Hoshiduruさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Hoshiduru

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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

2.5

分からなかった〜〜、原作読んだ時も「??」ってなっちゃってて、映画だったらもうちょっと分かるかなあと思ったけど、全く刺さらなかった。

若い頃のきらめく思い出って、自分が普通じゃない気がしていた日々っ
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曲がれ!スプーン(2009年製作の映画)

3.3

結構きちんとしたクリスマス映画。エスパーの人たち、なんかみんな色々すごいはずなのに、他の映画とかでその能力でバッチバチに戦ってるのを観てるはずなのに、「大したことないもの」に見せる能力が高いなあ。やば>>続きを読む

ザ・インタープリター(2005年製作の映画)

2.8

めちゃくちゃ「ってことはこの映画は何を伝えたいんだ?」って考えながら観てたので、最終的に感じ取ったキッパリとした政治的メッセージ性は賛同できる部分があるんだけれど、それと映画の好みは別だなあ。難しい。>>続きを読む

図鑑に載ってない虫(2007年製作の映画)

3.4

最近なんだか感受性が消えてて、ぼーーっとしてる。こういう時によく救ってくれた(はずの)大人計画、に似た匂いを感じたので、観た。

観てる間中なんだかずっとどきどきとしてた。懐かしいような、恥ずかしいよ
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ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

3.5

今朝も起きてからずっと頭の中で「ウィーアーリトルゾンビーズ!」って流れ続けてる。
なんだったんだろ〜と思うと、よくわからんし、それまでひたすらに統制されてた印象のある演出がふっと切れた後半はちょっと長
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ダイヤルM(1998年製作の映画)

3.1

うーーん…なんかオリジナルよりキャラづけがしっかりしてるはずなのに、なんかごちゃごちゃしてるような。うん、あんま好きではなかった!けど面白くもあったな。
オリジナルを知ってても、別作品として楽しめると
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.3

相変わらず面白かった、けどちょっと物足りなさもあったな。というか、このシリーズに個人的に求めている線引きを踏み越えてしまった感が否めなくて、それだけ残念だったな…と思う。

出演者も衣装も何もかもが華
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ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

3.6

ヒッチコックってなんとなく難解なイメージがあったけど、これは素直に面白かったし楽しかったな。台詞以外の画面の情報量えぐいてとは思った。半分くらい見逃がしてそう。メモ程度の感想。

物語の中心となる三者
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カランコエの花(2016年製作の映画)

4.0

沢山の場合分けをしながらあの教室に自分を置いてみて、どの場合でも、たまらなくしんどいなぁと思うし、しんどいのに休むことができないあの空間が、余計にたまらなくしんどくなった。休む権利を獲得するには、ああ>>続きを読む

スパイダーマン2(2004年製作の映画)

3.4

すごく良いシーンなのか、セリフなのか、分からないけどとにかく、そういったものの連続で、スパイダーマンを語る物語として素晴らしすぎるんよな〜。

“Don’t leave me!” も “He’s ju
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音楽(2019年製作の映画)

3.6

外出前に重い腰を上げるために観たのに、いい感じにだら〜っとした空気になっちゃった。それでいて胸の中では熱い何かが燃えたぎって、たらいいな。

私の語彙で多くを語ることが野暮な気がしてくる。私が何者にも
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.5

外見vs中身の議論の行く末に出てくる屁理屈の思考実験みたいだなって、ちょっと思う。友達と議論しながら(時々黙り込んで)観てたけど、結局2人で首傾げちゃったなあ。とても面白かったけど。

外見が変わった
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ヒース・レジャーの恋のからさわぎ(1999年製作の映画)

4.0

ひゃーひゃー言える楽しさだった〜ベタベタの王道だけど、だからこそなんの心配も要らないし、王道を最高の役者が演じるとこんなに輝いて見えるなんて。

テンポも良くてずっと楽しかったけど、何より全てのカップ
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繕い裁つ人(2015年製作の映画)

3.2

しっとりした質感が観たいな〜という気分にはとても良かった。ファーストカットの、ボタンとかがずらーっとしてる、それだけでもうため息ついちゃう。出てくる場所や物が全部非現実的なまでに洒落ててちょっと笑って>>続きを読む

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

4.1

楽しかった〜!じわじわと熱がすごいし、ずーっと良い緊張感があって、次の展開をわくわくしながら眺めてた。余裕そうなやつの鼻を明かすの、最高に気持ち良いな。

内容は会社内での騙し合いの出世バトル(?)だ
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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ良かった〜観てる間は色々な感情に胸がきゅうってなってたけど、最終的に胸を締め付けたのは愛しさだった。

分化する前は誰もが持っていたようなあの世界が、全く縮小することなく守られ続けてるって
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The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

3.0

テーマ知った上で見たくせに想像以上に無理すぎてあまり直視できなかったから、あのテレビのシーンはめちゃくちゃそうだろうなって思う。
ホラーとしては凄くて、数少ないシーンの積み重ねでも恐怖心をそのまま共有
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

2.8

柳楽優弥とか三浦春馬とか、あと地味に勝地涼とかの、こてこてにお芝居上手い人たちがメインを固めてくれたおかげで、色々ごった煮だった前作よりは遥かに見やすい。

ほろ酔いで観てたから私の認識の差かもしれな
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.8

ゆるゆると焦点がシフトしていくのが凄くリアルで、一抹の寂しさを覚える。けどその中で「今がいっちばん楽しい!」って言い続けられるの本当にかっこよかった。

「⚪︎⚪︎に出会わせてくれてありがとう」って凄
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

スタイリッシュでやっぱ天才って好き♡ってなるし、めちゃくちゃ上手くて面白かったけどさ〜〜!!

やっぱりあの小さい背中にのしかかるものが大きくて重すぎるよ。頭の良さや視野の広さゆえに分かってしまうので
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フォーン・ブース(2002年製作の映画)

3.1

ずーっとひりひりしっぱなしだったな〜って言いたかったんだけど、他にもイライラとか、キリキリとか、体中から色んなものが噴き出しそうな感覚だった。きっつい。

場面は全然変わらないのにめっちゃ画面にかじり
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.6

概念の獲得と喪失が同時にその場で起こるのがとても良かった。概念を喪失するってどういう感覚なのかな、喪失した人たちの会話をもっと見たかった。あと、喪失したことによって、逆説的にそれまで確実に存在し続けて>>続きを読む

ミクロキッズ(1989年製作の映画)

2.6

ちっちゃくなっちゃった!って別にありがちすぎる設定でも無いんだけど、なぜかこういう映画って既視感あるよね。子供たちがわー!きゃー!ぎゃー!ってなるやつ。

ミクロの世界全然キラキラしてなくて、むしろ埃
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.2

一回も後ろを振り向かないような話が観たい!という欲求と、理解できない心を観たい〜という欲求、両方満たされたので非常に満足している。

本当に輝いてたな、あの瞬間。どんなものでも生みの苦しみと喜びだけは
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

観た直後とだいぶ言いたいことが変わってきた。

「音楽のために生きてる!」って、それも素晴らしいんだけど、人生は色々あるから音楽を奏でられなくなることだってある。その時に生きてる意味が無くなるわけじゃ
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葛城事件(2016年製作の映画)

3.7

最初に変なことを言うと、葛城家の男たちはすごくハグしたくなる、たぶん殺される気がするけど。小さい器に色々なものをぎゅうぎゅうに詰め込んじゃって、溢れちゃったのかな。怖い夢を見たんだねって、声をかけたく>>続きを読む

サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

2.7

観たんだけどあまりに印象に残ってなかった……。

絵柄は好きだったな。みんなかわいかった。スマイルとその周辺の人たちがあまり第一印象良くなくて(他人のスマホ勝手に持ってきておいて「私のスマホ!」だけは
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「見えざる手」ときたら咄嗟にアダム・スミスが出てくるんだけど、彼女への侮辱とも言えるし、最高の賛辞かもしれないな。

壮大な自己犠牲に感じてしまって、絶対違うはずなのに、急に自分のこと思い出しちゃった
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フォーカス(2015年製作の映画)

2.5

ダマしの事ばかり考えてたけど、「映画として楽しかったか」ってなると、うーん…って感じ。

スリをするときの鮮やかな手口は観てて面白かったけどね。肝心の後半がねあんまり…。ロマンスもふーんで終わっちゃっ
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.3

うっとりするような武器や設定、ティルダ・スウィントン。もっと世界観に浸りたかったような気もしつつ。

顔がどろりとしたり、翼がバサァッ!としたりとか冷めそうなのに、絶妙でわくわくしてしまう。槍拾った人
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.6

お見事、というか、とても出来の良い映画だったな。
設定とかめちゃくちゃ疑問湧くしつっこみたくなると思うんですけど、それを無視するために登場人物がちょっと観客よりおバカに設定してあるのが私は好きじゃない
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.9

映画はいつだって「今」だから、「面白かった〜」で日常に戻れば私は良いんだけれど、彼らは生きてるから、今後ずっと続いていくんだよなってさ、そんな当たり前なんだけどおかしなことを思ったし、今自分がひいひい>>続きを読む

パレード(2010年製作の映画)

3.3

最初本当に「…で?」ってなっちゃった、当たり前すぎて。で、それが当たり前な事が怖いんだって気づくのにはちょっと時間かかった。私も大人になったのかもなあ。

うーん、考えてみたけどやっぱり普通なことかも
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ヒステリックな叫び合いとむず痒くなるような哲学的議論だけは勘弁な、と思ってたらそれは意外と無かった、というか個性レベルに落とし込まれてて、それは良かった。

「茶番じゃん!」ってなって、「いや彼らには
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.0

間宮のあの虚ろな目に思わず魅入られてしまった。恐怖と興奮の混ざり合ったぞくぞく感がずっとある。
知識やら何やらを総動員して間宮を理解しようとすることは可能だけど、やっぱり完全に彼を分かることは出来なく
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.0

あまりはまらなかったのにラストはすごく良かった〜!って感動してた。ヒュー・グラントが劇中でスカウトされないのが理解できないんだけど、ジュリア・ロバーツの横に居たらその華に意外と気づかないかもな。
どっ
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