キングボブさんの映画レビュー・感想・評価 - 29ページ目

ラスト サムライ(2003年製作の映画)

4.6

公開当時、全く期待せずに観にいき、予想を遥かに上回る面白さに感動した記憶がある。
酷い日本描写をする洋画が多い中で、幕末の日本を忠実に描いており、1人の日本人としてエドワード・ズウィック監督に感謝した
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.2

もう何度目かの鑑賞かわからないが、わかりづらい世界観や子どもには理解しがたい難しさなどから、あまり評価は高くなかった。しかし今回の鑑賞でその深さに気づき、評価が一気に上がった。
もちろん宮崎駿監督の言
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シンデレラ(2015年製作の映画)

4.1

ディズニーアニメの実写化が進む中、個人的に最も成功した作品であると感じた。…成功というか、実写化の価値があった(?)というべきか。
実写化の成功の鍵はやっぱり、アニメのキャラをどれだけ実在の俳優で再現
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

4.2

記念すべきフィルマークス500作品目。

ディズニーアニメがどんどん実写化されている中で、ここまでやってしまうかと期待と不安を抱き鑑賞。これを実写と呼んでいいものかは難しいが…
アニメと同様、1番感動
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.2

行って帰ってくるだけの内容のない凄まじいカーアクション…という評価は少し違う。
しっかりとこうなった背景も描かれているし、登場人物それぞれの信念も理解できる。話がシンプルなのでわかりやすいし、やっぱり
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スピード(1994年製作の映画)

4.5

何度見てもやっぱり面白い。特に凝った設定もなく、ひたすらハラハラドキドキが続く映画。
その名のごとく早いテンポでどんどん進んで行くため、グイグイと引き込まれる。
地下鉄はなくても良いのではという意見も
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.5

ギャング系の映画にしては、話もシンプルでわかりやすい内容なので、誰でも入りやすんじゃないかな。
今作品の最大の魅力はやっぱりキャストでしょう。このメンバーだったら内容が酷くても観たいと思える。
さらに
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

4.2

シリーズ完結。個人的には1番楽しめた。
悪が3つになって、最終的にどうなって行くのだろうと心配してしまったが、見事にまとめたなという感じ。最後の戦いのシーンは非常に見応えがあり、予想できた展開ではあっ
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

4.0

ヒーローとしての自分を受け入れるのか、それとも普通の人間に戻りたいのか…そんなピーターの葛藤を描き出した無印第2弾。
ヴィランのセリフが今作の最大のテーマとなっているというところが珍しい。
ただやっぱ
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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007年製作の映画)

4.2

三部作の完結編…と思いきや次に繋がるエンディング。
人気シリーズはどこまでも続くなあ…

それにしても長い。途中、誰が味方で誰が敵なのかだいぶごちゃごちゃ感が出てしまったのが残念。少し詰め込み過ぎかな
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ペット2(2019年製作の映画)

3.8

前作の最後のスノーボールの可愛さにやられ、続編を鑑賞。ペットとしてのスノーボールにまたやられた。偉ぶってはいるけど、きっと飼い主が大好きなんだなあという表情がたまらない。

ストーリーは前作の方がスケ
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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006年製作の映画)

4.3

1が非常に面白かったため、公開当時続編はいらなかったんじゃないかと思っていた。というわけで10年以上ぶりに鑑賞したが思っていた以上に面白い!

成功の鍵はやはり監督・キャストが続投したことであろう。前
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.0

最近のアニメは技術の進歩からアニメらしくなくなってるものも多い。そんな中で今作は手書きということもありアニメらしいアニメで、アメコミをそのまま映像化したような、そしてとにかくスパイダーマン愛に溢れたア>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.8

こんなに胸を締め付けられる作品は他にない。12歳にして自分を産んだ罪で両親を訴えるゼイン…そんな悲しい現実があるだろうか。
テレビの生放送で世の大人に訴えるシーンは涙なしでは見られず、レバノンだけでは
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これが私の人生設計(2014年製作の映画)

4.7

男尊女卑という少し重いテーマのはずが、全編コメディで描かれているので、本当に面白おかしく、そして感動あり考えさせられる箇所ありとよくできた作品だと思った。
特に後半からの畳み掛けは最高。

そしてキャ
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THE PROMISE 君への誓い(2016年製作の映画)

4.5

「ホテル・ルワンダ」のテリー・ジョージ監督ということもあり、大虐殺を取り扱っているだけに終始緊張感のある雰囲気とストーリー。
ただトルコ人によるアルメニア人大虐殺という史実を知らなかったので、今作にて
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.6

何年ぶりかに観たが、こんなに面白かったかと感動した。様々な伏線が徐々に1つになっていくワクワク感は、他の追随を許さない。麻薬・売春・汚職などピンとこない内容を扱っているので難解といえば難解だが、脚本の>>続きを読む

スパイダーマン(2002年製作の映画)

4.1

MCUスパイダーマンが非常に面白かったため、過去の無印スパイダーマンも観ておこうと思って鑑賞。
感想としては普通に面白かった。なぜピーターがスパイダーマンなっていったのかを丁寧に描いているし、アクショ
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.4

このキャストでこの製作陣で面白くないはずはないと思っていた。
きちんと元祖との繋がりもあるし、後半からはワクワクしっぱなし。

ただ、やはり元祖には敵わない。
スターを共演させているので、仕事のスマー
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

4.6

長い…でも結局イッキ見してしまった。
3時間ものを3連チャンはさすがにキツいが、それでも観れてしまうところがこの話の1番すごいところなんだろうなあ〜。

今作の主役はサムかな。ショーン・アスティンはグ
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

4.4

イッキ見は避けるとか言いながら、結局気になって観てしまった…。

今作ははぐれてしまった3つの話が別々に語られていくのだが、最終的に一つになるということはなく本当に繋ぎというだけの役割である。
メイン
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

4.5

J・R・Rトールキンの映画の予告を見て、また見始まってしまった…

3部作の序章として、登場人物の繋がりや、この話の大まかな筋が語られるが、あまりに壮大かつ複雑で、4回目くらいの鑑賞でようやく理解でき
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.9

昨年の「ボヘミアン・ラプソディ」から、「ジャージー・ボーイズ」「デトロイト・ロックシティ」「イエスタデイ」など音楽映画を見る機会が多く、もう一度原点に戻ろうと今作品を鑑賞。再レビュー。

素晴らしいの
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ルパン三世 アルカトラズコネクション(2001年製作の映画)

3.8

ルパン三世は他の日本のアニメとは一線を画した存在。そういう意味でもモンキー・パンチ先生は偉大な功績を残したと思う。

今作品は声優陣は変わってないものの、これまでの作品とはだいぶ雰囲気が違った気がする
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

4.2

「容疑者Xの献身」と並ぶ、東野圭吾原作ガリレオシリーズの傑作。
つくづくトリックの凄さに感心させられる。芸術の域だろう。
そして映画(長編)のガリレオシリーズはなぜこんなに切ないのだろう。

今作もや
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イエスタデイ(2014年製作の映画)

4.3

北欧の雰囲気がオシャレすぎるなあ…
シング・ストリートを彷彿とさせる青春音楽映画。
でもノルウェーということで、北欧のゆったりとした感じが全面に出ている感じかなあ。

タイトルは「イエスタデイ」(原題
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イーグル・ジャンプ(2016年製作の映画)

4.7

パッケージとタイトルでコメディ映画かな…と予想していたが、最高に面白い感動作だった。来年に東京オリンピックを控え、国中で鑑賞すべき作品に出会った。

「オリンピックとは勝つことではなく参加することに意
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.9

天使とか悪魔とか、天国とか地獄とか…そういった宗教色が強すぎて大丈夫かなと思ったが、キアヌ・リーブスにレイチェル・ワイズといった実力派のスターが顔を揃えており、見応え十分の内容であった。ティルダ・スウ>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.7

エンドゲームで全世界が涙を流してから数ヶ月…
この明るくてポップな雰囲気によって、また新たなフェーズへの期待を膨らませてくれた。何度も爆笑させられ、そしてアクションのかっこよさに感動。
内容も良かった
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.7

マッチポイントが非常に素晴らしかったので、ウディ・アレン監督、主演の当作品を鑑賞。
テンポがよく、主人公がコメディアンということで面白おかしくストーリーが進んでいくのだが、時系列が様々飛んでしまうこと
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デトロイト・ロック・シティ(1999年製作の映画)

4.7

いや〜面白かった!
もう少しバンドのシーンが出てくるかと思いきや、4人のKISS大好き少年が、コンサートに行くまでの奮闘を描いた青春映画。
途中いろんなバンドの音楽が流れ、音楽好き(特にロック)にはた
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ピアニスト(2001年製作の映画)

2.5

ダメだ…最も苦手な部類。

確かにイザベル・ユペールをはじめとするキャストの演技は凄い。
ただ誰一人に対しても共感できない…どころか全員に嫌悪感を抱いてしまった。

プライドだけが高くわがままな変態サ
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すれ違いのダイアリーズ(2014年製作の映画)

4.8

タイにもこんな素晴らしい作品があったとは…
日本映画危うし!
教師ものとしても素晴らしいが、これは超ロマンティックなラブストーリー。

たった一年差の2つの時系列で進んでいくストーリーがだんだん一緒に
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さよなら。いつかわかること(2007年製作の映画)

4.3

そりゃあ泣きますよ。。
内容はいたってシンプルだし、85分という短さではあるが、戦争という不毛な現実をまたしても思い知らされるストーリーである。
無邪気で明るいドーンに、父親の変化に気づいているしっか
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

是枝監督作品は3つ目。

深かったなあ…。
児童虐待や年金の不正受給だったり、日本が抱えている課題を投げかけた形だが、様々な謎を残してしまったことも事実。

今作の最も特筆すべき点は完全にキャスト。
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デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

4.4

全体的に評価はあまり高くないが、完全に二極化している感じかな…。
個人的には、非常に好きな映画。ローランド・エメリッヒの得意とする分野で「インデペンデンス・デイ」のごとくその力を存分に発揮できたと思え
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