雄呂血の作品情報・感想・評価

「雄呂血」に投稿された感想・評価

ゆかち

ゆかちの感想・評価

3.8
まさに映画でも言っていた
「大偽善者」という人は
正しいことをしていても、嘘や強者に従い、正しく生きる者を殺していく…というのが分かりやすく表現してくれた作品。
正しく生きている筈が爪弾きにあい、苦しんでいる隙にもハエのように利用して悪さを企む者に懐柔されて、また苦しみを強いられる。
とてもグッとくる作品でした。
じょせ

じょせの感想・評価

4.0
サイレント映画の名作。短気だったりストーカー気質だったりするけど善人な誤解や行きちがいでぐんぐん落魄し、ならず者あつかいされてゆく流れが、かわいそうなのだが飽きさせない。
鬱屈が爆発するクライマックスの殺陣!わー!
日本映画史的に有名な映画なので観てみた。

坂東妻三郎の立ち回り(相手を斬りまくる)場面は凄いと思ったが、如何せん「大昔の活劇」という感じだった。

弁士もいないので、映像に筋書がときどき提示される作品だった。
あちゃ

あちゃの感想・評価

3.0
悲劇悲劇のメロドラマ。好青年のバンツマが浪人になってしまうところが印象深い
阪東妻三郎主演のサイレント映画。
阪妻は田村高廣、正和、亮三兄弟の父親だ。

阪妻演じる主人公の侍が、浪人、摺の用心棒と徐々に落ちぶれていく。周囲に信用されず、堕ちていく男の悲劇。
権力をかさに着た理不尽、汚い身なりへの偏見、嘘等々……。

阪妻は人の悪意に晒されるのだが…、この人は悪くないのかと言われるとそうでもない気が……。生真面目すぎて、窮屈に生きているきらいがある。
ある種の寓話として捉えましょう。
いずみ

いずみの感想・評価

4.1
超面白かった。弁士による迫力ある活弁。ラストシーンの音楽がくどかったが超長回しで感服。
YUI

YUIの感想・評価

4.1
最初初めての弁士に戸惑って最後までちゃんと楽しめるか不安だったけどどんどん引き込まれて行った。思ってたよりストーリーが分かりやすくて面白かった!
平三郎可哀想だけどあれは自業自得だよ。人は愛を受けないと駄目になっちゃう生き物なんだと思った。
牛丼狂

牛丼狂の感想・評価

1.0
1925年公開。
サイレント・チャンバラ映画。
弁士付きで鑑賞。

これほどまでに昔の映画だと評価の基準が難しいものだが、筋違いかもしれないが、あくまで現在の視点から評価する。
まず弁士付きで鑑賞したのが一番の間違いであろう。
耐えないナレーションで、もはや紙芝居を見せられている感覚になる。
また、アテレコしているのだが、それがまた安っぽいこと。
では弁士がなければ見られたかというとそうでもない。
仕方ないことなのだが、チャンバラシーンが長過ぎる。
アクションはストーリーを止める性質があるが、それゆえに脚本自体がまったく面白く感じられないのだ。
せめてもの救いとして、16コマでの撮影ゆえに早回しの映像となっているところだろうが、これがまた悪く働くこと。
アクションシーンではいいのだが、そのほかでの心情表現においては弊害にしかなっていない。
チャップリンのようなコミカルさの演出としては最大に生きるこれは、後処理の段階で生まれたもので、当時意図したものではないので作品の演出として受け取るかは微妙なところであるが、あくまで現在にどのような形で残っているかという観点での評価を徹底した。
これまであった旧劇(時代劇)を変えた革新的一作。

固定カメラ、長回しの多用など撮影技法は黎明期そのものだが、
現代でも通用するテーマ
善人に見える者が実は悪党で
悪人にされる者が実は善人であるというある種普遍的なテーマを扱う。

大戦後の不況で格差が広がっていた大衆の心を捉え、阪東妻三郎の名を一気に知らしめた名映画。

無声映画だからと舐めてかかったら案外面白かった!
無声映画特有の超絶早回しからのチャンバラ
迫り来るようなオーケストラと活弁士の説明!

今の映画にない新鮮な面白さ!
大学の講義で鑑賞
当時の日本映画の特徴、弁士
阪妻の表情が本当に素晴らしい
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