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女と犬
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目次

女と犬の作品紹介

女と犬のあらすじ

路上でお気に入りのゲームに興じる2人の少女。「どっちがいい?こっちか、それとも...?」

原題
Des filles et des chiens
製作年
1991年
製作国・地域
フランス
上映時間
5分
ジャンル
コメディショートフィルム・短編

『女と犬』に投稿された感想・評価

Ryan
3.0
究極の二択

Des filles et des chiens

女優サンドリーヌ・キベルランの初期出演作

何気ない学生の日常風景であり、経験した事がある題材。
歩いて喋って、未来への想いにふける。
そんな何気ない日常と彼女らの今後の人生を考えずにはいられない。
時間が詰まった作品だろう。
二者択一ゲームをする女友達同士の会話劇。自然な会話と演技に引き込まれる上質なショートフィルムでした。

まず「犬を安楽死させるか、数学教師とキスをするかならどっちを選ぶ?」とかの質問のチョイスにセンスを感じる。

そして、何気ない会話やそれぞれの選択に明確じゃない意味を持たせるのがめちゃくちゃ上手くて、短くても色々と深読みもできる作りなのが好みだった。

人によって色んな解釈ができると思う。
【エスプリ】

MyFFF2024にて。

歯医者へ向かう女性と、そこまで付き合う友人との「何気ないやり取り」を「何気なく切り取った」だけのお話。
なんだけど、ここで話される「選んで」というゲームのやり取りの中に然り気なく彼女たちのひととなりや、彼女たちが置かれている現状などが垣間見えてくる。

彼氏のこと。
友人のこと。
学校のこと。

互いに「選んで」と相手に質問をしながら、自分が今悩んでいることに対する答え合わせをしたり、時の相手の考えた方を探ってみたり。

どうしてもこういうやり取りって、直球で聞いてしまうと角がたってしまったり、逆にうまく真意が伝わらないまま、相手の気持ちを否定してしまうようなことにもなりかねないなど、近い関係性同士だからこそ、逆に言葉(聞き方)を選ぶべき場面でもあるのかもしれない。
お互いが出す「選択肢」も結構極端なものが多く、(きっとこっちを選ぶだろう)という誘導にも近い意図を感じるんだけど、だからこそ「その逆」の答えが帰ってきたとき、(お?そう来ましたか)と、その真意を探りあってみたりもする。

タイトルに「犬」とあるので、てっきり「犬映画」を期待しましたが、結論からいうと犬は出てきません。
彼女たちの「例えば・・・」の話の中に犬が出てくるだけです。
(もっと言えば「犬のフン」の話・・・)

でも、こういう「一見ただの暇つぶし」に思えるような言葉遊びの中にも、チラッと「隠し味」を忍ばせるのって、それこそフランス風にいう「エスプリの利いた会話」ってやつなんだろうね。

これって程度の差こそあれ、会話のキャッチボールをする双方が文化的に染みついた感覚のようなものを持っていないと成立しないんだろうな・・・って感じる。

日本でこれをやろうとしても鈍い人が多くて収拾つかなくなりがちだし、逆にアメリカだと下品か下ネタに落として「ギャハハ!ヘイ、メ~~ン!」ってハイタッチして終わるっていうイメージもある。

ちょっとどぎつい言葉を使いながらも、ちゃんと「会話の体」のまま遊べるっていう雰囲気は、やっぱりフランス語のちょっとハイソなイメージのお陰でもあるのかな。

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