Inoriさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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マッド・ハウス(2019年製作の映画)

3.1

シンプルでいてしっかりと練られて作られている感じがして好感が持てた。低予算でアイデアと意気込みで作った感がある。オチもホラーらしい気持ちのよくない捻りを入れてあったので、ま、そうなるよね、とホラー好き>>続きを読む

JUKAI 樹海(2016年製作の映画)

3.0

それなりにちゃんと面白かった。最初は東京という大都会から始まって、舞台が田舎へ移り、森へ入り、昼は普通だったけど夜になって不思議なことが起き、そして2日目…とどんどん状況がおかしくなって訳が分からなく>>続きを読む

ダークネス(2016年製作の映画)

2.3

なんでこの映画作ったの?
「どっかから悪霊を持って帰ってきてすったもんだする系」のホラー映画はこれまで数多く作られてきたが、この映画はなにが違うのか?全部どっかで観たことあるようなものの繰り返しで、監
>>続きを読む

エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

3.4

何度目か分からないけども久々に再鑑賞。楽しんだ。どういう展開か知ってるはずなのにドキドキハラハラが止まらない。今ではきっとこんな映画は流行らないけど、あの時代だったからこそ、こんなアクション映画が作れ>>続きを読む

プロジェクト・パワー(2020年製作の映画)

3.1

ちょっとドキドキできて観た後にも元気が出る懐かしい感じのするSFアクション映画。おっさんが活躍しているのを観るのは楽しい。都合が良過ぎる展開が多いことや、アクションシーンで頑張り過ぎてとても観づらくな>>続きを読む

アクト・オブ・バイオレンス(2018年製作の映画)

2.5

ぬおー。面白くない。なぜだ。色々足りない。一番気になったのは、私がショーン・アシュモアとアーロン・アシュモアの見分けがつかないという事で、そこがどうも気になって仕方がなかった。この2人が出てる作品は積>>続きを読む

スピードキューバーズ: 世界を見据えて(2020年製作の映画)

3.1

以前に別のルービックキューブのドキュメンタリーを観たことがあり、すごい世界があるものだと思ったけども、この作品はどうやって解くのかとかどうやってスピードを上げるのかとかルービックキューブの歴史というテ>>続きを読む

ヘイター(2020年製作の映画)

3.1

ひねくれた主人公がどんどんひねくれていき、周りを巻き込み不幸へ貶めておきながらも静かに生き続けるというような作品はこれまでどこかで何度も観てきた気がする。観客は主人公には完全に共感はできないものの、そ>>続きを読む

吹雪と贄(2020年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

長々書いた感想がまたウィンドウが閉じて消えたので、鑑賞記録として残すにとどめておく。バスタン渓谷三部作の完結編。好きキャラが死んで残念。

レガシー・オブ・ボーンズ(2019年製作の映画)

3.0

バスタン渓谷三部作の2作目。いよいよ話の核心に迫っていく回で、過去のことや真実が少しずつ浮かび上がってくる。前回同様、死人の数は多いものの、ミステリアス度に関してはパンチが少々欠ける。主人公の家族や故>>続きを読む

バサジャウンの影(2017年製作の映画)

3.1

暗い感じが良かった。関係者人物の数が多いので本気で謎を解こうとするとしんどくなってくるので、これは3部作の1作目で本当に重要になってくるテーマを見据えながら観ると、面白く観れる気がする。主人公が小さい>>続きを読む

ダンシング・トライブ(2018年製作の映画)

3.2

いくつかの所業で世間から嫌われてる駄目男が、とあることで記憶を失い、事情でおばさんグループと一緒に過ごすうちに自分を取り戻すというハート温まるコメディ。最初の15分弱ですべてを説明し必然の設定まで滑る>>続きを読む

12年の長い夜(2018年製作の映画)

3.5

たぶん私にとって初めてのウルグアイ映画。12年間独房に入れられ人とまともに会話することを禁じられた3人の政治囚人のお話。本当にあった話で、最後にこの3人がその後も社会を変えていくような経歴だったと知り>>続きを読む

クィーン(2006年製作の映画)

3.2

ダイアナ妃が亡くなった時の一週間くらいのクイーンのお話。映画としては英国王族側についた視点で描かれている。私はTVシリーズ『クラウン』を先に観てたので、一週間だけの話じゃ盛り上がりが欠けるなぁと思った>>続きを読む

スモーク・アンド・ミラーズ 1000の顔を持つスパイ(2016年製作の映画)

3.2

本当にあったお話がベースらしいけど、面白く映画用に脚色もしてあり、嘘かホントか良く分からないこその娯楽性があって面白かった。私はこの話の背景とかこんな事件があったことも知らなかった。現実は小説よりも奇>>続きを読む

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

3.3

今観ると、なんだこの警察プロモーション映画は、と思うけど、なかなかアメリカも大変な国だなぁと思う。ボストンマラソン爆破事件の映画としては『ボストン・ストロング』を最初に観たので、同じ事件を描いていても>>続きを読む

タイム・トゥ・ラン(2015年製作の映画)

3.0

全くこの映画の存在を知らなかった…。映画は普通程度に面白いけど、興行成績も全く良くなかったみたい。俳優陣があまりコレといった大物が出ていないかもしれない。なんか印象に残らないのは何故だろう。バスアクシ>>続きを読む

リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

3.2

法廷ものが好きな人にお勧め。私もよく観る方だけど、この映画はちょっと面白い状況に主人公が陥っていて、こういうのは観たことないなと思った。話もうまくまとまっていたけど、まとまり過ぎている気はしないでもな>>続きを読む

シングルマン(2009年製作の映画)

3.5

悲しい映画なんだけども、途中で何度か笑える箇所があって、人ってどんなにシリアスでもおかしな部分ってあるんだなと思った。キャストが良くて、コリン・ファースにマシュー・グードが尊い。コリン・ファースのスー>>続きを読む

失恋からの立ち直り方(2018年製作の映画)

3.3

アラサー会社員(今風のちょっとお洒落な広告代理店勤務)が、6年付き合った彼氏に一方的に振られ、最後はどうにか立ち直り、めでたしめでたしという話。とても可愛いし、何も裏切られることのない思った通りの元気>>続きを読む

ザ・レイジ 果てしなき怒り(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

普通に面白かった。色々気になるところはあるものの、一生懸命プロットを練った感じがするし、アクション映画の王道物語の基本を押さえている。逆にその王道さ加減が物足りないと感じるという危険もある。

しかし
>>続きを読む

OCD 〜メンタル・クリニックは大騒ぎ〜(2017年製作の映画)

3.0

またもやある一定の場所で特定の人数が会話するだけで話が進む系の映画。スペイン語の映画を観始めてから、この設定が多いなと感じる。まるで舞台を観ているような感じ。(舞台が映画になってるのか、低予算で出来る>>続きを読む

あるアスリートの告発(2020年製作の映画)

3.3

ニュースですごく話題になっていたので、大体の背景は知っていたけど、このドキュメンタリーで時系列で追ったり実際の関係者の話を観ると、実際の人間の日々に起こってきた話なんだと感じた。気持ち悪いのは、長期で>>続きを読む

マイ・ストーリー(2020年製作の映画)

3.0

ミシェル・オバマの自叙伝出版記念全国ツアーを追ったドキュメンタリー。本を読まずにその内容を知ることができる、お得な映画とも言える。彼女の生い立ちを掻い摘んで説明してくれるし、彼女の人柄がよく分かる。知>>続きを読む

ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

3.6

スパイク・リーの映画って、時々歴史の勉強みたいなカットが入ったり情報が入ったり説明が入ったりするので、そのたびに心が映画のストーリーから離れてしまうんだけど、今回それもありつつも、「歴史は今に繋がって>>続きを読む

アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.2

思った通りの映画だったわけだけど、それでも不思議と引き込まれる不思議な感覚があった。綱渡りをして生きている主人公は、自分とは全く異なるし絶対に理解できない。全編通して落ち着ける箇所はひとつもないのに、>>続きを読む

天国の口、終りの楽園。(2001年製作の映画)

3.6

最初の方はなんだこの映画は…と思ったが、最後には「う~んいい映画だった」と思った。色んなことがカバーされてる。主人公は金持ちと中流の若い男の子2人で、ほんと何一つ苦労もなけりゃ真面目さの欠片もない感じ>>続きを読む

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

3.6

過去の名作を観ていこう企画(久々)。TVを観てると時々流れているこの映画。だから、有名なサントラやら(口で歌えちゃうあの独特なワ~ワ~ワ~♪)、有名な最後のシーンは知っていたけど、最初から最後まで通し>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.4

1作目より面白く感じたのはなぜだろうか。ロバート・マッコールがどういう人物かすでに知っているから、展開が読みやすく期待するものに応えてくると嬉しくなる方式だろうか。ペースも良かったと思う。最初の方は色>>続きを読む

Rememory(原題)(2017年製作の映画)

2.9

作者はよっぽど記憶に縛られている人なんだろうなぁ。記憶のせいで生きるのがしんどい人はこの世に山ほどいるだろうし、そのテーマは私の興味をそそった。主要人物の中で犯人を見つけるために一人ずつコンタクトを取>>続きを読む

100メートル(2016年製作の映画)

3.6

またもや長々書いた感想が消えてショック。鑑賞記録として残す。

書いたものを自動保存してくれる機能はないかな。

笑う故郷(2016年製作の映画)

3.4

ノーベル文学賞を取った作家が、何十年ぶりかに故郷に「街の特別人物賞」みたいなのをもらいに帰る数日間の話。静かでスローな展開なんだけど(村みたいな場所での話だし)、色々起こるし結構笑える。ドライユーモア>>続きを読む

ホーリー・キャンプ!(2017年製作の映画)

3.3

キャンプの話なので、たくさん子どもが出てくるのかなと思っていたら、登場人物は少なく主要キャラ4人で話が進む。(他のキャンパーたちはみんな出払っていて居ない間の話。)カソリックのキャンプのミュージカルコ>>続きを読む

エクリプス(2017年製作の映画)

2.8

低予算感を感じた。スペインのホラーと言えば『REC』が結構印象的だが、それに並ぶような何かは全くなかった。(『REC』を意識して作られている感はあった気がする。)最終の畳みかけシーンがなぜか怖くないの>>続きを読む

ヴェロニカ(2017年製作の映画)

3.0

内容的には大体読めてしまうので、あっというような驚きは少ないが、心理の歪みや疑いの気持ちをカメラで表現するという静かなタイプの映画で落ち着いて観ることができる。映画は白黒。これもキャラクターの乾いた無>>続きを読む

失墜(2020年製作の映画)

3.2

こういう話は嫌いじゃない。いわゆるクローズドサークル的な、逃げ場のない場所での人間同士のサバイバルというお話。サバイバル系とスリラー/ホラーが好きな人向けだと思う。前半のスローな展開と中盤からスピード>>続きを読む