小津安二郎映画が確立したには訳がある。
同じようなことを描いているように見えても、近づいてみるとその細部への拘りにハッとする。キューブリックやスピルバーグのように次から次へと違うジャンルを開拓していく>>続きを読む
ジムジャームッシュの映画。
自分の映画をジャンルとして確立できることは凄いことだと思う。私の中ではジムジャームッシュ、ウディアレン 、ウェスアンダーソンとタランティーノくらいかもしれない。こうして書き>>続きを読む
頑張ったことは認める。でも、もっと頑張る余地はあった。気持ちとしては、ゲド戦記を見ている感じだったかな(いい話のはずなのに伝わりきれない)。物語の本質をあんまりにも抽象的、かつ、伝わらない抽象さで描い>>続きを読む
私のトプ画からもお分かりかもしれませんが、この映画の公開をこれでもかという程に待ち焦がれました。ウェスアンダーソン映画は、もうジャンルだと思う。彼の映画はウェスアンダーソン映画にしか属せないのではない>>続きを読む
激しかったな。
というのが映画館を出た後の率直な感想。
個人的にはすごく楽しめたけど、所謂傑作かと言われると、私の中ではまだ何か物足りないところがある。まぁ傑作になるかどうかなんて結局は運だと思うので>>続きを読む
ベネディックカンバーバッチ、これは久しぶりの満点演技なのではないでしょうか。乱暴で強いカウボーイであるフィルも本当はそのうちに弱く脆い一面を持つ。そのあまりにも繊細な心を守るために、わざと乱暴に振る舞>>続きを読む
まだちゃんとした映画を撮っていた頃のニコラスケイジ。目も輝いてるし、、普通にかっこいいな。
映画自体はそうだな、特に記憶に残ることがない。悪くも、良くも、、なかった。これぞ時間潰しにちょうどいい映画か>>続きを読む
WTF????
正直、好きじゃないですね。
クエンティンと関わりのある映画でなければ20分くらいで切り上げていた気がする。暴力を見せて暴力に抗う、という表現形式かもしれないが、もはや見せびらかしてい>>続きを読む
楽しかった!!
ダー子もぼくちゃんも、リチャードも大好き。
もちろんジェシーもスターも😭
ドラマから映画になったものってハズレが多いのであまり映画館で観ないようにしてるんですけど、これだけはどうして>>続きを読む
結構好きかもしれん。
誰かと合うって、時間によって決まるものではないですね、決して。
そりゃ自分が捨てられる側だったら耐え難いが、したくない、迷いのある結婚ならしない方がいいと言ってくれる友達が居る>>続きを読む
時間がない人は、これを観ないことをお勧めする。絶対に全作品見返したくなる。
たしかに改めて見ると全イギリス俳優が出ているんじゃないかってくらい豪華。こんなにも素晴らしい俳優たちが脇役を固めてくれたか>>続きを読む
母親の無償の愛、これに尽きる。
もちろん堅さはある、もう少し上手く作れたのかなと思う一方、創作者の純粋なさを垣間見得た気もした。
母親は偉大ですね。
死に際にまで娘に素敵な夢を魅せてあげるなんて。何>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
うーん、うーん。
わたしにはこの映画がこんなにも評価が高い理由が分からない。スパイダーマンは大好きなシリーズだったし、アニメのマルチユニバースも個人的に凄く響いたけれど、これはあまり頂けない。
最初>>続きを読む
これが2019年の女スパイ映画か。
最初はニキータのリメイクかと思ってしまった。でもちょっと違うな、アトミットブロンドやレッドスパロー要素もあるようなないような。とりあえず色んな映画からいいどこ取りし>>続きを読む
“Only killed two people in my whole life.
One hurt my mom.
One hurt you.”
最後の20分。FBIが銃を構え始めてからその後のこ>>続きを読む
すごいキャストですね。
初々しさが残るジュリアロバーツとデンゼルワシントン。これはこれで良い。
ペリカン文書が事実であろうとなかろうと…この考え方が恐ろしい。でも思い込みは確かに更なる”悲劇”をおた>>続きを読む
2022年の一本目、めぐり逢えたら。
今年も良い映画に沢山出会えますように。
When Harry met Sallyの時からメグライアンの可愛さにメロメロでした。なんでしょう、話し方?雰囲気?とり>>続きを読む
ウディアレンがミッドナイトインパリで示していたように、誰しも憧れのbelle epoqueがあると。私にとって映画の黄金年代はやっぱ90年代だな、とこの映画を見ながら思ってしまった。この頃の映画はどう>>続きを読む
Don’t look up! Don’t look up!!
始まりはどうあれ、現代社会はプロセスを通じて本質を全て変えてしまう。そうなるともはや、本質の追求になんの意味も残らず、私たちは流れに沿っ>>続きを読む
どこまでが現実でどこからが夢なのか。
欲望は、どこまでも私たちに付き纏う。現実で打ち勝っても、夢では思うがままに操られる。
これが、美しいフランス映画なのではないかな。美しいって何もピュアであること>>続きを読む
そんなに期待はしてなかったけど、真剣に捉えなければなかなかに楽しめる、という映画でした。
Things have changed, Market’s tough.
I’m sure you can >>続きを読む
“It's the manners that make a man
But the hammers that break a man”
とりあえず言わせて欲しい、エンディングソングがめちゃ好みである>>続きを読む
目を引くキャストも、画力もない(失礼かな)。でも、本当に良いものはそれで埋もれたりしない。少し埃を拭き取り、目を向ければ、全てを引き込んでしまうほどの威力を発揮する。
短いし気分転換に観るか、と修論>>続きを読む
これは、高評価を付けずには居られない。
ユーモアが画面から溢れて出てきそうなくらい。皮肉っているのに、その対象すら愛くるしく見える。
観終わって知ったのですが、これはユロおじさんの二作目なんですね。>>続きを読む
多分この映画は私が今泉力哉作品に求める全てが詰まっていた気がする。男女の微妙な関係。少し曖昧だったり、信じられないほど気まずかったりする。どこで曖昧が始まり、どこでそれが終わるのか。終わっても尚空気中>>続きを読む
トニーレオンは、目で語る。
目で哀愁を語り、目で愛を語る。
それはもはや演技のレベルを超えており、トニーレオンという人が与えられたギフトだなとしみじみ思う。
まぁ、マーベルだしそんな踏み込んだ感情面>>続きを読む
これは、いいな笑
主人公ハッチの、禁欲後の爆発が清々しい。
ハッチ、そして観る人が抑圧されるほど、その後解放された時に得られる快感が大きい。でも、一歩間違えるとその快感とはすれ違いになってしまう。なの>>続きを読む
これ、なんでwrath of manを直訳した放題にしなかったのでしょうか。すごく安っぽく感じてしまう。
ステイサム映画だから爽快感を求めて観ていたのですが、気づいたら凄くのめり込んでいた。復讐は終>>続きを読む
歌や歌声は頂く。特にエヴァンの透き通るような歌声は素敵だった。でも、話の進め方や締め方は頂けない。
結局、何がポイントだったのかな。
誰しも心に抱えるものがある、それでも一人じゃない?そうであれば、>>続きを読む
もし、こんなにも可愛い人たちに囲まれたならば、私も飛んで火に入る夏の虫のような人生を送っていたのだろうか。現実、私の周りには彼らのように無茶ばかりする、所謂社会の辺縁に属するような友人も居なければ、居>>続きを読む
これは、素晴らしい。
リアルな出来事と、それを描いたTTBの間で交差しつつ、話が進んでいく形式。ミュージカルでであり、伝記映画でもある。
ジョナサンラーソンという人間が本当にわかる映画だったと思う。>>続きを読む
二人のわざとらしい、漫才かのような会話がいいですね。正直話自体に大した期待を抱かなかったけど、絶対笑わせてくれるだろうとは思ってた。
脳死映画については多く語らない。これはモットー。弾けて散って、終>>続きを読む
好きな人と、好きなところで、好きなことをして、好きに暮らす。
忙しすぎる日々、その隙間時間で選んだこの映画は、私の心を最大限な癒してくれた。結局、これが人生の醍醐味なのかな。カンパニオーを見つけて、>>続きを読む
普通で居たくないから漠然と何が凄い将来を見据えて頑張ってみる。でも、本当はその過程で、今目の前に存在する大切な瞬間を逃していたりする。
まず、好きです、この映画。
どうせまたいつものふざけたライアン>>続きを読む
まぁ、これが日々の生活だよね。
大きな衝突なんてそんな起きやしない。
うまくいくことがあったり行かないこともある。
でも、また新しい一日がやってくる、その日のお弁当と一緒に。
最初、全然お弁当作りが>>続きを読む
面白かったんだけど、足りなかったな。
まず、ライアンレイノルズがふざけて、ドウェインジョンソンが冷静に突っ込む構図は観る前からわかる。ガルガドットが不二子的立ち位置なのも予想できちゃうでしょう。だから>>続きを読む