同じ想いで同じものを見ていたはずなのに、けっきょくは最初に囚われていたものを振り切ることができなかったのかな、と思った。脛齧りで親の七光りになりそうな音楽家志望のロベルトとウェイターをしながら自分の…
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ビブラートのかからない素直な歌声はまさに心をそのまま表しているようだった。全編手持ちカメラ。白黒の世界と掌の中のカラー映像を対比させていたのは面白かった。ロベルトのダメ男ぶりがよくわかる脚本は良かっ…
>>続きを読む誰に宛てて作ったの?
だって、すべて愛についての歌だから…。
有名俳優の父親の脛かじりで、働くことなく音楽を作るロベルトと、歌唱と作曲の才能がありながら日々の生活に追われるアリツィアが出逢いはじま…
モノクロである必要はよくわかんなかった
名声の誘惑に負けた男が、言葉と詩を女から奪うというプロットは同じくポーランド映画の『パプーシャの瞳』に似ている。秘密は、隠されていること、自分だけがそれを知…
キレやすくも繊細な歌声で磨けば光る原石娘×最強のクリエイター超つよつよパパを持つクズ男、2人が彩った「愛についての歌」が素晴らしい。エンドクレジットみると監督がいくつかの歌を作詞してたし(映画のため…
>>続きを読む仕事か恋か。今のままでいいのか?家族やプライド,目に見えぬ圧力に葛藤し決断する2人の気持ちが痛いほど伝わる。あの苦しい選択があったからこそのラストと余韻で想像させる未来にグッときた。創作に於ける誰に…
>>続きを読む誰に歌っているの?みんな愛の歌だから。
🇵🇱ポーランド映画祭2022 にて。
大物俳優のボンボン息子が、レストランのウェイトレスがゴミ出ししながら口遊む姿を見ることで始まる、二人のすれ違い。
ロベ…
このレビューはネタバレを含みます
#147 ポーランド映画祭@写美
有名俳優の父と弁護士の姉をもつ、お坊ちゃん青年が、ガールフレンドの曲を自作のように売り込んだら注目されてしまい、恋路も危うくなる、ポーランド版『二人の銀座』。
娘が…