(劇場鑑賞のキッカケ)
・清原果耶、杉咲花、田口トモロヲ、西田尚美のキャスティングを見て名作の期待感、予感がしたから。

(概要・感想)
・「怪物」、「ファーストキス」、「花束みたいな恋をした」の坂元裕二✍️脚本の作品。

・主人公3人の繋がりたい12年の切実な片思いを描く。

・自分の家族、愛する人、友人へのいろいろな「思い」が終盤ラスト10分に頭をよぎって、涙が止まらなかった人も多かったのではないか。

記憶を消してまた10年後に観たい！


以下ネタバレとキーワードと好きなシーン(順不同)










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・12年前の9歳の児童たちの事件から亡くなった人、遺された人を描く日本🇯🇵版の優しい「SIX SENSE」

・でも死なれる方、遺される方がもっと辛いよね。・・・・横浜流星、西田尚美、田口トモロヲの演技が素敵。
中でも西田尚美が橋上から見つめる🌇夕焼けが印象的だった。

背丈を測る柱の傷

見えないバス🚌

見える亀🐢

見えないバスケ🏀⛹️‍♀️

花屋💐の母、娘とクッキー🍪作り

ピアノコンサートの舞台に潜入

粒子の授業

粒子の研究所に潜入

三日月🌙のクッキー🍪

「なんで殺したの？」🔪🚙💐

ラジオ📻の声は松田龍平！

千葉県の灯台

杉並児童合唱団
♫「声は嵐」
♫「夢の世界へ」

最後は見える🥁moon riders 🏀

・私の入場特典はポストカード「私は行くよ。あいつに伝えるために。」by 清原果耶

以上

12年間一緒に暮らしてきた3人。

誰にも言えない3人の秘密。タイトルの意味がわかってじーんときました🥲
ファーストキス並に良かったなぁ🥲

温かい涙が流れてくるような作品でした👏

完全ネタバレの作品だけど思ってた作品と違ってびっくり🫢


すずちゃん、花ちゃん、清原伽耶ちゃんそれぞれの魅力が良かったです😭

また観たいなぁ🥲

• #はるか劇場鑑賞

この声、とどけ。

土井裕泰監督、広瀬すず、杉咲花、清原果耶主演によるドラマ。
東京の古い一軒家に住む三人の主人公がそれぞれ抱く片思いを描く。
主人公となる三人の女性、美咲を広瀬、優花を杉咲、さくらを清原が演じているほか、横浜流星、小野花梨、伊島空、田口トモロヲ、西田尚美等が登場。
物語は、雪が降る白銀の世界の中を黒いパーカーの男性が歩いているという、何とも不穏な雰囲気でスタート、次には合唱クラブの少女等が映し出されるため、その雰囲気の振り幅が抜群なオープニングとなっている。
次には、一軒家でシェアハウス的に住む主人公三人の日常生活が描かれるのだが、今をときめく主演三人のビジュアルの強さは半端なく、部屋のレトロポップな空気感も相まって、何とも楽しげな雰囲気が伝わってくるもの。
ただ、そもそもその三人の関係性がわからないことを筆頭として、其処彼処に何となく違和感を感じていたところ、思いのほか早々にその正体が明らかにされたのは意外だったのだが、そこを受け入れられるかどうかが本作品の最大の肝であり、「え、そうなの」と思わせつつも、「あ、やっぱり」とも感じさせる絶妙なラインを彷徨う世界観は、悪くなかった次第。
そこからの展開は、整合性が取れているかどうかは別にして、三人それぞれの片思いが描かれており、タイトルに合点がいったと同時に、その優しさ溢れる世界と、それを見事に映像化したスタッフの手腕には頭が下がるばかり。
クルマ好きの視点からすると、西田尚美演じる花屋のクルマが黄色が印象的なルノー・カングーであり、まさに花屋にピッタリだったこと、また中盤に交通事故のシーンがあり、事故を起こしたのが三菱・ミニキャブバンもしくは日産クリッパーバンと思しき軽自動車なのだが、今や衝突被害軽減ブレーキの装着が義務化されているため、今後あのような事故のシーンの描写がしづらくなるのかなと感じたポイント。
予告編でもよく耳にした劇中歌であり、脚本の坂元裕二が明井千暁名義で作詞を担当した合唱曲『声は風』が、本作品オリジナルとは思えないほど、昔からあるのではと思わせる何とも言えないノスタルジーを帯びた素晴らしいクオリティで、本作品の世界観を余すことなく示していたのが印象的であり、主人公三人のキラキラした三者三様の片思いを描くかと思いきや、良い意味で裏切られた展開に、してやられたとともに、前回、瀬々敬久監督『少年と犬』でも書いたように、もはや邦画には欠かせなくなってきた吉岡睦雄のチョイ役ぶりが遺憾無く発揮されていた反面、ラジオの声が松田龍平だと気づけなかったのが悔しかった一作。

僕が忘れたら、あの子が消えてしまうから。