れていた方が何人かいらっしゃったので、視聴してみた映画です。
■ どんな映画?
20>>続きを読む
『美しいモノクロームのパリの風景』
冒頭5分、美しいパリのモノクロームの街並みを観ただけで魅了されてしまった作品。まるでモノクローム写真の名匠アンリ・カルティエ・ブレッソンが撮影した1950年代のパ>>続きを読む