フランス映画への旅を配信している動画配信サービス

『フランス映画への旅』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

フランス映画への旅
動画配信は2024年5月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

フランス映画への旅が配信されているサービス一覧

『フランス映画への旅』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

フランス映画への旅が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
クランクイン!ビデオ
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
スターチャンネルEX
みるアジア
WOWOWオンデマンド

フランス映画への旅の作品紹介

フランス映画への旅のあらすじ

映画史に造詣が深いことでも知られる映画監督ベルトラン・タヴェルニエが、彼の人生のなかで記憶に残るフランス映画や監督について語りながらフランス映画史を旅する。90余りにも及ぶ映画作品の映像を交え、映画監督のジャック・ベッケル、ジャン・ルノワール、マルセル・カルネ、ジャン=ピエール・メルヴィルや、タヴェルニエが最も偉大な俳優と評するジャン・ギャバン、さらには数々の作曲家について語られる。(r) 2016 Little Bear Productions / Gaumont / Pathe Production

フランス映画への旅の監督

原題
Voyage à travers le cinéma français/My Journey Through French Cinema
製作年
2016年
製作国
フランス
上映時間
150分
ジャンル
ドキュメンタリー

『フランス映画への旅』に投稿された感想・評価

No.3949

1年も前にスターチャンネルで放送していたのを録画、今になってやっと視聴。

タヴェルニエがフランス映画について語ってくれるのは面白いし、タメにはなるんだけど、

いかんせん、まとまりがなく、長い。。

もっと章立てにするとか、語りたい監督や俳優ごとでまとめてみるとか、そういう工夫がほしかった。

会社の飲み会で上司から、昔話を延々聞かされている感じw
ドキュメンタリーです。

想像した中身ではなかったです。
タイトルからもう少し時代順になぞるような感じかと思っていたら、ジャン・ルノワール監督と、俳優ジャン・ギャバン、そしてフランス映画音楽について、相当割かれていましたね。
ジャン・ルノワールは「草の上の朝食」を観ただけで、あとどうしようかと思っていたところだったのでとても良いアドバイスとなりました!w
ギャバンは良い役者だとはわかっていたつもりですが、ここに出てくるエピソードから、歴史的な俳優なんだとよーーくわかりましたよ。

しかしながら思うこと。
ちょうどわたしの仕事柄、これでは聞いている人が眠気を催す典型的なものだなと・・そう感じました。
言っていることは正しいのでしょうし、「へえーーっ」と思うから楽しくないわけじゃありません。

要は当時フランスで実験され斬新だった技法は当たり前になるどころか、タランティーノやガイ・リッチーをはじめとした監督により破壊・再構成され、機材がかなり進化してCGや特撮によりまるで違うものに進化したと言っていいわけで。
filmarksの皆さんなら知識も多いから大丈夫だと思うのですが。
だから、語るものが今どのように受け継がれ、進化したか、"いま"との繋がりも話してあげないと興味持ってくれないんですよね。
2時間半で「いぬ」とタランティーノのこと話しましたけどねw
ベルトラン・タヴェルニエ監督・出演作品。

フランス映画を体系的に知ることができるのかと思いきや、タヴェルニエ監督の思い出が語られる作品だった。エリック・ロメールやレオス・カラックスなどは全く言及されず。だが「ヌーヴェル・ヴァーグ前夜」と言うべき、ジャック・ベッケルやジャン・ルノワールの映画について語られたり、俳優のジャン・ギャバンの功績を話していたりとそれはそれで興味深い話ばかりだった。

ルイス・リュミエールは、人類史上はじめての映画ー『工場の出口』ーで、工場から出てくる人にどんな声をかけたのだろう。タヴェルニエ監督がラストに投げた疑問が妙に胸に残る。『工場の出口』ははじめての映画とともに、はじめて映画の現場が生まれた作品であることに気づかされる。

以下、本作で言及された映画たち。全てではなく、私がメモできたものに限る。

ジャック・ベッケル『最後の切り札』、『肉体の冠』、『モンパルナスの灯』(カメラの高さが人物の目の高さになっている)、『赤い手のグッピー』(運命が物語に呑まれていない、運命をドラマ化するときは、物語を単純化する必要がある)、『偽れる装い』、『現金に手を出すな』
リュック・ムレ『アルカサル劇場の座席(原題:Les Sièges de l'Alcazar)』
ジャン・ドライワ『マカオ 賭博地獄』、『海をみた少年』
ジャン・ルノワール『ジャン・ルノワールのトニ』、『大いなる幻影』
マルセル・カルネ『陽は昇る』(ジャン・ギャバン出演)、
ジュリアン・デュヴィヴィエ『我等の仲間』(ジャン・ギャバン出演)
ジョルジュ・ラコンブ『夜は我がもの』(ジャン・ギャバン出演)
ルネ・クレマン『禁じられた遊び』
ルイ・マル『死刑台のエレベーター』
ジャン・コクトー『美女と野獣』
マックス・オフュルス『たそがれの女心』
ロベール・ブレッソン『罪の天使たち』
ジャン=リュック・ゴダール『アルファヴィル』、『軽蔑』
エドモン・T・グレヴィル『濁流』、『渦』(?)
ジャン=ピエール・メルヴィル『賭博師ボブ』、『いぬ』
ピエール・シェンデルフェール『317小隊』
ジャン=ポール・ラプノー『城の生活』(プレヴェールに言及して?)
クロード・ソーテ『墓場なき野郎ども』(プレヴェールに言及して?)
ジャック・ロジェ『アデュー・フィリピーヌ』

渋谷のシネマヴェーラで「ヌーヴェル・ヴァーグ前夜」特集として、ジャック・ベッケルやジャン・ルノワールなど(ほかにもたくさん凄い作品数!)の作品が上映されるのでみにいきたいですね~