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サブスタンス

サブスタンスの作品紹介

サブスタンスのあらすじ

元トップ⼈気⼥優エリザベスは、50 歳を超え容姿の衰えと、それによる仕事の減少から、ある新しい再⽣医療に⼿を出す。すると――。

サブスタンスの監督

コラリー・ファルジャ

原題
The Substance
公式サイト
https://gaga.ne.jp/substance/
製作年
2024年
製作国
イギリスフランス
上映時間
140分
ジャンル
ホラー
配給会社
ギャガ

『サブスタンス』に投稿された感想・評価

ネタバレはブログに書きました↓
https://x.gd/rqsgN
女によるルッキズム社会への復讐。日本版の予告編からは全く想像がつかない展開から、怒涛のラスト。あれだけのことをやっておいて、また驚くようなオチを付けれたのがすごい。噂が噂を呼んで大ヒットしそうな最強ホラー映画。

この映画、女なら全員が晒されている年齢や外見によるジャッジに対する怒りを徹底的に表現しておきながら、めちゃくちゃエンタメ性が高い作品でした。

予告編からは想像できないくらいグロいので苦手な方はご注意ください。
あと、日本版の予告編が非常に優秀なので、海外版の予告編は観ずに観にいった方が楽しいと思います。

▪️海外版の予告編はみない方がいいかも

日本版の予告編では、とある要素が完全に隠されており、本編の展開にめちゃくちゃ衝撃を受けました!
UK版の予告編などでは若干描かれてしまうので、この衝撃は受けられなかったと思います。

日本版の予告編優秀!
海外版の予告編は観ない方がいいかもしれません。

▪️映像も脚本もビビット

キャラクターや欲望が結構デフォルメされて描かれていた印象です。
無駄のないデザインと同様に脚本も必要最低限だったように思います。

SF設定に関してはなんだこれ!となりますが、そんなことツッコませないほどにテンポが良く、映像の美的センスが独特なので心地よく観れます。

映像がオシャレながらホラーとしてもめちゃくちゃ成立していて、社会的なテーマも盛り込んでおり、かなり満足度が高い映画でした。

▪️とことんやりきる中毒性

とにかく徹底的にやり切るパワフルな映画です。
そのため、ホラーの域を超えてめちゃくちゃに笑えます。

ここまでやりきってもらえると爽快です。
もう1回観たいと思わせる中毒性がある作品です。

私は確実にもう1回映画館行くと思います。
『サブスタンス』(5/16公開)試写

元人気女優が容姿の衰えからある再生医療をするが…てなストーリーなのですが、強烈で刺激的なおもしろさでしたよ!!
この映画ボディーホラーでビジュが会心の一撃過ぎたし、美貌に取り憑かれたデミ・ムーアもかなりの好演!!
今年新作でトラウマになる一本!!
おもろすぎた
DIZ
5.0
もう今年ベスト確定した。一生忘れられないかも。

出会ってしまった。期待を余裕で超えて、見たことのないもの、そして見たかったものを見せてくれた。涙が出るほど共感した。

デミ・ムーア、マーガレット・クアリーに最大の拍手を贈りたい。

最近はルッキズムホラーをよく観るけど、どれとも次元が違う。それが始まった瞬間に解った。

一度でも、こんな醜い自分なんか大嫌いだ!と泣いた夜がある人、ありのままの自分では価値を認めてもらえない、愛してもらえないと思ったことがある人はきっと発狂するほど共感するはずだ。

今よりもっといいバージョンの自分になりたい、とスキンケアを頑張ったり、メイクを研究したりする私は息ができなくなるほど共感した。

ましてや外見が重要視される俳優となれば、なおさら精神が追い詰められるのは容易に想像できる。

ポップコーン女優だから演技を評価されることはない、と言われてたデミ・ムーアは痛いほど感じてきたんだろうな。
外見重視の世界で苦しんできた彼女にしかできない役だ。

本作でゴールデン・グローブ賞を初受賞した彼女のスピーチを引用しよう。

「30年前、あるプロデューサーにあなたは“ポップコーン女優”だと言われたことがあります。
成功する映画、大金を稼ぐ映画には出られるかもしれないけれど、認められることはない、と。そして私はそれを信じ、受け入れてしまったのです。

それが時を経て私を蝕み、もうこれで終わりかもしれない、と思ったほどです。もう十分かもしれない、やるべきことはやったかもしれないと。

どん底にいた時、魔法のように大胆で勇敢で型破りで、全くもってとてつもない脚本が私のところに舞い込んできたのです。それが今回の『サブスタンス』という作品です。宇宙が私に『あなたはまだ終わっていない』と告げたのです。

最後に、この映画が伝えていると思うことを一つだけお伝えしたいと思います。

それは、自分が十分に賢くない、十分に綺麗じゃない、十分に痩せていない、十分に成功していない、要するに、十分に足りない、と感じる瞬間についてです。ある女性が私にこう言いました。

「覚えておいて、あなたは決して十分にはなれない。でも、物差しを下ろせば、自分の価値を知ることができる」と。

だから今日、私はこれを、自分の完全性、そして私を突き動かしている愛の証として、そして、自分が愛することをしているという贈り物、自分にも居場所があると思い出させてもらったことへの感謝として、祝福したいと思います。」


若く最高なバージョンを演じたマーガレット・クアリーも素晴らしかった。
彼女もまた、輝かしい笑顔の裏ではいつかは美しくなくなる自分を恐れ続けているのだ。永遠ではないと知っているから。

女性としてこの世界に生きていれば、この苦しみはきっと誰にでも降りかかるものだと思う。
なぜなら今のままでは好きになってもらえないと、この社会は私たちを脅迫し続けているからだ。
本当のところ消費させたいだけなのに、それが真実だと思い込まされる。

今のままでは充分ではない。
今のままでは愛されない。
流行に合わせて、作られた美の基準に合わせて、常に自分をアップデートさせていなければ、あなたには価値がないのだから、これを買え、あれを買え!
もっと痩せろ、もっと賢くなれ、もっと笑顔を振りまけ!!!
そうやって脅迫し続けている。

スキンケアからメイクアップ、さらには糸リフトやボトックスを気軽にやってしまうほど、そのままの自分を愛せない人たちがたくさんいるこの世界に
この映画は伝えたいんだと思う。

あなたはこの世界でたった1人の素晴らしい存在。
あなたの代わりになれるものなんてない。

今のあなたのままでいいのに、色んな観念があなたに呪いをかけてしまう。
間違ったものさしで自分の価値を測り続けてしまう。永遠に自分を好きになれない檻に閉じ込められている。

その多くは害悪な男が作った呪いだ。
女は美しく若くなければ価値がない。
女は可愛く笑顔でいなければ価値はない。

これは全くもって真実ではないけど、私たち女はその呪いに永遠に苦しめられるのだ。
そんな呪いに対してのラスト、圧巻すぎる。
本当に大好きな映画だ。

「サブスタンス」というのは「物質」という意味。
ただの物質に過ぎないものに囚われた世界への血しぶき。

最高すぎてスタンディングオベーションしたかった。
今年の私のオスカーはこの作品と彼女たちに捧げたい。

久しぶりに★の評価をつけます。
5.0では足りません。突き抜けて宇宙までいきます。

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