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ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォーの作品紹介

ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォーのあらすじ

フランス、そして世界の映画史を塗り変えた2人の監督、フランソワ・トリュフォーとジャン=リュック・ゴダール。1968年の5月革命後、歴史と政治によって引き裂かれた2人の友情、そして「ヌーヴェル・ヴァーグとは何だったのか」をひも解いていく。

ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォーの監督

エマニュエル・ローラン

原題
DEUX DE LA VAGUE
製作年
2010年
製作国・地域
フランス
上映時間
97分
ジャンル
ドキュメンタリー

『ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー』に投稿された感想・評価

恥ずかしながらゴダールの後にトリュフォーなのかと思ってました。しっかりしれて良かった。

どの芸術分野でも、伝統とか文化をぶち壊す人がいる。そういう人がいるから芸術はドンドン進化していく。果たしてそれを進化と呼ぶべきかはわからんが。

意外だったのは、彼らヌーヴェルヴァーグが映画批評家からスタートしてたってこと。映画雑誌カイエ早速買いました。たくさん映画見てたくさん色んな人と感想を共有すること、それも映画を作る上で大切なことだってトリュフォーが言ってて、好き!ってなりました。映画好きじゃなきゃ映画作れないもんな。

最終的に犬猿の中になっちゃったらしいけど、あんたらがやったことは偉大だぜ。

5月革命にも触れててドリーマーズだなと思いました。
3.7
1950年代の終わりにフランスで始まった映画革命ヌーヴェル・ヴァーグが始まった。
この頃フランソワ・トリュフォーとジャン=リュック・ゴダールの伝説的監督が生まれた。
正反対の人生を歩んできた2人が、互いに尊敬、刺激しながらもヌーヴェル・ヴァーグを盛り上げ、そして結果的になぜ決別することになったのか?を作品や時代と共に綴るドキュメンタリー。
本当に膨大な映像資料。
その一つ一つがどのように世間で評価されたのか、そして彼らがそれぞれどのように認知度を上げていったのかが丁寧に描かれている。
むしろ何にも観た事ない人は前知識としてかなり勉強になるかもしれない。
元々すごく詳しい訳ではないし、すべての作品が好きな訳ではないけど、これを観て、2人の生い立ちやキャラクターの違いがありありと分かるのがとても面白い。
五月革命の時のカンヌ映画祭を期に左翼思想に傾くゴダールと、映画愛に突き抜けるトリュフォーの思想の違いが明るみとなり、決別を印象付けるあの写真・・・笑
こういうのを見つけて色々推測したり読み解く人が沢山いるってことがもう2人の凄さを物語ってます。

もちろんどちらが良い悪いとかそういう事ではないけど、互いに若い才能で映画界にセンセーションを起こしても、そりゃクリエーターだからいつまでも同じものを見つめて歩数を合わせられるわけじゃない。
2人が互いに背を向けて、歩んだからこそ広がる映画の道筋ができてそれぞれに影響された次の監督たちが生まれて行ったんだろうなと思うと色々と感慨深いです。
トリュフォーとゴダール。言わずと知れたヌーヴェルヴァーグを代表する監督。好きな監督二人のドキュメンタリー、、観ないわけにはいきません。これもGYAOにありました。

トリュフォーが「大人は判かってくれない」を出品したカンヌ映画祭でセンセーショナルを巻き起こし、ゴダールは翌年、「勝手にしゃがれ」を発表する。この作品も、それまでの映画の文法を破壊したことで有名ですね。

共にカイエ・デュ・シネマという映画雑誌に評論を執筆していた映画評論家から監督になったと共通点があり、評論家の頃から出会い、監督になっても共闘し、お互いをリスペクトしていたのに、五月革命後に決別することになります。

「勝手にしゃがれ」は当時の実際の事件に二人とも興味を持ち、トリュフォーの筋書きをゴダールに提供し、トリュフォーがプロデューサーにゴダールを推薦したことから生まれたという逸話は興味深いです。でもゴダールはかなり原案を変えたと言ってる、、^_^

ゴダールはブルジョワ出身で、トリュフォーは貧しい生まれと、出身は対照的。そんな二人が、どのように映画の道に進んだのか、、そのあたりは残念ながら描かれません。

ジャン・ピエール・レオは、トリュフォーとの組み合わせは有名ですが、ゴダール作品にも結構出ていたのですね〜。あまり観ていない^^;

とても興味深い二人のドキュメンタリーで楽しいのですが、インタビューや代表作のシーンが淡々と進み、表面的でちょっと物足りないです。もっと突っ込んでほしかったなぁ〜。

でも、ヌーヴェルヴァーグ入門編としては良いのではないでしょうか。ただし、「大人は判かってくれない」や「突然炎のごとく」や「勝手にしゃがれ」などはラストシーンも出てくるので、観てからの方がよいかもしれません。私は「突然炎のごとく」まだ観てないのに、、。

トリュフォーが亡くなってからの作品なので、冒頭にゴダールからトリュフォーのことを語る言葉には、ちょっとジーンときました。決別してもやはり、、涙。

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