映画監督である龍蔵と麻悠は、 働けど働けど常にお金がない貧乏監督コンビだ。 その理由は、売れない自主映画を定期的に作り続けているからである。 生活費も底を付いたある日、 二人は映画作りには避けて通れない「お金」について考え始める。 そんな夜、突然に旅人が来訪して二人に問いかける。 「お金って何ですか?」 二人はそれに答えることが出来ない。 それから家ではおかしな出来事が起こり始める。 突然黄金虫に変身してしまう龍蔵、 置いた覚えのない種籾や蜂の巣、 鉱石ラジオから傍受した異次元ラジオ、 定食屋さんで見る謎のCM… その過程で二人は「地域通貨」という存在に出会い、 その実践者たちに話を伺う。 話を聞くうちに、普段何気なく使っている法定通貨の外側に、 とてもロマンチックな経済圏があることを認識する。 どこまでが二人の妄想で、どこからが現実なのか? 果たして二人は映画を完成させることが出来るのか?
子どものいない夫婦に卵子を提供するエッグドナー(卵子提供者)に志願した独身主義者の純子。そのドナー登録説明会で、偶然、従姉妹の葵に再会し、彼女がレズビアンであることを知った。恋人に家を追い…
>>続きを読む看護学生の“孫”は、ひょんなことから田舎に住む祖父母に会いに行く。久しぶりの再会、家族水入らずで幸せな時間を過ごす。しかし、どこか違和感を覚える孫。祖父母の家には「何か」がいる。そしてある…
>>続きを読む「やっぱり、男が産んだ子は嫌でしょうか?」 舞台は近未来の日本。 少子化対策の一環で、男性への人工子宮移植が実験的に始まっている。 一方で、社会への浸透は道半ば。タブー視や反発の声も根強い…
>>続きを読むドイツの名匠ヴィム・ヴェンダース監督が、フランスのジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センターの依頼を受け、1989年に製作した日本の世界的ファッション・デザイナー、山本耀司のドキュメンタ…
>>続きを読む京都の嵐電の街。鎌倉からやって来たノンフィクション作家の平岡衛星は、嵐電の走る線路のそばに部屋を借り、嵐電にまつわる不思議な話を集める取材を開始する。そこには、衛星と衛星の妻・斗麻子が、且…
>>続きを読むお金に悩む人たちがお金の達人からコツを伝授されながら、まるでマネー版「クィア・アイ」を地で行くようなビフォーアフターを丸1年かけて繰り広げる、楽しくてためになる情報満載ドキュメンタリー。給…
>>続きを読むこの映画は縄文にハマっている人、ハマっていない人も含め、縄文研究の専門家や縄文に情熱の全てを傾ける人々への5年間にわたる取材を経て、その謎の核心へと迫ってゆく。 日本人は2千年の時間…
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