機動戦士Zガンダムの33の情報・感想・評価

エピソード33
アクシズからの使者
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あらすじ
アクシズのガザC部隊に救われたかたちとなったアーガマ。 ブライトたちはアクシズからの招致に応じ、先遣艦隊旗艦グワダンでミネバ・ザビと会見する。ジオン公国を私物化したザビ家の三男、ドズル・ザビの遺児。そのミネバの姿と、かつてのザビ家そのままといったアクシズ軍の様相に、ブライトたちは戦慄を覚える。 しかし、幼いミネバを操り人形のように扱うアクシズの摂政ハマーン・カーンに対し、自らが袂を分かったアクシズの変わり様を目の当たりにしたシャアは怒りを露わにするのだった。 両者の交渉は決裂し、アーガマのクルーは監禁されてしまうが、芝居をうってグワダンを脱出する事に成功。 それを見届けるようにして、シロッコのドゴス・ギアがグワダンに接触し、ミネバに忠誠を誓った。
コメント13件
ひゅーご

ひゅーご

エゥーゴの皆が仕方なくジオンのノーマルスーツ着てるという珍しい光景 ひさびに見たジオンのノーマルスーツ
ルマーヴェ

ルマーヴェ

白兵戦! からの、 モビルスーツ戦! ハマーン登場。
PANDADA

PANDADA

このコメントはネタバレを含みます

「紹介しよう!ザビ家の正統なる後継者、ミネバ・ザビ王女である!!」(ハマーン・カーン) 前話でアクシズのMS部隊に救われたアーガマはアクシズと交渉する事に。 アクシズの戦力は予想以上に大きく、ドゴス・ギア以上の規模の戦艦グワダンとかなりの数のMSを率いていて、ウォンは驚いています。 実際に、ジオン公国が敗れて、一部の残党が小惑星帯に逃げたとして、これほどの戦力にはならないでしょう。 あの頃に残っていた戦力って、サイド3本国とグラナダの戦力、あとはア・バオア・クーの残兵だけなので、たかが知れているし。 増産と多産に励んだとしても、わずか7年ですからね。そんなに増強されなくないですか? スペースノイドの有志達を新たに引き入れようにも、小惑星帯は遠すぎて、普通の宇宙船では無理だろうし。 ここのとこの辻褄をあせるために、「0083」のラストでデラーズ・フリートの残党もアクシズに合流させたのかも。 ただ、あの話があるせいで、アクシズが全くの謎の勢力とはいなくなってしまったとおもうんですよね。 閑話休題。 アクシズへの使者としてはまずはエゥーゴ、この場合はアナハイム・エレクトロニクスのメラニー会長の名代も兼ねてウォン・リー。アーガマ艦長ブライト・ノア。アクシズについては一番詳しいであろうクワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)。ランチの運転手という事でアポリー・ベイ(そう言えばシャトルも操縦できてましたね、彼)。で、何でかよくわからないけどレコア・ロンドと、多分ウォンやブライトの護衛としてカミーユ・ビダン。以上6人。 ランチで移動中、アクシズのMSがランチの中を覗き込んだりしますが、シャアはこれがハマーンだと気付いた様子。 で、一行は中へ通されてハマーンと面会。 ハマーンの視線はまっすぐシャアに、そしてカミーユにも。 ウォンが名乗り、交渉を頼むとハマーンが上のセリフ。 重く閉ざされたドアが開き、荘厳な装飾と鶴が飛んだりしてる部屋が現れ、奥に座る少女。 ジオン公国宇宙攻撃軍司令ドズル・ザビの長女、ミネバ。 エゥーゴの一行はまだ子供はないかと少し狼狽。 ウォンはつまり交渉相手の本命はハマーンか?とシャアに確認してます。 シャアはまだ幼いミネバを担ぎ出してきた事に少し腹を立てています。 この辺が微妙な心境だと思うのですが、まだ赤子だったミネバをアクシズに連れていって育て守っていたシャアとしては彼女を戦乱に巻き込みたくはなかったのかなぁと。 まあ、でも、酷なことを言うと、ミネバにとってシャアは伯父(ガルマ)と伯母(キシリア)の仇ですけどね!! ミネバはシャアをそばに呼ぶと、 「やはり、シャア・アズナブルだ!」 と喜びます。 それを見たエゥーゴ一行の反応がそれぞれで面白いですね。 「そんなに知り合いか?!」 と親しさに驚くウォン。 「シャア!」 と今更驚くブライト 「クワトロ・バジーナ!」 となぜか偽名の方を口にするレコア。 驚いた表情で固まるアポリー。 「全く」 と呆れ顔のカミーユ。 アクシズのことはあまり詳しくないとシャアに聞かされていたウォンにとってはびっくりな状況でしょう。 鈍感なブライトも今更ながらクワトロ=シャアの事実を突きつけられてびっくりなのかも。 レコアも自分の知らないシャアの一面を見せられて、自分のよく知る方の名を口にしたのかな? アポリー、君は驚いちゃダメでしょ(笑)。 後々の設定だとアポリーは元公国軍と言う事になってますが、これは完全な後付けですね。 ミネバをみて「子供?!」とびっくりしたりもしていますが、彼がジオン公国出身なら驚くようなことではないですからね。 後の様々なら後付け作品で、「アポリーは元公国軍」って事になってますが、このシーンを見る限りはそれはあり得ないんじゃないかなぁ? カミーユはシャアが偽名なんか使うからややこしくなるんだよ、やっぱり、と言った心境ですかね(笑)。 さて、ミネバは遊んでくれたことを覚えている、とシャアを懐かしがりますが、空気を読まないシャアは 「2歳の時の事を覚えてらっしゃるのか?」 と至って冷淡(笑)。 その後も、前々から用意されたセリフを一生懸命に喋るミネバをみて、ハマーン・カーンへの怒りを爆発させて、 「よくもミネバをこうも育ててくれた!偏見の塊の人間を育てて何とするか!!」 とハマーン・カーンに掴み掛かります。 ハマーンはハマーンでシャアが裏切ったのかと問い詰めます。 これもまあ、変な話かなぁと(笑)。 シャアがジオン・ダイクンの忘れ形見だと言う話はカミーユですら知っていた話(第5話参照)だし、キシリアを葬ったり、ガルマを謀殺した事もバレててもおかしくない思うのですが。 そんな、ある意味、ザビ家の敵に当たる彼がザビ家に仕えるわけはないのはみんな知ってたんじゃないかなぁ? シャアがアクシズを離れた事をハマーンやミネバは「偵察任務」と言っていますが、多分正しくは「追放」とかな気がします。 ザビ家の最後の生き残りであるミネバを核にして勢力を結集するには、シャアは絶対邪魔です(笑)。 ザビ家は「ジオン・ダイクンの理想であるスペースノイドの自治独立」をスローガンに国民を結集させていたので、「ザビ家に暗殺されたかも知れないジオンの息子」なんかを幹部に抱えていたら、勢力が完全分解しちゃいますし、かと言ってシャアは「公国軍の英雄的パイロット」でもあるので、表だった処分もできない。それらしく「偵察任務」とやらを与えて追っ払うのがやはり正解ですよね。 ってか、シャア切れ過ぎです(笑)。 それまでのお膳立てが全部台無しで、アーガマ一行は全員とっ捕まります。 それでもシャアとカミーユの機転で脱出成功。 ウォンやレコアは気づいていましたが、鈍感なブライトは可愛いですね(笑)。 こういう時、実に頼りになるのがウォンで、奪った銃でジオン兵を人質に取り、脱出作戦を決行し、指揮します。 ミネバは脱出する一行の強い意志を感じたのか、玉座の上で怯え切っていて、ハマーンを呼ぶように侍女たちに命じています。 この子はこの後もこんな感じのNT的な反応をしばしば見せています。遂にザビの家系にもNTが発現するというある意味かなり皮肉な事実が。 シャアはハマーンを見つけ出して暗殺を試みますが失敗。逆にシャアを庇ってレコア負傷。 でも何とか逃げおおせます。 パイロットスーツに着替えながらレコアは 「ザビ家を再び興すのが、大尉の目的ではなかったのですね」 とアホな事をいい、 シャアはシャアで、 「私はザビ家とは関係ない。私はいつも1人の男だった」 とカッコつけた事をいっちやいます。 親の仇を取るためにジオン公国軍に入ったシャアがザビ家再興を目指すわけないし、ちょい前まで精神的に不安定だったレコアに向かって、自分はいつも独りぼっちなんて言ったら離れちゃいますよ。 どっちもどっちです、全く。 交渉は決裂して、一行はアーガマへ。 アーガマでは艦長代理のトーレス(笑)が結構頑張ってます。 グワダンがアーガマ一行を取り逃したのは、ハマーン曰く「素人の集団」である事がシャアにバレているから。 やっぱり人手不足でしょうね。 アーガマからはMS隊が発進しますが、同時にドゴス・ギアのMS隊が到着。率いるのはヤザンで、グリプスから呼び寄せた旧知の部下ダンケルとラムサスもハンブラビに搭乗。 この3機が鬼のように強い。 追いかけてくるカミーユのΖに「クモの巣」と名付けた電磁ワイヤー・ネットを仕掛けて、一時的にでも戦闘不能にします。 それを助けに来たレコアやシャアですら寄せ付けず、ラーディッシュからの援軍がなければヤバい所でした。 ヤザンはさすがで、計算外であるラーディッシュからの援軍を認めるやとっとと撤収しています。 それでもΖ小破、百式小破、メタス中破は誇るべき戦績です。 この戦闘中、レコアはシロッコの気配を敏感に感じてしまい、徐々に心を毒され、知らず知らずのうちに彼を求めるようになっています。 自分を助けてくれたラーディッシュを見ても 「お仲間か。」 とガッカリしてるし(笑)。 エゥーゴとアクシズの破談を読んでいたシロッコは自らグワダンに赴き、ミネバに忠誠を誓います。それを見たハマーンは 「こういうバカな男もいる。世の中捨てたものではないぞ」 との感想を抱きますが、まだまだシロッコの恐ろしさに気づいてないですね。 シャアのアホな行動でアクシズまで敵に回してしまいピンチ!と言った所で、今回は終了です。
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なつめ

なつめ

シャアいろいろ台無しにしちゃったな。ガルマを誅殺した頃の粘りが足りない
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MrY

MrY

物言う株にしかと思っていたウォンさんが、軍人より正しく状況を捉えて脱出のため行動してた。 そりゃいつも口うるさく現場に言うわけだ
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まー

まー

連邦軍の制服とジオンの制服の会合って図式がエモい🤤 シャア様ミネバ様に会って興奮気味🕺
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えりみ

えりみ

アクシズからの使者: ハマーン・カーン出てきた! ということは、 ミネバ様キターーーッ😆 珍しく頭に血が上ってるクワトロ・バジーナ😃 「私はいつも一人の男だ」 エマ・シーンとカツが危機を救う シロッコがミネバ様に跪く
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直木谷ヒトシ

直木谷ヒトシ

このコメントはネタバレを含みます

ジオンの遺児ミネバ・ラオ・ザビ 幼気なジオニズムに満ちた彼女と、その摂政たるハマーン・カーン ここにティターンズとアクシズは連帯し……待って?地球連邦の主体たるティターンズがジオン残党と???一年戦争時代のジオンの皆さん見てますか、大変な時代になりました シャアを「偵察に出していた」と主張するのも面の皮が厚いしシャアに散々言われてサイズの合わない玉座に丸まって泣く幼ミネバさまがお労しいし なんでこんな子供を担ぎあげてまでジオニズムでやっていこうとしたんだ そしてレコアさんは……これ次でエゥーゴ抜けるのかな……
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おーちゃん

おーちゃん

このコメントはネタバレを含みます

今さらシャアで騒いでた!(゜ロ゜)
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torakoa

torakoa

『アクシズからの使者』 前話の予告「ハマーン・カーンとミネバにシャアは動揺をした。それがカミーユ達に危機を呼んだ。グワダンから脱出するアーガマの中でシャアは己の運命の業の深さに泣いた。」そういう回。痺れる。
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KEiGO

KEiGO

ヤザンの作戦は灼熱のアッザムリーダーと似てますね笑
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り

このコメントはネタバレを含みます

アクシズに接触 シャアとジオンの残党がついに再会しちゃった。いつもより興奮気味のシャア〜 操られているミネバ ハマーン・カーン、死んでもらう!
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スター

スター

 エウーゴは、ジオンの残党からなるアクシズに接触する。  それは、ミネバ・ザビを主君にした組織で、事実上の権力は、ハマーン・カーンが握っていた。  この回も面白かった。
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