稀代の名優・阪東妻三郎主演の1925年公開の無声映画。斬新なストーリーや表現から大変な人気を博し、ラストの大立ち回りは日本映画屈指の名シーンと名高い。今回の4Kデジタル修復ではオリジナルネガフィルムをベースに、状態の良いポジフィルムも活用。高精細な映像に仕上がっている。さらに坂本頼光による活弁と清水靖晃の音楽が新たな息吹を吹き込んでいる。
享保の頃、ある小さな城下町での事。漢学者松澄永山の誕生祝の酒宴で家老の伜浪岡真八郎は権勢をかさに傍若無人の振舞をし、塾生の久利富平三郎と口論の末取っ組み合いの喧嘩となる――。
旅役者の小平次と太九郎、その妻・おちかは同じ寺子屋で学んだ幼馴染み。だが小平次がおちかへの想いを口にしたため、3人の関係はぎくしゃくし始める。ある日、太九郎は小平次を釣船から突き落とした。…
>>続きを読む江戸末期の下町を舞台に、そこの裏界隈を生きるアナーキーな浪人たちの人間模様を描く時代劇。江戸下町のはずれ、一膳めし屋の“まる太”で2人の浪人が対立した。この街で用心棒をしている赤牛弥五右衛…
>>続きを読む平安時代末期、平清盛に仕える武士・盛遠(長谷川)は戦乱の中で美女・袈裟(京)に出会う。袈裟が人妻と知っても諦めきれない盛遠は…。カンヌ映画祭を制した豪華絢爛な傑作時代劇。
顔に大きな刀傷、生き別れの妹を捜して旅から旅の関の彌太ッぺは、旅の途中に助けた少女に妹の面影を見いだす。10年後。再会した少女は美しい娘に成長していた。娘は顔の傷から彌太ッぺが自分を助けて…
>>続きを読む©マツダ映画社 製作協力:時代劇専門チャンネル