全話鑑賞。Apple TV +のヴァンサン・カッセルとエヴァ・グリーンの主演によるサスペンスドラマ。全6話の構成。映画界のスター級2人を投入して、主にロンドンと、パリを舞台にして展開される、シリアから亡命した天才的ハッカーを巡るサスペンスストーリー。
最終話は少し駆け足で終わってしまったけど、金のかけ方が半端なく、ゴージャスな2人の共演もあり、とても楽しめた😆。

Apple TV +は、NetflixやAmazonほど派手ではないけど、しっかりと独自の配信スタイルを確立したのかなと思う。Disneyや他の様々な会社も加わった配信ビジネスの視聴者奪い合いの闘いはこれからどうなるのかな。恐らく優れたプロデューサー、脚本家の囲い込みがある程度進むと、脱落するところも出てくると思う。コロナ禍も世界的に収まって、外に出ることが多くなると、限られた時間で全部は観ることができないのは必然だし、各社生き残りをかけた高品質のドラマ、映画の投入が続くのは観る側としては有難い😃。

本作くらいのレベルのドラマがこれからも各サブスクから続々と投入されると今の日本の地上波ドラマが生き残る術はないのでは、とも思ってしまう。日本のテレビはいつのまにか、シャビーなグルメとキャラの安い芸人の雛壇番組だけになって、やがて誰も見なくなる…そんな近未来図を想像🙈💩。

因みにヴァンサン・カッセルはギラギラ感が脱けて、渋いオヤジになっていました😆。そしてエヴァ姐さんは相変わらずの美魔女🥰でした。🎬😆
(Apple TV +は版権が煩いのか、サムネイルの掲載をfilmarksさんにお願いしてもダメみたいでした😅)

以前と比べて良質な独占配信作品が増えてきているApple TV。
ドラマ比重が高いんだが、この「リエゾン」のような有名俳優起用作もしっかりと面白い。
主演作品も多いエヴァ・グリーン、ヴァンサン・カッセル。
役柄に大変マッチしています。
国際的なサイバー攻撃、ロンドン、ブリュッセル、パリ、シリア等、舞台も設定も好みです。

うーん評価が難しい…。

まず4話くらいで気づいたのですが、この作品は初めて明確に「私の集中力持続力じゃ作品を100%楽しめてる気がしない…！」と感じた作品でした。

特別展開が遅いだとか何もイベントがないという風には感じなかったのですが、逆に情報量が多すぎて台詞を一言一句覚えておかないとドンデン返しを理解しきれていないみたいな瞬間が多々ありました。

ただでさえ複雑な組織図の中で騙し合いをするのですが、かなり色々話している割にはほとんど埋め台詞みたいなのがないんですよね…。なので結果的に全ての瞬間を集中して観ないといけないみたいになってしまって、映画ならともかく流石にドラマだと私の集中力では限界がありました…。もう一周したらもう少し関係図や騙し合いが理解できそう。

また、色々と駆け引きはあれど最終的に痴情のもつれに収束するのは共同とはいえフランス作品っぽいな〜と感じました。が、そこを痴情のもつれにするのはまぁまぁ縛り的というか、本作だったた普通のスパイもの的な展開でよかったのでは…とも感じました。まぁフランス人が恋愛が好きなら仕方ない。