
吉原遊びが過ぎて勘当された山崎屋の若旦那・徳三郎は橋から身を 投げようとしているところを偶然通りかかった叔父に助けられる。事 情を聴いた叔父は八百屋を営む自分のもとで唐茄子(かぼちゃ)売り の商いをするよう徳三郎に助言する。やる気のない徳三郎がよろけて 道端に唐茄子をぶちまけたところに大工の熊がやってきて、徳三郎の 商いを手伝いだすと、たちまち唐茄子は売れていき、徳三郎は意気 揚々と叔父の元へ向かう。しかし、最後に寄った長屋で貧しい生活を おくるお仲と息子のイチに出逢った徳三郎は、わずかに残った唐茄子と売上金の入った財布をお仲に渡してその 場を去ってゆく。 徳三郎が途方にくれていると、吉原田んぼに住む蛙のゲゲコとゲコミ、 あめんぼが現れて、徳三郎が執心だった吉原の花魁・桜坂の身請けが決 まったと言う。たまらず吉原入口の大門へ向かう徳三郎だったが、遊ぶ 金がないため入れてもらえず、ゲゲコたちに吉原大門とは別の小門へと 誘われてゆく。そして、小門を潜り抜けると、そこには不思議なパラレ ルワールド「第二吉原」が広がっていて...。
坂東玉三郎と中村七之助が藤の精を艶やかに演じた演目です。舞踊の人気演目である「藤娘」を二人で演じるという新たな演出により平成二十六年一月に大阪松竹座で初演。大きな話題となり、早くも歌舞伎座…
>>続きを読む老中・田沼意次〔桂文枝〕の規制緩和により金になれば、何でもOKな江戸の世。 越後長岡藩士として出世コースを邁進する小林寛之進〔阿部寛〕は、ある失言から、藩主・忠精〔松重豊〕の逆鱗に触れ、左…
>>続きを読むワイルドな商家の若旦那・弥次さんと薬物中毒の旅役者・喜多さんは恋人同士。2人はリアルを探してお伊勢参りへ旅立つが、行く手には笑いを取らないと通れない関所、歌って踊る主人がいる茶屋、アーサー…
>>続きを読む善哉屋を営む忠太郎はすぐ女に惚れてしまう道楽者で、しっかり者の妻・利子はそんな夫に手を焼いていた。ある日、飲み屋の仲居・綾子から相談を受けた忠太郎は、彼女に惹かれていく。綾子の通う料理学校…
>>続きを読む『鷺娘』 しんしんと雪が降る水辺の柳の下に、蛇の目傘を差した白無垢姿の娘がひとり佇んでいます。 娘は実は道ならぬ恋に悩む白鷺の精。一途な恋心を綴っていきますが、 いつしか白鷺の姿に戻っ…
>>続きを読む