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フランス映画への旅
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目次

フランス映画への旅の作品紹介

フランス映画への旅のあらすじ

映画史に造詣が深いことでも知られる映画監督ベルトラン・タヴェルニエが、彼の人生のなかで記憶に残るフランス映画や監督について語りながらフランス映画史を旅する。90余りにも及ぶ映画作品の映像を交え、映画監督のジャック・ベッケル、ジャン・ルノワール、マルセル・カルネ、ジャン=ピエール・メルヴィルや、タヴェルニエが最も偉大な俳優と評するジャン・ギャバン、さらには数々の作曲家について語られる。(r) 2016 Little Bear Productions / Gaumont / Pathe Production

フランス映画への旅の監督

ベルトラン・タヴェルニエ

原題
Voyage à travers le cinéma français/My Journey Through French Cinema
製作年
2016年
製作国
フランス
上映時間
150分
ジャンル
ドキュメンタリー

『フランス映画への旅』に投稿された感想・評価

No.3949

1年も前にスターチャンネルで放送していたのを録画、今になってやっと視聴。

タヴェルニエがフランス映画について語ってくれるのは面白いし、タメにはなるんだけど、

いかんせん、まとまりがなく、長い。。

もっと章立てにするとか、語りたい監督や俳優ごとでまとめてみるとか、そういう工夫がほしかった。

会社の飲み会で上司から、昔話を延々聞かされている感じw
3.8
ドキュメンタリーです。

想像した中身ではなかったです。
タイトルからもう少し時代順になぞるような感じかと思っていたら、ジャン・ルノワール監督と、俳優ジャン・ギャバン、そしてフランス映画音楽について、相当割かれていましたね。
ジャン・ルノワールは「草の上の朝食」を観ただけで、あとどうしようかと思っていたところだったのでとても良いアドバイスとなりました!w
ギャバンは良い役者だとはわかっていたつもりですが、ここに出てくるエピソードから、歴史的な俳優なんだとよーーくわかりましたよ。

しかしながら思うこと。
ちょうどわたしの仕事柄、これでは聞いている人が眠気を催す典型的なものだなと・・そう感じました。
言っていることは正しいのでしょうし、「へえーーっ」と思うから楽しくないわけじゃありません。

要は当時フランスで実験され斬新だった技法は当たり前になるどころか、タランティーノやガイ・リッチーをはじめとした監督により破壊・再構成され、機材がかなり進化してCGや特撮によりまるで違うものに進化したと言っていいわけで。
filmarksの皆さんなら知識も多いから大丈夫だと思うのですが。
だから、語るものが今どのように受け継がれ、進化したか、"いま"との繋がりも話してあげないと興味持ってくれないんですよね。
2時間半で「いぬ」とタランティーノのこと話しましたけどねw
HK
3.5
フランス映画史を総括したドキュメンタリーかなと、あまり深く考えず録画したものの、いざ観ようとすると3時間20分の長尺と気づき長らく放置していた作品(filmaの上映時間150分というのは間違いですね)。

観てみるとフランス映画の歴史というより、ベルトラン・タヴェルニエ監督お気に入りの1930~1960年代の私的なフランス映画の想い出といった趣。

監督や作品選びも想い入れに応じてかなりのムラがあるものの、中でもジャック・ベッケル、ジャン・ルノワール、マルセル・カルネ、ジュリアン・デュビビエら名匠とそれら全員の作品で主演した名優ジャン・ギャバン、さらにジャン=ピエール・メルヴィルやクロード・ソーテらのエピソードはとても面白く見応えあり。

全体の半分近くはよく知らない監督や作品の話なんですが、気を抜くとそこかしこにタヴェルニエ監督と親交のあった巨匠や名優たちの生の声、プライベート・フィルムのような貴重な映像や逸話が挟まれるので油断できません。

出征して船上で爆撃を受けて以来、髪の毛が真っ白になったと自ら語るギャバン。
自らの作品について語るルノワールやカルネ。
メルヴィルを語るフォルカー・シュレンドルフ。
ソーテについて語るリノ・ヴァンチュラやジョゼ・ジョバンニ。
他にトリュフォーやゴダールなどなど。

個人的にはとくにメルヴィルのパート、『フェリショー家の長男』の撮影中いつも何時間も人を待たせるメルヴィルにキレたJ・P・ベルモンドが電話口で延々罵る音声(昨日俺たちを待たせて風呂に入ってただろ!ウンザリだ!~)や、『影の軍隊』でメルヴィルとリノ・ヴァンチュラは喧嘩して直接口をきかず、たった二歩の距離でも助監督が伝令として指示を伝えていたという話などが印象的でした。

実は本作の監督タヴェルニエのことは全く知りませんでしたが、ヌーヴェルバーグの終わり頃にメルヴィルとソーテの後押しで監督デビュー、カンヌやベルリンなどで受賞歴があり、映画史に造詣が深いことでも知られる人のようです。
過去作は『ラウンド・ミッドナイト』(1986)だけ公開時に観ていました(憶えてませんが)。

決して誰もが楽しめる作品ではありませんが、私としてはこのドキュメンタリーのおかげで観てみたい映画がずいぶんと増えました。

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