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祝日
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目次

祝日の作品紹介

祝日のあらすじ

中学 2 年の奈良希穂は、中学に入ってからずっと一人暮らしをしている。優しかった父は死に、母は希穂の前から姿を消した。怒ることも泣くこともなく、毎日野菜ジュースとプリンだけを口にし、それでも人間はなかなか死なないものだと思いながら日々を無為に過ごしていた。「本日は、祝日につき、休校」いつものように登校すると、正門に看板が出されていた。一度は学校に背を向けた希穂だが、何かに突き動かされるように校舎の屋上へと向かう。そして眼下のアスファルトへ一歩踏み出そうとした瞬間、誰かが手を掴んだ。“希穂とずっと一緒にいた天使”だと言い張る、自称天使だった―。いつもの街での数奇な出会いが希穂の心を少しずつ揺り動かす。何も感じなかった世界は「最期の一日」を生きることで変わっていく。

祝日の監督

伊林侑香

原題
製作年
2023年
製作国
日本
上映時間
90分
ジャンル
ドラマ
配給会社
ラビットハウス

『祝日』に投稿された感想・評価

前作でデビュー作の『幻の蛍』が大阪アジアン映画祭インディフォーラム部門に選出されていた伊林侑香監督の長編2作目。

傑作だった。
前作はデビュー作ゆえの甘さみたいなものが少し残っていましたが、かなり削がれて、洗練され、クオリティの高い作品に仕上がっていた。脚本は、前作同様、フジテレビヤングシナリオ大賞佳作受賞の伊吹一、また、撮影の渡辺浩章さんの画も、とても素晴らしい。
『幻の蛍』からチームを組んでいる、監督、脚本、撮影、すべてが高クオリティで、海外の映画祭で普通に新人賞受賞するレベルだと感じている。

中華屋の主人芹澤興人や元マジシャン西村まさ彦のエピソードも演技も効いていて、良き。

唯一、気になったのは、エキストラで登場するレンタルビデオの客やアパートの2階を歩く高校生?主張する必要がないところで悪目立ちしてて、逆に伏線を貼るなら、もう少し丁寧にした方が良かった。

2024年5月26日@シネマート心斎橋
Yu
3.5
素敵な縁あって本作を知り
初日舞台挨拶付き上映での鑑賞。

主人公の希穂やカフェの店員、
マジシャンの男にアフロの料理人、
皆が"とある"共通の傷を抱えているが
全員がとにかく「優しい」。

中学生にとっての祝日は
決まった何気ない日々から離れ
見たくなかった現実と向き合う事で
"自分"を知る機会となり得る。

…なんて事があるのだとすれば
「優しさ」を犠牲から得る必要は無く
今を淡々と生きる、それで良い。

舞台挨拶で中川聖菜さんが
「お気に入りの風景はありますか?」
との質問に「海です」と答えていたが
それは私が想像した真っ青の海ではなく
夜更けから夜明け前の薄暗い海と空。

都会人が普段目にしない
素敵な景色の一部を見せてくれる…
そんな監督だと確信した瞬間だった。
これは言語化できへんな。

たぶんこの先も定期的に観たくなるであろう作品。

この作品に救われる人はいてると思うし、そうであって欲しいと願います。

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