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テレビの中に入りたいの作品紹介

テレビの中に入りたいのあらすじ

毎週⼟曜⽇ 22 時半。 謎めいた深夜のテレビ番組「ピンク・オペーク」は⽣きづらい現実世界を忘れさせてくれる唯⼀の居場所だった。ティーンエイジャーのオーウェンとマディはこの番組に夢中になり、次第に番組の登場⼈物と⾃分たちを重ねるようになっていく。 しかしある⽇マディは去り、オーウェンは⼀⼈残される。⾃分はいったい何者なのか? 知りたい気持ちとそれを知ることの怖さとのはざまで、⾝動きができないまま、時間だけが過ぎていくー。

テレビの中に入りたいの監督

ジェーン・シェーンブルン

原題
I Saw the TV Glow
公式サイト
https://a24jp.com/
製作年
2024年
製作国・地域
アメリカ
上映時間
100分
ジャンル
ドラマホラー
配給会社
ハピネットファントム・スタジオ

『テレビの中に入りたい』に投稿された感想・評価

5.0
“There is still time”

先に言っておくと、これは傑作品で自分の2025年1番の映画です。ストーリーやテーマから感じた感情や、自分の人生との照らし合わせなどから、相当印象深かったので、このレビューでは、出来るだけそこについて触れようと思う。

「本作を他の日本人はどう捉えたのか?」と気になり、観てから色々レビューを拝読してたけど、ちょっと自分の解釈とは異なってたなー

まず1番分かりやすかったのは、メディア消費。
映画のキャラクターは「ピンク・オペーク」というテレビ番組に魅了され、そのようなメディアがどう自分を形作るのかを象徴する作品。自分自身も今まで観てきた映画から、性格や世界の見方は変わってきたのは間違いない。

でもその他には自分のアイデンティティ、本作は特にクィア・アイデンティティについての作品で、個人的にはトランスジェンダー🏳️‍⚧️の象徴がかなり多い作品に見えた。

あとはノスタルジアについてもかなり描写されてて、これはストーリーだけでなく制作面でも、90年代後半の代表的なアーティスト: リンプ・ビズキットのフレッド・ダーストや『ピートとピートの冒険』のリードの2人をキャストに加えたことからノスタルジアが見える!

本作の脚本家と監督のジェーン・シェーンブルンは自身がカミングアウトによる悩みやその影響と向き合っていた性別移行の頃に思いついたストーリーであり、この困難の限界点に達するまで、人生ずっと自分を抑圧してきたという考えが本作 のメインのメッセージだと、言っています。

この「自分を抑圧する」というのは、主人公の2人から読み取れるのです。

まずはオーウェン。とてもシャイな子で育ち、まだ自分が誰なのかを把握出来ていないのが分かる。自分のセクシュアリティやアイデンティティの誤解で、人生ずっと苦しんでいるのが分かり、そこから発作する不安障害にも付きまとわれる。

それと違ってマディは、オーウェンよりも自身のアイデンティティは何なのかは掴めているけど、トムボーイの印象などで強がり、地域は自分のような子は認められないと知っているので、マディもオーウェンと同じく恐怖に怯えている。

本作は90年代のアメリカが舞台であり、当時はこのような性的なアイデンティティはとてもタブーで認められず、クィアだから恥辱と感じてしまう時代。要するに現代の日本のような感じ。

こんな社会の中、クィアな人はどう抑圧と向き合うのかを見せてくれる作品。そして抑圧し過ぎると、それがどう爆発するのかも見せてくれる作品。

だけどこの社会の中で、2人が最も安心していられる場所と期間は、テレビの前と「ピンク・オペーク」を観ている時。
“Sometimes the Pink Opaque feels more real than real life.”

テレビなどで自分を代表してくれる人が映ってると、希望は感じるよね。特に社会がそれを反映していなければ。例えば、日本人が世界で活躍してるのをテレビで見ると「自分も頑張れば、あの人みたいになれるかも」と希望が見える。同じく日本のテレビでクィアの人が茶化されずに、普通の人として映っていれば、カミングアウトがより簡単になるかもしれないよね。これは人によってもちろん違うけど。

オーウェンとマディは別に自分のアイデンティティについての奥深い会話などで絆を深めるのではなく、好きなテレビ番組を通して絆を深め、これは私たちもそうだよね。趣味などが一緒の人にまずは友情を築き、その後からだんだん繊細な話題で絆を深める。

監督のインタビューで言ってたことは「この映画のどの部分にも共感できないなら、おめでとう。あなたはきっと良い子ども時代を過ごしたんだよ。」

留学中には、シェーンブルンの前作『We’re All Going to the World’s Fair』を観て、その映画と本作と今後作られるもう1作を合わせて「スクリーン3部作」の予定だからいつか日本で前作も観れるようになってほしい!!

金曜日と土曜日連続で観に行き、ポイントも貯まったのでもう一回観に行きますw
何回も劇場で観たくなる映画って年に数回あるかぐらいよね



















〜〜この先ネタバレ‼️‼️〜〜



















本作のテレビ番組が1番影響を受けているのは『バフィー 〜恋する十字架〜』。この番組はアイデンティティのバランスの取り方、自分らしさの表現、人間関係の築き方、そして内なる悪魔を乗り越えるテーマを扱っていた。これをシェーンブルン監督はティーンの時に没頭した番組で、自分のクィアとしてのアイデンティティを表現するための手段となった大事な思い出の一つです。

オーウェンとマディのエンディングは、とても「もしも?」の2種類の終わり方を見せてたのだと思う。
深い性同一性の違和感に苦しんでいた登場人物たちが、テレビ番組の中でようやく自分らしさの一片を見いだす姿を見るのは嬉しいことだが、それでも本作は、最終的に物事がどのような結末を迎えてしまうのか、なおも厳しく現実的な描写を私たちに突きつけている。

マディのように、“他者を通じて生きる”という行為が、やがて妄想や現実からの切り離しへとエスカレートしていく可能性を探っている。

その一方で、オーウェンのように、自分を表現することについての青春時代の物語(ピンク・オペーク)を、ただのフィクションとして切り捨てて、そこから必死に抜け出そうともがく可能性を探っている。

これがオーウェンのエンディングの意味だと思う。
マディと最後に会ってから20年が経って、ゲームセンターで働いているある日急に自分の平凡な人生に気づき、ありのままの自分として生きておらず、その20年以上抑圧してきたモヤモヤ感がようやく爆発し、「助けて‼️」と叫び、それは彼の最後の必死な助けを求める叫びだけど、彼は1人きり。
叫ぶ時に周りのみんなは故障してシャットダウンしたロボットのように止まる。これは彼が生きてきた架空の現実を破壊しようとしてるから、みんな止まったのだと思う。

そして映画の最後のシーンはオーウェンが仕事に戻り、迷惑な存在であり、重荷であるとひたすらとみんなに謝罪をする。

これは一旦バッドエンドには見えるかもしれず、確かにオーウェンのキャラクターはバッドエンドだけど、監督は前向きなメッセージを伝えているように感じた。

冒頭で書いた“There is still time”「まだ時間あるよ」はシェーンブルン監督が私たちに伝えようとしているメッセージで、幼少期、青春時代、社会人になったばかりの20代でも、時間はまだあるよと伝えているのだと思う。「今まで人生台無しにしてきちゃったなー」と後悔するのではなく、前向きに考えて、どんな年齢でもまだ時間はあるよと言ってくれているのだと思う。これはカミングアウトのタイミングのことだけでなく、全員に言えるメッセージ。
3.5
タイトルとA24に惹かれて鑑賞

ちょっとダークでエモくてサイコな
青春ストーリー???

個性なく劣等感の固まりが
何も克服せずに日々を過ごして行く話

良い邦題でした

なお、久しぶり何とも言えないカオス
1回とかじゃ分からない世界観
ずっと後ろ向き無気力で鬱な感じ

さすがA24笑
好きな人にはたまらんタイプ

伏線回収みたいな感じはあったけど
全く謎が解けなかったwww

配信で再鑑賞必須案件
Omizu
4.0
【第74回ベルリン映画祭 パノラマ部門出品】
ジェーン・シェーンブルン監督作品。ベルリン映画祭パノラマ部門に出品、インディペンデント・スピリット賞では作品賞など全5部門にノミネートされるなど絶賛されている。

これは素晴らしい。ティーン向けTVドラマを通して「本当の自分」をめぐる寓話にしてみせている。色彩がとにかくユニークで美しい。

まず映像的に優れているのは色彩設計だろう。ネオンのような独特の雰囲気を映像で造り出している。

ストレートなストーリーテリングというよりは寓話のようにつくられている。自分を隠し続けることの苦しみ、痛みをこそ描きたい作品なのだということがだんだんと分かってくる。

女児向けTVドラマ(日本で言うとプリキュアみたいな?)に夢中になる主人公、最後にみせる悲痛な叫びが印象的だ。自分で気がつかないようにしてきた本質がむき出しになって襲ってくる。長いこと隠していると自分で内面化してしまうものだ。

「A24らしい」という言葉が形骸化しつつある昨今だが、実にチャレンジ精神に溢れた挑戦的な作品。そしてその挑戦は見事に成功している。一種の寓話として見応えのある残酷な青春物語だ。傑作。

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