💻 ショート・アニメーション
監督・脚本:土海明日香
爆弾製造師と、命が宿ってしまった手りゅう弾…。心温まる短編アニメーション。
戦時中のある冬の夜、工房の中で爆弾製造士は手りゅう弾を作っていた…
存在そのものが危険な手榴弾に対して「望むように生きなさい」と言い切る主人は、なかなか身勝手なのでは。その手榴弾は自分でつくった訳なので。最後はいい感じにまとまっていた風だが、かつて手放した殺傷兵器が…
>>続きを読む爆弾の製造者と心を持った爆弾を描いた短編アニメーション作品。
人を殺すために生まれた存在が心を持ってしまい、自分が生み出された理由を知ってしまったら…。
それでももし自分に人を助ける力があるなら…
戦時中の武器職人が、心を持った手榴弾に「君を作ってすまない」って謝るのが切なくてよかった。
花火を見上げて泣きそうになる手榴弾の気持ち……
これから二人が、花火を作りながら幸せになれたらいいのにな。…
このレビューはネタバレを含みます
生きる手榴弾。
ラストシーン、製造士のキツネ?が凍えないように鳥を連れて帰るのは分かるけども、命を懸けた手榴弾くんの最後の灯火が消えるまで、せめてもう少し側に居てあげても良かったのでは?と思って…