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クリス・ロックの勝手に激オコ
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『クリス・ロックの勝手に激オコ』に投稿された感想・評価

GreenT

GreenTの感想・評価

3.5
あ、そうだ、私クリス・ロックのスタンダップってあんまり好きじゃなかったんだ!って思い出しました(笑)

今回はもちろん!!1年間の沈黙を破ってあの「ビンタ事件」に言及するってことで、3月4日にネフリで、なんとライブ公開!!!3月3日に1か月のサブスクを終えた私は、しょーがないからもう1か月サブスクしたわよ!

"Words hurt"

言葉の暴力

って言う人がいるけど、それは顔を殴られたことがないやつが言うセリフだ~!!って!!

私はそうは思わないけど、でもクリス・ロックは実際にひっぱたかれたから説得力がある。

Wokeな人たちの矛盾・欺瞞をぶった切っていて、あまりにその通りで笑った。

Lululemonの店に行くと、「私たちは人種差別、性差別、ヘイトをサポートしません」と壁に書いてあるが、こいつらは$120のヨガパンツを売っている。明らかに貧乏人はサポートしてない。人種差別しない$120のヨガパンツより、$20ドルの人種差別するヨガパンツの方がいい!!

Lululemonのことを取り上げてくれたのは嬉しいけど、これだったら「日本人が発音できないからLululemonという社名にした」って話を取り上げて欲しかったけど。

あとスバルが「車を一台売るごとに、私たちは$250を寄付しています」って言ってるのを「$250車の値段を下げろ!」って尤もだと思った。

で、今アメリカではオピオイド中毒が問題になっているが、それ以上にアメリカ人が中毒になっているのは「注目を集めたい」ってこと、って話になって行き、「注目を集めるための4つの方法」ってのがあんまり面白くない。

こういうところがクレバーじゃないんだよね、クリス・ロックって。まあでも最初からエッジイな、ゴリゴリ責めるタイプのジョークが売りの人だから。

でも笑ったのは、注目を集めたい人たちは被害者を装う、ってところで語っていた「白人の男たち」

どういうこと?って思ったら、あの、2021年1月6日、アメリカ議会襲撃事件を起こしたほら、Qアノンとかあの辺の人たち。

「なんでこいつらは自分の国が奪われる!なんて思うんだ?誰に奪われるの?俺たち(黒人)?俺たちはデカいエアライン会社も持ってないし、全く太刀打ちできないでしょ?」

で、結局白人同士の争いじゃん!ってのがめちゃウケた。そういう風に思ったことなかったけど、確かに!

しかもナンシー・ペロシの事務所荒らして机の上にウンコしたりして、なんて恥ずかしい(笑)

ここはすごいウケて、だってさ、白人って黒人のことゴリラとかアジア人のことサル扱いして、人間以下みたいに言うけど、白人のやってることの方が野蛮で大人気なかったりするよな~って思わされる。

でこっからメーガン妃の話になって来る。

結婚してみたら、「すごい人種差別された」って言うけど、ロイヤル・ファミリーだよ!植民地に君臨した人達よ?!知らなかったの?ってツッコミが確かに!って思った。

で、生まれてくる赤ちゃんの肌の色が「どのくらい黒くなるのかしらね~」って言われた(注:言ったのはカミラだという噂)、人種差別だ!ってメーガンは大騒ぎしているけど、クリス・ロック曰く:

「これは人種差別じゃない。だって、黒人も気にするもん!」ってこの言い方がめちゃウケる。

そうなんだ~。

黒人女性が白人の家に馴染むのも大変だけど、その逆だって大変だ、って話は、クリス・ロックが黒人の男性だから、「白人のガールフレンドをサンクスギビングとかクリスマスに実家に連れてったら、お母ちゃんがどんな反応するか想像つくか?!」みたいな話は面白かった。

まあ~どんな人種でも違う文化の人と結婚するってのは大変だよ。

で、ここからカーダシアンの話になる。

「真にインクルーシブなファミリーはカーダシアンだ。娘は黒人の男とばかり付き合っているけど、すぐに受け入れてくれる」って言うんだけど、この後の話が面白い。

「それは何十年も前にさかのぼる・・・・カーダシアン家の最初のお父さん、ロバート・カーダシアンは、あのOJを無罪にした弁護士チームの一員だった・・・・(一呼吸おいて)忘れてただろ?小さな黒人の歴史・・・・」って言い方がめちゃウケる!

つまりロバート・カーダシアンはOJを無罪にしたことで、「今後娘は黒人としか付き合わない」という呪いをかけられたってオチなのですが、この話私は爆笑した。

「しかもただの黒人の男じゃないよ!クレイジーな黒人の男ばっかり!」って駄目押ししてくるところがもう腹痛くなった。

さらに「カーダシアンはLGBTQも受け入れる・・・・真のインクルーシブだ。だって来週も番組があるから急がないと」ってのも笑った。

この辺までいい感じで進んでいたんだけど、この後自分の娘の話をするんだけど、ここすごいつまらなかったなあ。社会問題を絡めてくる洞察力もイマイチだし、結構月並みなステレオタイプで人を見ている。

中絶問題に関しては「これは女性の問題だ、男が口を出すことじゃないって言われるけど、俺は中絶にすげー金は出しているから発言権がある!」ってのは面白かった。このセオリーはディヴ・シャペルも使っていて、シャペルの方がクレバーで爆笑したけど。

あと、自分は子供がいるから、中絶で子供を殺すことには反対だけど、娘が大きくなってきたから、娘が自分の身体に対する権利を持って欲しいとも思うから中絶肯定派でもある、と真面目に中絶は白黒でどっちと決められるものじゃない、と尤もなことを言っておいて、

「女性が赤ちゃんを殺す権利を応援する!君たちの味方だよ!いくらでも殺していいよ!」とPro-Choiceの人達が一番言われたくないことを言ってみたり。「自分はPro Practical Choice(状況による)だ」ってまあごもっともな意見で。

「自分で中絶費用を払わなければならない女性は中絶すべき」ってのも、あまりにその通りで笑ったけど、キツイな~これは(笑)。

んでこの後は女性はパワフルだ、女性のパワーの源はビューティだって感じの話、ジョークにしようとしているけどあんま面白くない。「女が真昼間から働いてない地域は安全な地域、でも男がそうだったら危険な地域」とか「ビヨンセがバーガーキングで働いていてもJay-Zと結婚できるけど、逆はない」とか・・・・

でもここですかさず「Jay-Zをディスってるんじゃないよ。ラッパーを怒らすのはもうごめんだ」とさり気にビンタ事件に言及。この「ラッパー怒らせたくない」ってのは、前半の「スヌープが保険会社のコマーシャルに出てるなんて」ってギャグの時も使ってた(笑)。

で、最後に来ますよ、ウィル・スミスの件が。

前半に「最近の人は注目を浴びるために被害者を装う」ってのがここで回収される。「俺はSNSやトークショウに出て被害者にはならなかった!」

いや、それ、本当に偉い!1年間沈黙を守って、ウィル・スミスがなあなあで話をなかったことにしようとしてるオスカー1週間前にババーン!って出す。良くやった!

こっからは本気で怒ってた。いや、いままでの不満ぶちまけてくれよ!って思った。ここら辺は面白いと言うより「待ってました!」って感じでした。

で、要するに、ウィル・スミスはタイトルにもなっている"Selective Ourage"を実践していると。つまり、怒る対象を都合良く選んでいると。

ウィル・スミスの怒りは、ジェイダに向けられるべきなのだ!ジェイダが息子の友達と浮気した上、それを公にして、その上自分のSNSにウィル・スミスを呼びつけて、自分が浮気した理由を世間に向けて正当化した!

それをさせてしまったウィル・スミスは、みーんなから "Bi*ch"扱いされ、その怒りの矛先を俺に向けた!と。

ほんっとその通りで爆笑するよ。

ジェイダは2016年に、ウィル・スミスの映画 "Concussion" がノミネートされなかったからって、クリス・ロックにオスカーの司会辞退しろ!なんて言ってきたんだよ!

「その上俺はウィルに Concussion(脳震盪)やられた!」

ってギャグにしたかったんだけど、ウィル・スミスの今年の映画 "Emancipation" と言い間違えてギャグが台無しになってたけど、そこは後で修正されちゃったので、これを観れただけでもサブスク払ったかいがあった(笑)。

それにノミネートされてもいないのに「ボイコットする」って笑わせるな!って。

ちなみにこのジェイダを責めたことをSNSで批判する人がすごい多いんだけど、私はジェイダは非難されて当然だと思う。だってこの人自分でSNSで公表して、自分で話を大きくしている人だから。

そんでジェイダは「ロックは私を執拗に虐める」ってまた言わなきゃいいのにSNSでリアクションしているけど、だからそうやっていちいちリアクションしなくていいんだって!

そういうリアクションじゃなくて、ロックに脱毛症のことを言われたのが嫌だったのなら、そう言えばいいじゃん。ジェイダがGIジェーンのジョークについてどう思ったかって意見を一回も聞いたことがない。

今回のこのスタンダップ・スペシャルに関しては、「私たちはみんなMove On したのに、なぜ蒸し返す」みたいなこと言ってるけど、暴力振るった方が勝手にMove On するな!

クリス・ロックは、このスタンダップまで、一切なにも発言しなかったし、今回だって自分のショーでの発言。そして、このスタンダップで怒りをぶちまけて、今後は多分何も言わないだろうと思う。

コメディのスタイルとしては好みじゃないけど、ビンタ事件に対する姿勢は共感するし、応援するぜ!
グラミー賞コメディ部門のノミネートが発表されたので順番に見てます。
(フィルマークスにこれとトレバーノアしか無かったけど、ワンダサイクスとデイヴジャペルも見たよ!)

いや〜、ずるい。笑
みんなが聞きたい”あの事件”を匂わせつつもなかなか触れず、話す気ないのかな?と思ったら最後の最後にめちゃくちゃウィル夫婦を弄ってくる笑

娘ちゃん、もう高校生なのか……早いなあ。
クリス・ロックのスタンダップNetflixスペシャル。客席はアフリカ系アメリカ人で埋まってる。

メーガン妃について。
「差別されるって思わなかったって? 相手はロイヤルファミリーだぞ。植民地で大儲けした差別の総本山みたいな一家だぞ。結婚する前にそれぐらいググっとけよ!」

「子どもの肌がどれぐらい黒くなるか、彼らは気にしていたって? 黒人だって気にしてるよ!」

タイトルは選択的激怒、暴力。「勝手に激オコ」ってのは、自分のことではないんだな。たとえば、議事堂襲撃とか。

R・ケリーの音楽は流されなくなったが、マイケル・ジャクソンは未だに流れている。

そして、ラストはついにあの事件について語ってくれます。
「彼の暴力は選択的だった」と。

まあ暴力は大抵選択的ですよね。

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