Meeさんの映画レビュー・感想・評価 - 26ページ目

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.8

しばしば人は「持つ者」と「持たざる者」の2種類に分類される。
今作はそんな「持つ者」のジャックがもし過去に現在の状況を決する事となったロンドン行きの飛行機に乗らなかったら…というイフストーリーで、クリ
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.5

誰かにとっての幸せは、誰かにとっての不幸せ。
誰かにとっての素晴らしいものは、誰かにとっての取るに足らないもの。

最初は何という意識高い系映画ッ…!と思っていたけど、観進めていく内にあら素敵な映画。
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フェノミナン(1996年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

誕生日に現れた謎の光を目撃した事を境に脳が覚醒し、能力値が人間以上に跳ね上がった人の話。
「LUCY」観て土壌ができてたからスッと受け入れられた!
脳が何%覚醒したら物が動かせて…とか色々思い出しなが
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ハッピー・フライト(2003年製作の映画)

3.4

教育官のキャラがちょっとやりすぎで受け入れ難い!
近距離線の同僚は良い感じ!
テッドも最初はあの小さな空港会社のパイロットのがイケメンだよ!?って思ってたけど本人も家族も素敵でもう…いいよ君で!!むし
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ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

3.1

嘘、嘘、嘘。
女の嘘の映画でした!
徐々に明らかになる女性たちの過去は何とも重く、嘘で塗り固められた、塗り固めるしかない哀しさを伴っていました。

いやそれにしてもペネロペ・クルス美しい!!!!
目の
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抱きしめたい 真実の物語(2014年製作の映画)

3.0

何となく感情移入できなくて上滑り。
どうも「よくドラマやバラエティに出てる役者さん」っていうイメージに引っ張られてだめだった。

硝子の塔(1993年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

なんとも消化不良な…
でも、このオチをはっきりさせないのが作中でいう「本当のゴシップ」というか、わざと綺麗に終わらせないようにしたのかな。わからん。
しかしアパートの住人の生活覗き見して楽しいかね…チ
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

『失って初めて気付く事がある』とは言うが、デイヴィスは中々気付かない。

妻を本当に愛していたのか?
自分はこんなにも周囲に対して無関心だったのか?
前から薄々と感じてはいたが、答えが見つからないデ
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美女と野獣(2017年製作の映画)

4.1

〝女性は家庭を守るべき〟〝女性は男性よりも劣っている〟という女性の社会進出を妨げる固定観念を打ち破るような作品。
馬と樽を使った今で言う洗濯機のようなものを発明していたり、少女に文字を教えたりと、その
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.1

なんとも鬱々とした映画だ…。
晴れることのない空、暗い過去を抱える登場人物達、際立った静寂。
しかしラストでは、曇った空の先に薄っすらとブルーの空が。
薄くはあるけれど、少しずつ前に進んでいくことを暗
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.9

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間違えて作品賞受賞作品として読み上げられるのも納得!
歌とダンスで華やかな作りになってて物語も入り込みやすかった🙆‍♀️
ミアとセブが夜景を前にタップダンスをする所とセブの初大舞台の歌めっちゃ良い😳
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ボクの妻と結婚してください。(2016年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ泣いた😢😢😢
もう「楽しいに変換」って聞いただけで涙が出てしまう。

私の1番の泣きポイントは父親の借金を返そう!と妻が明るく返すところ。
「貧乏もきっと楽しいよ」って…出来た妻だな全く!
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スリー・リバーズ(1993年製作の映画)

3.5

流石のブルースウィリス!
ダイ・ハードといい、やはり不憫系刑事が似合うぜ…。
伏線もわかりやすいので、みんなでワイワイ観ても楽しいかと思います。

プリティ・ブライド(1999年製作の映画)

3.3

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マギーの声が可愛い😍💕
冒頭のインパクト大!
結婚式のスタイルも卵の好みも全部相手に合わせているマギーに、アイクが言わずとも自分がないなぁと少しイライラ。
そこで「あなたも自分がないじゃない。私と同類
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.6

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深淵もまたこっちのぞいている〜!

恒例の藤原竜也・畜生役を拝む映画かと思いきやミステリー要素が強く、良き叙述トリックだったと思う!
あの報われないラストも、「セブン」的な後味の悪さを残してくれた…
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.5

『インセプション』は今作にインスピレーションを受けて作られたとか。
クリストファー・ノーラン監督も今敏監督も大好きなので嬉しい🥰
夢も現実も、どちらも大切にしようという刑事さんの一言が素敵。
バランス
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パラノーマン ブライス・ホローの謎(2012年製作の映画)

4.0

『襲わないゾンビがいたって、いいじゃない』

魔女狩りならぬ、ゾンビ狩りが行われている時の群集心理の恐ろしさ!
固定観念からくる偏見、決めつけ。
たとえ無害であっても、理解できないものを恐れ、遠ざけよ
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.2

冒頭の銃撃戦が1番カッコよかった。
話自体は個人的にあまり…という感じでした。
トム・クルーズが素敵すぎる😍

ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)

3.5

これは現実か?

フツ族とツチ族、自民族中心主義による大量虐殺は目を覆うものがあった。
いやもう覆いっぱなし!!
天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずは中々難しいらしい🤔

今現在、ロヒンギャで
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

日本アカデミー大賞!!

冒頭は、日本の危機管理能力の低さや、マニュアル頼りのお役所的行政に苛立ちを覚える場面が多々あり😠
しかし、初期対応が遅れようと総理や幹部が亡くなろうとも、そこで立ち止まらず前
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

自分らしさはどこにある?

物や自分の住むところなど、自分以外に自分らしさを求めて葛藤する登場人物たち。
しかし、冒険を通して学び、テカーとなったテ・フィティに心を返すシーンで自分らしさは自分の心にあ
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

テーマが物凄く面白い!
退廃した地球、危険で過酷な労働は全てレプリカントに。
そのレプリカントも感情が芽生えるからと4年間の寿命期限付き、まさに使い捨て!
人間が人間を造るとの意味や倫理が問われる作品
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

これまた凄いものをみた!!
現実と虚構、本当に曖昧を描くのが上手いなあ👏👏
未麻とルミ、両者が『アイドルの未麻』を作り出しているから、そこが重なってラスト見抜けなかった…
鏡がキーアイテムになってくる
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千年女優(2001年製作の映画)

5.0

もの凄く見応えのある作品だった…!
虚構と現実を行ったり来たり、数々の人生を疑似体験する女優はその境界線がふと、危うくなる時があるのだろうか。
そして最後のあのセリフ!!
ゾクっと鳥肌が立った。
ある
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ミッション・トゥ・マーズ(2000年製作の映画)

3.0

色々要素つめこみすぎてまとまりに欠けている!🤔

登場人物達の関係性、雄大で厳しい宇宙、火星の様子、宇宙人の存在、人類誕生の起源を2時間の中で詰め込むのは相当の技量が必要。
宇宙、火星、宇宙人、起源は
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80デイズ(2004年製作の映画)

3.3

正義は必ず勝つ、おとぎ話って感じ!
全編ご都合主義的展開。
しかし映像が可愛くて、小さな子供と一緒にきゃーきゃー観るのが楽しそう😌💕
しかしあの世界観でもジャッキーのアクションはやっぱり凄い…
キレキ
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

1.0

最強ひたすら胸糞悪いムービー。
最後まで観ましたが、結局作り手の意図するところがわかりませんでした。
子供にとっての母親の役割みたいなのを伝えたいのかな…いやそうとも思えない。
まあ全ての映画にメッセ
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SAFE セイフ(2012年製作の映画)

3.3

ジェイソン・ステイサムが渋カッコいい…!

話はどシンプルで、ひたすらアクションを堪能する映画でした🎬

冒頭、自分と関わった人全員殺されるって凄い拷問だな。
ただでさえ妻を殺されたショックを抱えて
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.7

死体探しの旅をする、少年4人の冒険譚。

各々の抱える家庭環境に対するコンプレックス、それを打破すべく行方不明死体を発見し、表彰されよう!と。
その道中で少年たちはたくさんの経験をし、死を身近に感じ、
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.4

名前や愛称で物語を大きく3つに区切った構成。

呼ばれ方によって1人の人生であるのにこんなにも生き方や考え方が異なっていくのか、原点から見るとこんなにも別人のように感じてしまうのかと、正に名は体を表す
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CUBE(1997年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

低予算で面白い映画ってワクワクするよね🥺✨

『CUBE』の様々な殺戮トラップで人がどんどん殺されていくのかなーと思いきや、ところがどっこい!
仕掛けで殺されるのは2人、人の手によって殺されるのは4人
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9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜(2009年製作の映画)

2.9

ティムバートン制作参加ということで視聴。

ダークな雰囲気がティムらしくて映像は凄く楽しめました!

設定は面白いんだけど脚本がちと残念…。
ストーリー展開に斬新さや驚きがなくて退屈でした。
ひたすら
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ピクセル(2015年製作の映画)

2.9

「ゴースト・バスターズ」感。

オタクが世界を救うとかいいよね!
社会的に軽視されがち(全然そんなことはないのですが!)な人達が頭脳と技術を以って戦略の要になる…うーんかっこいい。

ノリが寒いところ
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武士の家計簿(2010年製作の映画)

3.0

刀ではなく、そろばんで。

子供からしたら武士らしさのない堅苦しい親父に映るかもしれんがきちんと父親してるのがホロリときた。