みぜさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

みぜ

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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.5

静かで無駄な音のない映画。

幸せの価値観は人それぞれ。
どう生きるか決めるのは自分。それに尽きる。

永遠の0(2013年製作の映画)

3.7

原作が出版された当時、百田さんがインタビューで、
我々は戦争を経験した人達から直接話が聞ける最後の世代、と言っていたのが印象的で、そこから私も意識的に戦争に行っていた祖父から当時の話を聞くようになった
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日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.5

ポツダム宣言受諾の背景に起きた宮城事件について。
 
冒頭の東條氏の発言から誤りがあるというレビューを見かけたが、歴女ではないため、詳細わからず。学びとは大切ね。復習も兼ねて勉強します。

笠智衆好き
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.8

日本の映画でここまで踏み込んだ作品は珍しいと思う。

取材力が足りない、描写がオーバー過ぎるなど色々と批判はあるとは思うが、とはいえ最近の日本で実際に問題とされた事件に似たテーマが多数。

内閣情報調
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.5

安藤サクラの名女優ぷりを楽しむ映画。

キックボクシング、何年か習ったことあるけど、こんな敏速な動きは相当な努力をしない限り出来ない…

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

弁護士とお見合いをしたこともあるし、大学から上京して、東京の養分となりながら働き続けている私としては他人事とは思えない映画。

門脇麦が可愛くて、血迷ってボブに髪を切りたくなる。あの華奢で儚げな顔だか
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.8

リリーさんに子供達が本気で懐いてるのが伝わってくる。

そしてこれリリーさん側の末っ子の弟が良いスパイスになってる気がする。
観察して見てると、本当にナチュラルにリリーさんの家族としてそこに存在してい
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死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

3.5

切ない話なんだけど、肝となるシーンは描かれていないので、心揺さぶられ過ぎずに見ることが出来る。

余命宣告されてからの2ヶ月間、
アンのように自分勝手に生きてもいいんじゃないかな。うん。

私だったら
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.5

冒頭のチョウチョのシーン、
歩いても歩いてもの二人が同じこと言ってる…
ストーリーが繋がっている?監督も演者も同じだし。ここ知ってるとなんか面白い。

樹木希林が阿部寛演ずる、夢を追いかけ続けているど
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.8

何かと最近話題のショーシャンクの空に。
(花束みたいな恋をしたで揶揄されていたので。)

いやこれもう、まごうことなき名作。
麦くんと絹ちゃんったら、実際に見たことあるの?って聞きたい。

今一推しの
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

3.8

良き映画。
実在するアメリカンフットボール選手のマイケルオアーの話。
昔の話かと思いきや、マイケルがまだ34歳なことに驚愕。

SJ可愛いなぁ。
マイケルと並ぶと小ささが際立つ。
そして交渉能力が極め
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キンキーブーツ(2018年製作の映画)

4.0

三浦春馬のキンキーブーツを思い出して、泣けた。。。
どうにか取れた立ち見チケットで見に行ったキンキーブーツの舞台。

三浦春馬のローラが最高過ぎて、ストーリーに一気に引き込まれた覚えあり。

ブロード
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.5

終始安心して見ていられる、
私的ジャンル区分:ほっこりムービー。

実話を元にしてるものの、実際と少し設定違うのね。。

差別をしない人に対して、マイノリティと呼ばれる人達はより心を開けるものだな、と
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.6

穏やかで波の立たない静かな映画。
じんわりラストのシーン、阿部寛のナレーションで泣けた。

人生って何かちょっと間に合わなくて、
その後悔を自分の心の中でどう上手いこと消化していくかだと思ってるんだけ
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.5

重い話から始まるのに、泣かせにこない映画。珍しい。(私が泣いてないだけ?)

主人公のクズさ加減と、子供たちの可愛いさときたら。
妹の灯ちゃん、凪のお暇のうららちゃん。
同監督のすばらしき世界にも出て
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

3.5

明るく前向きになれる映画。

インド映画特有の長さと独特の歌とダンスはあるけど、インド映画初心者の人も耐えられる塩梅の量。

どこの国も男女ともに個人の尊厳は最も大事なものとして尊重されないといけない
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ソラニン(2010年製作の映画)

3.2

ひりひりする。

考え事してて赤信号突っ込んでいく無鉄砲さとか、後任としてボーカルしちゃう彼女の気持ちとか、若者特有のあれやこれやに。

宮﨑あおいの顔面でバンドボーカルは、もはや売れる気配しか感じな
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.5

突然のパクソジュン。上野樹里。

目覚めると毎日異なる人物に変わっている。
非現実的な話かもしれないが、切なくもあり、ほっこりもあり、良き映画。

主演女優のこの雰囲気、モテそうなタイプだなぁと斜めな
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

なんだろう、もう、
本当「すばらしき」過ぎる映画だと思う。

役所広司は日本の宝。間違いない。

罪を犯した人は、刑期を終えて出所しても、社会での居場所がなく、また罪を繰り返してしまう事が多いとのこと
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トキワ荘の青春 デジタルリマスター版(1995年製作の映画)

3.5

デジタルリマスター版を見に映画館へ。

静かで波立つことのない映画。
西の魔女が死んだ、をもっと穏やかにしたような良い意味で何も起きないストーリー。

起承転結を求めたり、派手なハリウッド作が好きな人
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Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

3.8

幼き頃に金曜ロードショーで見てから数十年の時を経て再び鑑賞。

この混沌とした世の中、前向きになれるものを積極的に摂取していくのって大事な気がする。映画も他のものも。

あーなんか分からないけど私も何
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.5

森見登美彦は、大真面目に言って、言葉の魔術師だと私は思っている。
四畳半神話大系、夜は短し歩けよ乙女
の言葉の運び方の衝撃たるや。

70代位のおじいさんが書いたのかなと思いきや、30代そこそこで書き
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.6

前向きに、明るくなれる映画。
アメリカンドリーム。ダイバーシティ。

オーウェンウィルソン、ウィルフェレル2人とも好きだから、コラボ嬉しい。
ウィルフェレルちょい役なのに爪痕残す感じが流石。

ゴシガ
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白雪姫と鏡の女王(2012年製作の映画)

3.5

石岡暎子展を見に行ってからの鑑賞。
ストーリーは、先が想像できる内容で少し冗長に感じたが、衣装がとにかく素敵。
そこに注目して見ると楽しめる。

中でもウエディングドレスが可愛いすぎた。
ブルーのドレ
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華氏 119(2018年製作の映画)

3.5

政治に興味がなかったら退屈でしかないと思う。特にアメリカについての話なので。とはいえ、自分に置き換えて見てみるのが大事かと。

マイケルムーアが言っていた、
“希望は憧れであり、受け身で、やすらぎだ。
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フェミニストからのメッセージ(2018年製作の映画)

3.4

闘い続ける女性達のドキュメンタリー。
強く賢い女性はやはり文句無しにカッコいい。

劇中に出てくる黒人女性が、その昔母親から言われた、

“ありのままのあなたの素晴らしさや、
美しさと価値を理解できな
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.2

ドールを完成させることが愛の最終形だったんだろうなぁ。切ないストーリー。

蒼井優ちゃんの裸は見えないようにラブシーンは切り取られてたけど、ラブドールとして自分の裸を表現されるってどんな気持ちなんだろ
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

生きていく上で、

素直さと明るさ、多少の謙虚さと、
自信とユーモアって大事だと思わさせてくれる映画。

どんな嫌な人でも、性善説で根から腐ってる奴はいないと信じてるけど、人って変われるのよなぁ。
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.2

未来は過去を変えられる
という言葉が印象に残る映画。

確かにそうかもしれない。
未来にはそれ程強い力があるのかもしれないし、過去に縛られる必要もないのかもしれない。

まったりと大人の雰囲気漂うスト
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これが私の人生設計(2014年製作の映画)

3.5

イタリア映画ってわりと苦手なジャンルなんだけど、何日かに分けてどうにか最後まで見れた。

ラストの方は、ザ王道映画って感じのストーリーというか演出で結構苦手。。

けどイタリアでも男女差別とか、性的マ
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RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

4.0

男女ともに見て欲しい。
先進国でありながら、後進国にも負ける女性蔑視の国、日本。

ジェンダーギャップ指数としても、レイプが頻繁に起きている国にすら負けてるって、もう異常だと思う。

女性蔑視の発言を
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

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花束みたいな恋をした
を見てからというものの、空前絶後の菅田将暉ブームが自分の中で起きているため、本作を鑑賞。

柔らかな菅田くんを見られて良かった。

私って多分平凡に生きているんだろうな。主人公に
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

本当に本当に良かった。
菅田将暉(大学生の頃)のあの柔らかい性格好きな人多いと思う。

そして学生時代の友人(男性)と数年ぶりに再会したら別人格になってたことあったなー。←見たら分かる。

今まで有村
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劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

3.5

火事のシーンで、不謹慎ながらも笑える映画ってなかなかない。

ドラマも好きだったけど、映画の方もわりと好きだな。

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.8

人には自分の事なんて全部話さなくていいと思うし、秘密はあって当然だと思っている。

程よく艶っぽくて、なんだか不思議と惹きつけられる映画だった。

周りに仲の良い男性同士のカップルはいるものの、私自身
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