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トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代の映画情報・感想・評価・動画配信
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目次
トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代が配信されているサービス一覧
トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代が配信されていないサービス一覧
トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代の評価・感想・レビュー
トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代の予告・動画
トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代と似ている作品
トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代が配信されているサービス一覧
『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
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トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代が配信されていないサービス一覧
『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』に投稿された感想・評価
ワンコの感想・評価
2024/06/02 08:03
5.0
【駆け抜ける】
加藤和彦さんを偲ぶ映画がいつか作られるだろうなとは思っていたが、これは幸宏さんが生前企画されたものらしい。
”幸宏さん約束は果たしましたよ”とパンフレットに小さく書いてあった。
泣けた。
それに、映画だって何だかんだでずっと客観的ではいられなくて、最後の坂本美雨さんとsorayaの石川さんのリードヴォーカルで唄う「あの素晴らしい愛をもう一度」で目頭が熱くなってしまった。ちなみにドラムは幸宏さんの録音を使っているみたい。
ブリティッシュロックが結構好きだった僕は、なかでもグラム・ロックがお気に入りで、でも、そんな時、アメリカのトーキングヘッズのプログレッシブ・ロックを聴いて、かっけーと思っていたところ、日本のミカ・バンドもプログレッシブじゃんみたいに好きになったのを思い出す。とにかくスタイリッシュでかっこよかった。音楽への興味は途切れなく変化し広がり続くところがいいんだよね。
加藤和彦さんというと、幼稚園にあがる前によく遊んでくれた従弟妹のお兄ちゃんやお姉ちゃんが、僕に「おらは死んじまっただ~(「帰ってきた酔っ払い」)」を何度も聴かせてくれて、意味など関係なく、僕がよく口ずさんでいたら、ばあちゃんにしかめっ面で、あまりいい歌じゃないと言われたことを思い出す。
まあ、お寺の家系なので当たり前と言えば当たり前なのだけれども、よく考えたら、ばあちゃんが「ん!?」と反応していたのは「天国良いとこ一度はおいで~、”酒は美味いし姉ちゃんはきれいだ”」のところだったような気がする。
幼稚園に上がる前とか幼稚園の頃だから意味を考えていなかったとしても当たり前かと今はちょっと思う。ただ。、言わせてもらえば、僕はそこではなく「おらは死んじまった」のサビと「ファーファーファファー」のところが歌いたいだけだったのだ。
あとね、「帰ってきた酔っ払い」はいきなりサビで始まるのよ。
今の若者が好きなイントロ少なめ、サビから始まるJPOPに通じるよね。
加藤和彦さんのことを考えると、自由人であったことで、自由が逆にルールみたいになって、それが息苦しくなってしまったんじゃないかって亡くなられた当時考えていたことも思い出した。
アーティストであることは本当に大変なことだと思う。
多分、皆さんの耳に残っている曲がいっぱいあるはずなので加藤和彦さんの曲を聴いてみてください。
加藤和彦さんの亡くなれた後にダイジェストのベスト盤も出ているように思うので......。
合掌
坂本龍一さんと幸宏さんとセッションやってるよね。
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8
netfilmsの感想・評価
2024/06/05 13:02
4.2
加藤和彦という人はとにかく粋な人間で、常に一流の世界に触れ、時代の3歩先行く才能だったことは自明の事実だったが、こうして改めて加藤和彦を知る人物によって語られる彼の人となりの話を聞き、痺れた。始まりは何と言ってもザ・フォーク・クルセダーズの『帰って来たヨッパライ』のストレンジな魅力に尽きる。当時のフォーク・ミュージック・シーンにおいても異端とされた京都発の楽曲は最初は関西エリアの有線でヒットし、そのライセンスを東芝が買い上げる形で瞬く間に全国ヒットとなった。然しながらその辺りの事実関係は日本音楽史においてはよく知られた事実であり、それ以上でも以下でもないというのが正直なところだ。はしだのりひこ亡き今、当時を語ることが出来る人間は北山修に限られているわけだが、今は精神科医として活躍する北山修のインタビューは加藤和彦の人となりをある程度誠実に語っている気がする。名曲である『あの素晴らしい愛をもう一度』の誕生秘話は時代の3歩先行く彼がベッツィ&クリスへ書いた名曲だが、あまりにも出来が良過ぎて自分の手で世に問いたかっただろう当時の世界線を想いながら、興味深く眺めた。
然しながら私たちの世代にとってはザ・フォーク・クルセダーズでもサディスティック・ミカ・バンドでもなく、加藤和彦という人間は「ヨーロッパ三部作」の人なのだ。ザ・フォーク・クルセダーズ時代の語り手と「ヨーロッパ三部作」時代の語り手との間における齟齬や分断は、新田和長のインタビューを見ればある種、納得する。それはサディスティック・ミカ・バンドのミカによる時代から沢田ジュリー研二らの作詞を手掛けた安井かずみに伴侶が変わった時代の話であり、自身の尽きぬ創作意欲を加藤和彦は安井かずみと再婚することで、心中したきらいもある。監督の相原裕美の空気を読まぬスタンスはクリス・トーマスやコシノジュンコにまで聞いて回るのだが、故人の死を知る我々からすれば率直に言って気持ちの良いものではない。カメラの前のクリス・トーマスの姿勢は天国の加藤和彦に詫びを見せるかに見えて、当時不倫関係にあったミカの才能を嘲笑する様な形にしかなっていない。然しながら生前の坂本龍一や高橋幸宏の言葉が加藤和彦の先進性を語る辺りが極めてアクチュアルで、当時の時代背景が思い出される。ズズと出会ってからの加藤和彦のミニマルな生き方は一方で称賛されつつも、加藤和彦の才能を制限した側面も否めない。相原裕美の認識に我々との誤差は多少あると感じたが、傑作『パパ・ヘミングウェイ』の素晴らしい逸話も聞け、大満足である。
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0
サマータイムブルースの感想・評価
2024/06/04 23:21
4.5
加藤和彦(愛称/トノバン)の音楽ドキュメンタリー映画です
と言っても知らない方多いと思うけど、1970年代後半くらいから活動していたミュージシャンです
名前は知らなくても「あの素晴らしい愛をもう一度」は聴いたり歌ったりしたことあるんじゃないかな
あれを作曲した方です
映画館はガラガラを予想して行ったら、席はジジババで埋め尽くされていました(笑)
私はずっと洋楽中心に聴いて来たので、実は邦楽ロックあまり詳しくないです
それでも“サディスティック・ミカ・バンド”好きだったので、この映画のことを初めて知った時、見たい!!と思いました
さて、私が加藤和彦の音楽と初めての出会ったのは“フォーク・クルセイダーズ”のデビューシングル曲「帰って来たヨッパライ」です
オリコンチャート史上初のミリオン・シングルとなった曲です
子供の時、姉ちゃんや友達と大騒ぎして歌ってたの思い出します
面白かったのは自主制作されたファーストアルバム「ハレンチ」の作成秘話
LPレコードが30cmと聞いてジャケットを30cmで作ったらギリ入らなかったという逸話
そりゃ1cmくらいは余裕取らなきゃ入らないわ(笑)
この頃はベトナム反戦歌のプロテストソングとしてフォークミュージックが台頭しました
その後ポピュラー化して「神田川」や「赤色エレジー」など“四畳半フォーク”なるものが流行りますが、フォークルはそれらとは異質なものでした
他には「イムジン河」「悲しくてやりきれない」など
そして“サディスティク・ミカ・バンド”
メンバーは
加藤和彦、加藤ミカ、つのだ☆ひろ
後に、高橋幸宏、高中正義などが加入しました
加藤ミカは当時の和彦の奥さん
バンドネームはジョン・レノンとオノ・ヨーコの“プラスティック・オノ・バンド”をモジって作られました
何度か解散、再結成を繰り返し、松任谷由実を迎えた時は“サディスティク・ユーミン・バンド”、木村カエラの時は“サディスティク・ミカエラ・バンド”と名乗ってました
他にも桐島かれんさんをボーカルに迎えたりしました
“サディスティク〜”は日本より海岸での評判が高く、彼らのセカンド・アルバム「黒船」は、ビートルズの「ホワイトアルバム」やピンク・フロイド「狂気」などを手掛けたプロデューサー、クリス・トーマスがプロデュースしたもので、海外でも発売されました
その後“ロキシー・ミュージック”の前座として全英ツアーを行なっています
ここでは加藤ミカとの逸話が面白かったです
プロデューサーの新田和長和彦が、和彦に、妻が2ヶ月も帰ってこないんだ、と相談されて、そのうち帰って来ますよ、と慰めていたら、実はクリス・トーマスと恋仲になっており、既に彼のもとに身を寄せた後だったという話
その後和彦は失踪して本当に心配したんだ・・・
えーー、トーマス!!仕事仲間なのに人妻を寝とるなんて酷くね?そりゃないよ!!
ミカのこと音痴とか言ってたくせに(笑)
「タイムマシンにおねがい」「怪傑シルバー・チャイルド」など
“サディスティク〜”BBCのスタジオライブ「塀までひとっとび」を貼っときます
もし興味ある方はご覧あれ
https://youtu.be/XCfLnopIhng?si=JBAveUxMQZf2lD0u
さて、その後ソロで“ヨーロッパ3部作”と呼ばれる「パパ・ヘミングウェイ」「うたかたのオペラ」「ベル・エキセントリック」を発表
他のミュージシャンに積極的に楽曲提供もしています
時代と共に、その音楽性も変化し続けた偉大なミュージシャンであるのは間違いないです
甘いマスクに高身長、オシャレで、料理の知識と腕前はプロレベル、当時のファッション・アイコンでもありました
CAST:きたやまおさむ / 松山猛 / 朝妻一郎 / 新田和長 / つのだ☆ひろ / 小原礼 / 今井裕 / 高中正義 / クリス・トーマス / 泉谷しげる / 坂崎幸之助 / 重実博 / コシノジュンコ / 三國清三 / 門上武司 / 高野寛 / 高田漣 / 坂本美雨 / 石川紅奈(soraya) など
ARCHIVE:高橋幸宏 / 吉田拓郎 / 松任谷正隆 / 坂本龍一など
2009年10月、加藤和彦はうつ病による首吊り自殺で生涯の幕を閉じました
62歳でした
遺書の一部にはこう書かれていました
「私のやってきた音楽なんてちっぽけなものだった、世の中は音楽なんて必要としていないし、私にも今は必要もない」
ラストは映画のために結成されたバンド、Team Tonobanによる「あの素晴らしい愛をもう一度」の合唱リレーで幕を閉じます
閉幕後、館内は感動と拍手で包まれました
私も夢中で拍手しました
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39
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監督
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