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ブルー・ウインド・ブローズの作品紹介

ブルー・ウインド・ブローズのあらすじ

舞台は佐渡島。 息子の誕生日のプレゼントを買いに行ったまま帰ってこなくなった父。 少年アオ(田中日月)はバケモノに父親がさらわれたと思っている。 ある日、孤独を感じているアオの前に、謎の転校生・小夜子が現れる。 里親に育てられ同じく孤独を感じている小夜子(新音)とアオは心を通わせる。 義肢制作を生業にしているアオの母ミドリ(内田也哉子)は、幼馴染(萩原聖人)から思いを寄せら れ心が揺らいでいる。 アオの祖父(内田裕也)は子どもたちの未来を案じている。 そんなある夜、里親に辛い仕打ちを受けた小夜子がアオの元を訪ねてくる。 深夜、二人はミステリアスなバスに乗って、 アオの父親が幼い頃に見たというバケモノが現れた海へと向かうことになるが・・・。 島の美しい風景の中で、家族と少年少女の出会いと別れの物語が綴られる。

ブルー・ウインド・ブローズの監督

富名哲也

原題
製作年
2018年
製作国
日本
上映時間
80分
ジャンル
ドラマ
配給会社
テツヤトミナフィルム

『ブルー・ウインド・ブローズ』に投稿された感想・評価

gena
3.8
内田裕也、也哉子の親子出演に惹かれて鑑賞。二人のシーンは一場面だけで、佐渡島を舞台に行方不明の夫を子供たちと待ち続ける役の也哉子さんと、裕也氏は娘と父役でした。

曇天と吠えるような荒海の海鳴り、閉塞感と寂寥感、初めて知る佐渡の光景は、あまりに別世界で地の果てをイメージするほど。

よくぞ探したと思うような寂しい入江の数軒の集落に、そのはるか上空には小さな入江を覆うように近代的な巨大な橋が架かり、ここではないどこか外の世界へ誘っているかのようです。

父を待つ兄の青とまだ幼い妹は、橋にバスが見えると、バスの折り返し広場で乗客に父の姿を探します。かつてバスはこの世界の果てとまだ見ぬ世界をつなぐ希望でした。

過疎化の進む地域には子どもたちは少なく、青はどこからか転校してきた不思議な少女と親しくなるのですが…

この寂寥感と閉塞感、「海炭市叙景」で感じたものと同じです。現代のネオ・レアリズモともいえ、貧しさの前に人が減っていく。出て行く人はいるが帰ってくる人はいない。来る人は逃げてきた人。人気のない荒涼とした景色だけが広がっています。

子どもたちを見守ってきた、学校の桜が希望の象徴にならない不気味さがインパクト大でした。老いて、たくさんの支柱でなんとか立っている満身創痍の桜の巨木。花をたくさんつけられず、新しい生徒に希望を与えることができない。

この地から出ると、その先には何が待っているのか。青が見る夢は現実なのか、悪い夢のような現実を生きる少女はどこへ行くのか。

終始重苦しく、也哉子さんの何事にも動じない安定感がバランスを取っています。そのくらい一人で背負っていました。

文学的で私小説を味わうようにその地の空気を感じられました。
矢吹
3.9
年末なので、全部忘れるために、
メモ「多重魂」「撥体」20

人間という現象は、青い。
いつか僕にも見えるかな。
父さんは帰ってこなかった。
赤と青。夕と夜。あっちとこっち。夢と現実。
美しい対比。
暖気と寒気の話ってもうしたっけ?

星をあげる。金魚と生物係。
泥団子のコントロールすごく良いね。

日食の授業、みんなで見るやつあったな。
人形劇の、陣取り合戦とか、小学生ならではの熱が高い温度で再現されつつ、カットはほとんど、止まることなく連続して行った感覚。
なんかめっちゃ見やすかったっす。
繋ぎ目が、綺麗すぎて、焦った。
また、ジブリというか、久石譲というか。
音楽が、子供の危うさと、夢と素敵の境界。
このグラデーションから抜け出せない。
自然のサイズ。あれこれ。
佐渡島。
ラストの、住宅地のサイズに驚く。
見える角度によって、世界は変わる。
2人で隠れる自然は優しく見えた。
探す大人にとっては、果てしない。

監督めっちゃよかったし、また見ます。

怖い話じゃなかったよ。
男の子が女の子と出会って、
胸がスーッとならない、ギュッとなる。
竹とんぼ。
2人で逃げる。
いつも声をかけてくるおじさんがいた。
2回目は、夢の中の可能性もあるけれど、
1人でバスに乗って帰ってきて、それから。

車ではここまでだ。

大人のダッシュ。
ここに残るよ。の塩のおじさん。
結婚式は3回目。

劇的にしていなかった。
逃避行とか。

内田さんの、母親として、調子の良さ。悪さ。
が、人間として、あるよなって。
子供の前じゃない場所。
帰ってきてね。私も行きたい。
子供が欲しい言葉を返せるわけじゃないというか、それは子供目線であって。の話でね。
親の見えないところの子供達。

裕也さん。ありがとうございます。
奇妙に見えて、どこに向かうかわからない感じ。が、化け物っているのかな。って始まりよ。

主演の子の、
目がすごいいい。ね。
最初のカットから、ゾクっとしたもの。
本越しの、寝床。招き猫。
明かり。枕元から、
光に包まれて消えた女の子。
でも、子どもなのよ。ね。当たり前だった。

子供は子供。走って、追い越して、怒って、
いじめもあって、噂話もあって、

死体の確認作業もありました。
バスと、船と、トラック、
家にいられない。
嘘。
なんでもない。拾われた子供。

見えた。何が見えたの?車窓から。

21世紀、子供たちの未来はどうなるんだろう。

へんな夢だった。のテンポ。

常に世界は子供達のもの。

君は、忘れないであげてほしい。というか。
いつも思い出す女の子。になったかな。

「風は涅槃から吹いてきて」
未鑑賞。

川島小鳥の写真集「未来ちゃん」(ナナロク社)のモデルになった女の子とその兄(弟?)が出ていると知り、備忘録として残す。

あれから少し大きくなった彼女の写真を見たけど、相変わらず素朴で愛らしい。

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