クリント・イーストウッドが語る ワーナー映画の歴史の作品情報・感想・評価・動画配信

「クリント・イーストウッドが語る ワーナー映画の歴史」に投稿された感想・評価

mii

miiの感想・評価

3.8
ワーナー創業85年の歴史をクリント・イーストウッドをナレーションに迎えて振り返ります。
間もなくイーストウッド監督50周年記念作品が上映されるのもあるので
興味が湧きました。

第一次世界大戦〜世界恐慌〜第二次世界大戦
その頃から ワーナーでは映画が作られていた。
その当時を知る監督や作家などが
時代背景と共に 歴代の名作を紹介しています。

これを観て 惹かれた作品をいくつもリストに入れたわ。
当分観終わらないくらいの量を。

スピルバーグ作品の礎となった作品を自ら語ってくれたり
スコセッシも自身の作品を振り返ったり
錚々たる顔ぶれの監督たちも出演。

「許されざる者」は 相応しい年齢になるまで10年待ったというクリント・イーストウッド。
彼のその他の作品においても
興味深いお話が聞けました。

俳優が当時のそのままの姿で永久に残る映画の世界。
ワーナーは特別だと イーストウッドは語っていましたよ。
創業時から2008年までのワーナー・ブラザーズについてのドキュメンタリー。

作品を取り上げながら、経営者陣、監督、評論家達のインタビューで構成されている。経営者陣のインタビューの割合が多く感じた。一通りをさらう感じで、それぞれについてはそこまで深く掘れていない。

初期のワーナーがホラー映画が苦手というのが面白い。新しい作品に至るまでオハコのギャング映画の要素を取り入れた映画が強いように感じた。
ウィリアム・A・ウェルマンのインタビュー映像が観れて嬉しい。
そしてこの手のインタビュー系お馴染みのスコセッシ。
なっっっっがい!5時間ですよ!
途中早回しで観ました。
ザッツエンターテインメントのワーナー版です。
ワーナーは4兄弟で始めた、民衆の敵は元々ギャグニーが主演ではなかった、クリントイーストウッドは映画製作費用をオーバーしたことは一度もないなどなど…
そして、スーパーマンからハリーポッター、バットマンへ…

新聞社のように、映画に込めるメッセージも配給会社ごとにカラーが違うということも今回またわかったことのうちのひとつ。

今回クリップを整理して、U-NEXTだけで配信してる作品を掘り起こすか…と思ったけど、配信作品数なんと1万超え!そりゃ観終わらないわけだよね。
まあもちろん、カス映画も含んでその本数なわけですが…
1年で300本観たとしても、10年で3000本、30年で9000本🤣
ずっと観たかった本作、ついにDVDを購入してしまいました。老舗映画スタジオ、ワーナー・ブラザースの歴史をクリント・イーストウッドが語るだなんて、こんな豪華なドキュメンタリーはありません!全5部構成、約5時間の長尺ですがサクッと観られました。

創設者のワーナー兄弟の半生に始まり、『ジャズ・シンガー』という画期的な作品を契機にサイレントからトーキーへ移り変わる激動の時代、ジェームズ・キャグニーやエドワード・G・ロビンソンによるギャング映画の台頭、ベティ・デイヴィスやハンフリー・ボガート、ジョン・ウェインなどの大スターの登場、ルーニー・テューンズを始めとするアニメーションの隆盛やTVへの参入、そしてアメリカン・ニュー・シネマの時代、名経営者スティーヴ・ロスの登場、そして『ハリー・ポッター』シリーズや『バットマン』シリーズを始めとする大ヒット作品を多く生み出す現代へと繋がっていく、文字通り盛りだくさんな展開。
映画史を少しでも志した方であれば、もう生唾もののフッテージの連続だし、イーストウッド中心に次から次へと著名人が登場してコメントしてくれるのも楽しかったです。

ちなみに、イーストウッドとワーナーの関係性は『ダーティ・ハリー』辺りから始まって以来、その後の『アウトロー』『許されざる者』『ミスティック・リバー』『グラン・トリノ』など、数々の名作の制作をワーナーが後押ししてきた背景があるようです。彼の作品もそうですが、とにかくワーナー作品は錚々たる名作が多すぎて、あれもこれもワーナーだったのかと大変勉強になるとともに、今後はしっかりどこの会社から配給されている作品なのかもきちんと意識しようと思いました。普段どうしてもユニバーサル、パラマウント、FOX、そしてワーナーなどのロゴだけに捉われて、結局どこからの作品なのか忘れちゃうんですよね...(笑)。

映像の割合の方が多い点もドキュメンタリーとして非常に楽しめたので、映画の歴史を辿るのがお好きな方に全力でオススメします!
長くて飛ばし飛ばしみたけど、特に30年代と60年代はアメリカ文化論で勉強したところだから、まさに!って感じで面白かったな〜〜(5時間は長い)
scarface

scarfaceの感想・評価

3.5
こりゃ見応えあったなー。やっぱり映画会社で見ると俺は昔のワーナー大好きです。昔のってのが悲しいかな。
〝ここには思い出が詰まっている〟

1923年に設立されたワーナーブラザーズの長い歴史が
なんとたったの5時間であなたのものに!(白目)


クリントイーストウッドがナレーションを務める濃いドキュメンタリー!
ワーナーの重役さんや監督さん俳優さんのインタビューを交えながら、
ワーナーの歴史や作品の裏話に迫っていきます!


とにかく5時間の間に沢山の作品、沢山の監督&俳優さんにスポットがあてられて
ものすごく楽しかったです!


知らない作品も多く出てきてワクワクしました!
(それ以前にワーナー兄弟って4兄弟だったんですね!!笑)
特に白黒時代の作品とかは名作がいっぱいあってもなかなか観るまでの気持ちがノらないんですよね...。
そんな身としてはこんな素敵な場面があるんだとすごく観てみたい気持ちになりました


超前半のサイレントからトーキー移行での兄弟間の方向性の違いとかも見応えありました!
世界初のトーキー映画!もうワーナーの今までの歩みが映画史そのもの!笑



あと
この作品のナレーションを務めていたクリントイーストウッド監督は終盤むちゃくちゃ特集されてます!笑
「予算は絶対にオーバーさせない」「許されざる者を撮るのはそれ相応の年齢になるまで10年間待った」とか監督論や裏話はもっと聞いていたかったー!




また、
ワーナー愛を語る監督も多く、
「ワーナー・ブラザースは映画監督にとっ
て学校のようにワクワクする場所だったよー!笑笑笑」と話すシネフィルおじいちゃんこと、
マーティンスコセッシ監督は出てくるたびにニタニタしてて可愛かった!笑
終盤スコセッシ監督作もだいぶ特集されてます!





以上「ワーナー映画の歴史」!
とにかく濃い!!
観た後は伝統の深さを実感!
そして長い!!笑
5日かけて少しずつ鑑賞しました!笑

観て損はない!映画好きだったら絶対楽しめる作品だと思います!
オススメです!
takato

takatoの感想・評価

4.1
 めっちゃ長~い!。5時間くらいあるから一気に見るのは無理。時間が空いたらちょびちょび見よう。しかし、映画史に関するドキュメンタリー映画で一番面白くて、資料的な価値充分。こんなに貴重な監督や俳優の映像ばっかりの作品は初めてだし、ほとんどアメリカ映画史の概要ってくらい幅がある。真にアメリカ映画の黄金期だった20~30年代くらいからずっと続く作品も初めて。映画ファンの方にはまじオススメ。
トーキー映画移行直後の「名犬リンチンチン」がヒットし、一匹の犬がワーナーを救ったという逸話から「バットマン(08年)」までを約5時間で振り返る、壮大なドキュメンタリー

ナレーションはイーストウッド

スピルバーグ、スコセッシ、ロバート・レッドフォード、ジョージ・クルーニー、その他ワーナーのトップらのインタビューがあり

・スタジオシステム時代のワーナー専属俳優たちへの懐古
・低迷期をいかにして乗り切ったか
・コミック原作やハリーポッターシリーズなどへの移ろい

全体の3/4を過ぎた辺りからスコセッシとイーストウッドの自分(の作品)語りの多さに苦笑いしてしまいましたが、ワーナーというスタジオ一つだけで映画のあれこれを学べて面白かったです

ワーナーの強い特徴としては、反ファシズムや反ナチなどの政治的な主張の強い作品群の多さ、過激な表現への寛容さ、テレビでは見られないものを作る為の努力...などがあるようです

表現の自由に対する許容範囲が広いからこそ、イーストウッドは「一番好きなスタジオだ」と最後に語っています

MGMバージョンもあるようなので見たいです
パラマウントやFOXなども出してくれないかな...

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