香港駐在時にSARS禍に巻き込まれた。
道行く人は全員マスク装着、中にはガスマスクを装着する者も。
本社からは100均で買ったようなマスクと除菌ティッシュが送られてくるのみで憤慨。
別ルートで3Mのマ>>続きを読む
半年ぶりの香港出張を前に。
邦題で勝手にシリーズ物かのように括られた作品群の中ではツマラナイ方に入るのだが、マイケル・ホイが見れれば満足。
フィリピン航空のシークエンスから一気にスパークするので、>>続きを読む
エンドロール、絶妙なタイミングで立ち上がり、念のため通路脇で半身の体勢を取りながらサプライズが無いか横目で確認。
明転前にエスカレーターへ向かい、踊るように駆け下りる。
素早く携帯を取り出し高速フリッ>>続きを読む
『叛アメリカ史』豊浦志朗著
船戸与一のペンネームで、迫害される者の悲痛な叫びをエンターテイメントに著す前の優秀なノンフィクション作品。
多感な頃にこの作品で、決して成功譚として括れないレジスタンス達の>>続きを読む
『不思議惑星キン・ザ・ザ』とプロレスへのオマージュ、2002年製作なのに80年代ぽい適当さに溢れる瀬々敬久監督・脚本の異色作。
曰く、大ゴケしたらしい。
ロケ地、美術、設定、演劇的空間。
やっつけだ>>続きを読む
ヴァーホーヴェン先生、アメリカ進出の前、オランダ時代の偉大なる戦争エンタメ作品。
ドイツ統治下でのオランダ学生のレジスタンス活動。
自国のシリアスな状況を描くのにどこか他人事かのように大胆で淡白で真>>続きを読む
フィリピン人の殺害や迫害が所々に映されている。
知らない隣人。
流れ着いた場所では何が起こってるのか。
自らの行動に意思や確信も曖昧になってくる。
黒いビニール袋に包まれた生首を思わせる物体と精肉>>続きを読む
今年はクリステン・スチュワート出演作がまだ一本も無い。
本作はSONY製作でなぜにDVDスルー⁈
あまりに地味なジャケットに素通りしている方も多いだろう。
クリステンは脇を固める一人に過ぎなかったが>>続きを読む
戦前、霊媒、フィルム、女優、演技、化粧、衣装、眼鏡、国籍…
まやかしにあらず。
あやかしにあらず。
眼に映った物は真実。
信じた者に救済あれ。
作り物の入れ子構造は、掴み所の無い茫洋さと凡庸な演>>続きを読む
ナイスケツ!
サムライシローこと越中詩郎がここ!というタイミングでヒップ・アタックを決めた時に思わず叫んでしまう合いの手。
そして、サムライパワーボム。
パワーボムで叩きつけた相手のケツにやや上体を預>>続きを読む
公開当時はサントラムービー全盛期。
その中でも脳内刷り込み度ブッチギリトップが本作。
Time Machineにお願い、とデジタルリマスター上映。
34年ぶりのスクリーン。
映像よりも音像を!などと>>続きを読む
『初体験リッジモンドハイ』
テレビでやってたのをコッソリ録画したものです。
一時停止もしたものです。
標準モードで撮らなかったので画像の粗さに後悔したものです。
主演の女の子の名前を覚えることもなく、>>続きを読む
ギャスパー・ノエのプロデュース。
ルシール・アザリロヴィック監督作品は未見。
公私のパートナーとは知らなかった。
プロデュースどころかカメラやっちゃってるからノエ節がコブシを効かせ、うるさくてしょうが>>続きを読む
絶対寝ると思ってたけどイケた!
悔恨、停滞、逡巡、決意、救済…
どうにかこうにか縁や運にも恵まれ、一条の光に包まれるはずと思いながら、必死に次のシーンのサムシングを渇望していたからだと思う。
期待>>続きを読む
桜田門外ノ変、外伝。
サスペンス仕立ての時代劇ノワール。
アヴァンタイトル、クライマックスのカットバックには驚嘆する事しきり。
なんでも岡本喜八はラグビーを研究して立ち回りを演出したという斬新さ。>>続きを読む
ブォン!ブォン!ブォン!
ギャスパー・ノエなんて大して好きじゃないから。
そう思っていた。
グレーベージュかかったザラザラの色調。
ゴダールの『ウィークエンド』を思わせるタイトルやら強烈な画の連続>>続きを読む
2019年1月に『サスペリア 』のリメイク公開。
クロエちゃん主演には地雷臭しかしないけど、他にも期待出来る要素が多々ある。
監督は『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ。
美しく同性愛を>>続きを読む
主演女優の美しさに尽きるし、素晴らしい場面は多々あった。
ただ、中国ならではのノワールとは言い難く既視感あり。
個人的には中国の市街地は見慣れた街でも初めて訪う街でもそう大差が無いし、本作で見れる>>続きを読む
公開当時、河原町三条にあったスカラ座にガキンチョ何人かで見に行った。
ラテ欄に「玄田哲章吹替完声版」
とあり、当時以来の鑑賞。
テレビドラマかという映像の薄さ、御都合主義の脚本、適当な演出、ツッコ>>続きを読む
大映初の総天然色映画にして、日本初のコダック社イーストマンカラー作品。
かのコクトーも絶賛し、パルムドール受賞。
アカデミーでも名誉賞、衣装デザイン賞。
衣装だけにとどまらず、極彩色に彩られた美しい>>続きを読む
柳町光男95年ドキュメント作品。
大道芸を見せ、タイガーバーム的な何にでも効くという塗り薬を売り歩くパンジャンフーなる香具師。
ナンバープレートも付いてないバンで、歌謡ショー、ダンスタイム、ジャグ>>続きを読む
76年の新宿。
甲州街道をぶっ飛ばすブラックエンペラー。
カメラ、編集、音楽、そして意外にも気の利いた独白や会話。
不良の美学が白黒フィルムに焼き付けられている。
暇をつぶすためのコンテンツなんて深>>続きを読む
OASISで一番好きな曲は「WONDER WALL」
難解そうでおそらくあまり意味のない歌詞とサビの歌唱のグルグル感。
人生の無常感と微かな希望が、ミドルテンポで雑味のないコード進行に合った名曲だと思>>続きを読む
出張で中国の工場に行った際に、豚をスシ詰めにしたトラックと並走することがよくある。
うだるような暑さの中、まさに立錐の余地も無い積載量200%超え。
暑いな、狭いな、喉乾いた、お腹減った、眠いな、吐き>>続きを読む
無慈悲に殺される美女とそのスクリーミング、そして夜のシークエンス。
そのミステリアスで官能的な映像あってこそのアルジェント作品だろうが、本作は意識的にデビュー作から手法を変えているし、この後の作品群>>続きを読む
原点回帰でダリオ・アルジェント処女作を。
当時としては充分過ぎるほどに刺激的な連続殺人サスペンス物で、既に萌芽が見てとれるホラーテイストを以後の作品でより加えていく事になる。
夜のシークエンスは枚>>続きを読む
同業系ムービーとして気になってましたが…
"いい感じ"で服作って、金儲けたい、有名なりたい、なんて馬鹿者の青春。
腕も知識も金もない君達は、しっかり勉強と下積みに勤しむべきだ。
クラブで朝まで遊んで>>続きを読む
同業系ムービーとして気になってました。
プロットも洋服作りも眼を見張るディティールは見当たらず、中谷美紀のプロモーション映像のよう。
せっかくの神戸。
標準語では魅力半減。
「阪急電車」の中谷美紀>>続きを読む
昨日は久しぶりに女子プロ観戦。
観客55人で超満員の雑居ビルの一室でリングではなくマットを敷いただけの会場。
試合開始前の団体代表の挨拶時の客いじりで対話が出来て、すこしウケが取れたのもあり、かつて京>>続きを読む
序盤のSNSのやり取りやTVドラマぽい演出でモチベ喪失。
実話ベース。
でしょうな。
これから台湾に行こう、知ろうという方には観光ムービー、友好ムービーとしてはとても良い。
どこか昭和の空気が>>続きを読む
最近音楽物が多くなっています。
84年公開にして「スタンド・バイ・ミー」、「恋人たちの予感」のロブ・ライナー初監督作品。
調べてみると、父親も映画監督。
子役でTVに出演、その後演出なども手掛けており>>続きを読む
インディ系メタルレーベル世界一である"Nuclear Blast"
ドイツの片田舎の街ドンツドルフで第二の企業に成長した超ローカル企業。
牧歌的な風景と生活の中にデスメタルが静かに喧しく溶け込む様は>>続きを読む
1974年、キンサシャの奇跡。
現コンゴ共和国で行われたモハメド・アリとジョージ・フォアマンのWBA・WBC統一タイトルマッチ。
アリ・ボマ・イェ!
ザイール国民がアリに送った声援が、後にアリの自伝映>>続きを読む
折角の休日の映画の日。
散髪行ってサッパリして向かった映画館で爆睡してしまい、なんだか凄く勿体無い気分になってしまった。
この苛立ちを解消してくれるのは何だ?
カーターからレーガン政権の時代。
アメ>>続きを読む
序盤から全くハマれず爆睡(-_-)zzz
エンディングまで復活出来なかったのは、
「ネバー・エンディング・ストーリー」以来。
ファルコン的なのもおったからな。
2018劇場鑑賞60本目
主演の二人はあたかも同じ魂が二つの人生に別れたような。
容姿はそれとなく。
性格も雰囲気もまるっきり違う。
それなのに、交わす会話には全て真意があり、それが余すとこなく伝わっている。
優しい風景とピ>>続きを読む