PUSH おすの作品情報・感想・評価

PUSH おす1987年製作の映画)

製作国:

上映時間:4分

ジャンル:

3.3

「PUSH おす」に投稿された感想・評価

星新一さんのショート・ショートに出てきそうなお話 絵のタッチがかわいい
手塚の短編の中なら、最も手塚らしいストーリーじゃないでしょうか?

荒廃した地球で、ボタン1つ押せば何でも出てくるが、新しい地球は出て来ない。押してはいけないボタンを押しちゃったからね。

手塚の世相を斬った皮肉タップリのデストピア物。
絵柄もカートゥーンっぽさが混じってはいるが、手塚のテイストが強い。

やっぱり手塚のやりたいのはコレなんだなぁと。そういうのが全て詰まっている1本。
林檎

林檎の感想・評価

3.7
最初、近未来的かと思ったけど、実は全然そんなことなくてもっと身近なんだと思う。
なんだか虚しい。
人間以上の力を持った機械に支配された世界。
地球の新品はあるかい?星新一のショートショートのよう。寓話的説教くささがちょっとうるさい。
Tyga

Tygaの感想・評価

3.6
星新一のショートショートにもありそうな世界観。

機械があって便利になっても、僕らまで思考を止めてしまったら、機械に「ありがとうございました」と排除されてしまうかも。

そんな冷たい「ありがとうございました」の映画だった。
実験的な要素は無くて、「世にも奇妙な物語」みたいな感じ。

「ありがとうございました」っていう虚無の言葉。
django

djangoの感想・評価

2.5
うーむ。
なんか難しい話やねえ。
まさしく、実験の映像だ。
3分少しの映画です。
マッドマックス的な雰囲気もあって、ボタン1つで何でも解決できることの皮肉だ。
手塚治虫による短編。

1人の男が生きるその世界は、

ボタンを押すことで何でも"新品"になる世界。

飲食物、服、車、ペット、そして地球……

何でも新しくできる素晴らしさ。

だが、ボタン1つで世界を変えられる。

ボタン1つで世界を破壊できる。

キューバ危機を連想させる、本当は恐ろしい話。

平和を作るのも、壊すのも、人間ではなくボタン?
”ノゾミのなくならない世界”

手塚治虫の実験的アニメーション。

ボタンひとつで何でも新品に変わる世界。87年当時から今を見るとボタンひとつで、というか今はタッチパネルまで来ている。amazonでポチるとまで言われ、米兵はオフィスに出勤して空爆をする。これが良いことだと思い込んでも、何か異質さがつきまとう。今作のステップの刻み方が秀逸で車を新車に変えた後に出てくるペットショップの動物たちが怖い。洗濯板からボタンひとつで乾燥まで。釜戸で米を焦がさぬように、今はボタンひとつでふっくらご飯。機関銃から原子爆弾。

異質さに気がつかない愚かなニンゲンは、神に偉そうな態度で地球を貪り、後悔した日にゃ後の祭り。

今だからこそ、過去を知っているからこそ、未来を憂う。

それが如何した。
これでいいのだ。
それでいいのか?
青二歳

青二歳の感想・評価

3.1
手塚治虫の実験アニメーション。なんでもボタン一つで手に入る自動化された社会で男は地球の新品を求める。
今よりもっと核戦争のイメージが現実味のあった時代なんだなぁと。
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