キングボブさんの映画レビュー・感想・評価 - 30ページ目

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.9

天使とか悪魔とか、天国とか地獄とか…そういった宗教色が強すぎて大丈夫かなと思ったが、キアヌ・リーブスにレイチェル・ワイズといった実力派のスターが顔を揃えており、見応え十分の内容であった。ティルダ・スウ>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.7

エンドゲームで全世界が涙を流してから数ヶ月…
この明るくてポップな雰囲気によって、また新たなフェーズへの期待を膨らませてくれた。何度も爆笑させられ、そしてアクションのかっこよさに感動。
内容も良かった
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.7

マッチポイントが非常に素晴らしかったので、ウディ・アレン監督、主演の当作品を鑑賞。
テンポがよく、主人公がコメディアンということで面白おかしくストーリーが進んでいくのだが、時系列が様々飛んでしまうこと
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デトロイト・ロック・シティ(1999年製作の映画)

4.7

いや〜面白かった!
もう少しバンドのシーンが出てくるかと思いきや、4人のKISS大好き少年が、コンサートに行くまでの奮闘を描いた青春映画。
途中いろんなバンドの音楽が流れ、音楽好き(特にロック)にはた
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ピアニスト(2001年製作の映画)

2.5

ダメだ…最も苦手な部類。

確かにイザベル・ユペールをはじめとするキャストの演技は凄い。
ただ誰一人に対しても共感できない…どころか全員に嫌悪感を抱いてしまった。

プライドだけが高くわがままな変態サ
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すれ違いのダイアリーズ(2014年製作の映画)

4.8

タイにもこんな素晴らしい作品があったとは…
日本映画危うし!
教師ものとしても素晴らしいが、これは超ロマンティックなラブストーリー。

たった一年差の2つの時系列で進んでいくストーリーがだんだん一緒に
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さよなら。いつかわかること(2007年製作の映画)

4.3

そりゃあ泣きますよ。。
内容はいたってシンプルだし、85分という短さではあるが、戦争という不毛な現実をまたしても思い知らされるストーリーである。
無邪気で明るいドーンに、父親の変化に気づいているしっか
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

是枝監督作品は3つ目。

深かったなあ…。
児童虐待や年金の不正受給だったり、日本が抱えている課題を投げかけた形だが、様々な謎を残してしまったことも事実。

今作の最も特筆すべき点は完全にキャスト。
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デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

4.4

全体的に評価はあまり高くないが、完全に二極化している感じかな…。
個人的には、非常に好きな映画。ローランド・エメリッヒの得意とする分野で「インデペンデンス・デイ」のごとくその力を存分に発揮できたと思え
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.7

単独の作品だったら相当面白かったのではないだろうか…
アクションも素晴らしく、列車内の攻防は鳥肌ものであった。

しかし…やっぱり初期の三部作につながる展開にしてくれないと、ファンとしては消化不良で終
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トゥルーライズ(1994年製作の映画)

4.7

あまりヒットしなかったらしいが、ジェームス・キャメロンとアーノルド・シュワルツェネッガーというターミネーターコンビによるアクションコメディ。
アクション映画としても非常に見応えがあり、さらにコメディ映
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陽のあたる教室(1995年製作の映画)

4.6

「フリーダム・ライターズ」のような話を想像していたが、1人の教師の半生を描いた内容だった。

アメリカの社会がめまぐるしく変わる中で、色々な生徒と出会い様々なこと起こっていくが、自分の信念を曲げずに教
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ぼくの大切なともだち(2006年製作の映画)

4.3

頑固で不器用なおっさんが、友達を作るという設定で、最初はどうしようと思っていたが、後半からの話の展開で、非常に引き込まれた。後半はブリュノが主役かな…?

確かに「親友はいますか」と聞かれたら、はいと
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.4

ビフォアシリーズのリチャード・リンクレイターがこんなめちゃくちゃコメディを…というだけでちょっと面白い。

「天使にラブソングを2」や「ピッチ・パーフェクト」みたいな、シンプルで元気がもらえる作品。少
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.5

完璧と思われたトイストーリーの中で唯一あやふやになっていたボーの話が出てきたのは非常に嬉しい。

ストーリーもよくできていて、笑いあり涙ありの展開はさすがピクサーである。

もちろんこの結末に対し、賛
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.0

ハリーポッターの世界をまだそこまで知らずに入ってしまったのだが、非常に楽しめた。
ただ終わり方を見ると、今後長く続いていくシリーズの序章であることは確実であるため、しっかりとハリーポッターシリーズも知
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マッチポイント(2005年製作の映画)

4.6

初めて観たときの衝撃は今でも覚えている。
結末だけを見れば本当に賛否両論あるだろうし、嫌悪感を抱くのも頷ける。
しかしこの映画の凄さはそんなところにはなく、本当に細かいところまで練りこまれた一級のサス
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フランス組曲(2015年製作の映画)

4.2

これ以上ない禁断の愛…。
戦争さえなければと思う一方で、戦争がなければ出会わなかった2人…こんなに切ないラブストーリーも珍しいだろう。もはやラブストーリーというよりも反戦映画である。

ミシェル・ウィ
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.4

一級のミステリーを期待しての鑑賞。結果これはサイコスリラーかな…。
設定も悪くなかった気がするが、正直謎が多すぎる。そして何も解決しないままに話は最悪の展開に。
前評判やコリン・ファレルにニコール・キ
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メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

4.5

再鑑賞第三弾。
シリーズの中でいちばんの出来。
やはり監督が変わらなかったことが1番の勝因じゃないかな。
後は若きKをジョシュ・ブローリンという絶妙な配役が素晴らしい。

最後は本当に感動ができ、シリ
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メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

4.0

最新作を前に再鑑賞第二弾。
展開が非常に早く、テンポよく進む感じは1と変わらず非常に心地いい。
最初の地下鉄のくだりが最後に効いていたり、Kの復活なども楽しく観られる要素であった。

ただラストがちょ
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

4.4

最新作を前に再鑑賞第一弾。
内容はかなり面白い。やはりこの2人の掛け合いは素晴らしい。
個人的に入隊テストのくだりが好き。

基本的に虫が苦手なので、ゴキの描写とか若干引いてしまった部分があったことは
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グリンチ(2018年製作の映画)

3.9

ミニオンファンとしてイルミネーションに期待しての鑑賞。グルーを彷彿とさせるグリンチやなんとも愛くるしく描かれるマックスにさすがはイルミネーションを感じた。
内容もわかりやすく、きっと子どもでも気軽に見
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.5

統合失調症って怖い…
途中からサスペンスかなと思わせる展開だったが、まさかの真実に驚愕…
本人も地獄だろうが、周りで支える人も辛いだろうな…

そんな数学者を演じたラッセル・クロウはすごい!
さらに主
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なんちゃって家族(2013年製作の映画)

4.4

麻薬の輸送という重苦しいテーマが、下ネタ全開のコメディで描かれており、まあこんなことは実際にはあり得ないこととは思いつつも、だいぶ楽しめた。
ジェニファー・アニストンは映画のイメージがあまりなかったが
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愛が微笑む時(1993年製作の映画)

5.0

こんな名作が隠れていたなんて…

若きロバート・ダウニーJrのラブストーリーと思いきや、最高に面白くて、何度も笑い、涙が止まらない珠玉のファンタジー(?)であった。
ロバート・ダウニーJrのまだ拙い演
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美女と野獣(2017年製作の映画)

4.3

ディズニーアニメが次々と実写化されていく中で、エマ・ワトソンを起用しての満を持してという感じ。

ストーリーはアニメ版でよく知っているので特に目新しいことはないが、何と言ってもキャストが凄すぎる。
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ジョンQ 最後の決断(2002年製作の映画)

4.1

デンゼル・ワシントンの演技は相変わらず素晴らしい。ただそれよりもロバート・デュバルの存在感がものすごい。この2人を見るだけでも価値のある作品。

これは親子愛を描いたものであるがそれ以上にアメリカの医
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プレシャス(2009年製作の映画)

3.8

リー・ダニエルズという監督はマライア・キャリーが好き…?

ハーレムの黒人少女。お世辞にも可愛いとは言えない外見で、肥満体型。家では母親の奴隷のような生活。しかもお腹には父親の子どもが…しかも2人目…
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.5

なんだこの辛い映画は…。
ホロコースト系は色々見てきたが、95分間ずっと胸を締め付けられ、最後にどん底に落とされる…こんな経験は初めてである。
ただあっという間に終わったのは、その内容にグッと引き込ま
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ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)

2.9

X-MENファンとしては非常に残念な内容。
まずはこの設定いりますかっていうそもそも論。そして稚拙な日本描写がいたい…。

ファイナルディシジョンで傷心のローガンはわかるが、なぜ日本?
途中まではまだ
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

4.7

音楽の力ってすごい!
フォーシーズンズ自体をほとんど知らなかったが、「シェリー」や「君の瞳に恋してる」など一度は耳にしたことのある曲であることに感動。大好きな映画『スリーパーズ』でも使われた「Walk
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100歳の少年と12通の手紙(2009年製作の映画)

4.4

「病気」というだけで心が締め付けられる。それが子どもとなればなおさら…
神様に与えられた命を一生懸命に生きる。そんな道徳的な要素もたっぷり含んでおり、多くの人にオススメできる作品であった。

もちろん
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.4

エンディングからのタイトル。そしてエンドロール。
泣きますよ、そりゃあ泣きます。

宮沢りえと杉咲花の演技は圧巻。
台詞ではなく表情での感情の作り方が素晴らしい。
そしてオダギリジョーのクズっぷりも最
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

4.0

設定が「音を立ててはいけない」だったので、なんとなく観ている側も音が立てられない…
ずっとドキドキが続く90分間。ツッコミどころは確かに多いけど、一気に引き込まれたので、素直に面白いと感じられた。
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.7

エンドゲーム鑑賞後、再び原点へ。
インフィニティサーガで大活躍のドクター・ストレンジの単独作品。
正直話自体は大して面白くない。
しかし、重要度でいったら相当上位に食い込むだろう。
ティルダ・スウィン
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