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『⽊樵』に投稿された感想・評価

Benito
3.5
【 樵(きこり)についての貴重な記録映画 】

CSケーブル4Kチャンネルで鑑賞。
同時に映画特番の「木と共に生きる」も鑑賞。いずれもナレーションは近藤正臣。

「樵」「木樵」どちらも'きこり'と読む。

山林の木を切りだし、それを職業とする人たちを見つめたドキュメンタリー。ただ樵は木を切るだけでなく、植林された木々を管理して、また伐採して、森の循環を担い、その森を守るひとたちだと分かる。

舞台は飛騨高山。登場するのは面家ファミリー、そして笠原木材の皆さん。

全編に響くのはチェーンソーの音、木が倒れる音、虫の鳴き声。

伐採の目の前までカメラが迫り、映像に迫力があると思ってたら、映画のエンドロールのテロップに笠原木材社長から"関係団体から労働安全衛生上の問題指摘があり改善します"とコメントが出ていた。でも、樵の皆さんのリアルな日常や、樵目線のキャメラはドキュメンタリーの醍醐味だったことは確実。
3.0
ドキュメンタリー映画『木樵』

岐阜県下呂市の”木樵”の今を追ったドキュメンタリー。
近年の「ウッドショック」で木材が不足し高騰している。しかし、日本にはたくさんの木がある。これをなぜもっと活用できないのか?という疑問を抱いていた。

木を一本切るのでも想像以上の手間と技術が必要。しかも後継者不足で、若い働き手が不足している。
とても興味深い、今の“日本”を知ることができる映画。

僕のおじいちゃんは製材所を経営していた。今は長男の叔父さんが継いでいる。タバコと汗のにおいの職人さんたちを憶えている。指がない職人がスプーンを指の付け根で挟んでアルマイトの弁当箱で昼飯を食べていた。林業は怪我をする危険も孕んでいる。だからこそ、ベテランによる指導が必要だし、それを習得する期間が必要だということもこの映画からわかる。

狭い日本なんていうけど、実は他国に比べてもかなり広い。しかし、第一次産業全体が抱える問題を解決し国土を活かしていかないと、日本の未来は明るくない。
【好きです…】202

木樵好きとして、林業の仕事ぶりがよくわかるとてもうれしい映画。やっぱり山の仕事はいいよね。これを見たおかげで「ある男」が3倍楽しめました笑。伐ってる最中、受口側に回ってはいけませんね……
私事ですが祖父が山の仕事をしていて運材の事故で亡くなったと聞いているので、この兄弟がもっているワイヤーによる搬出テクニックが長年の経験と数多くの犠牲の上に成り立っていることをとても貴重に思うし、この技術が若い人に継承されることを心から願う。
映画としてものすごい、というところはとくにないのはちょっと残念だけど、丁寧な取材で、見ていると明日から自分も木が伐れそうな気がする。もちろん絶対無理だけど。クレーンで吊って運ぶ移動式の休憩室(見た目はちょっとしたコンテナ)は、意外ととても重要な福利厚生なんだろうなー。やっぱり外で休んだり飯食うのは、たまにならいいけど毎日はきつそう。寒い日も雨の日もあるし。

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