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『マミー』に投稿された感想・評価

和歌山毒物カレー事件をテーマにしたドキュメンタリー。
好評との情報を得て、観てみた。
冤罪事件を取り扱った作品としては、同じく2024年『正義の行方』という作品が公開されているので、そちらと比較してしまう。
『正義の行方』は、死刑となった理由を分解し、客観的に批判している形をとっています。また、当時、捜査した警察官も複数取材して、証言を得ている。一方で、この作品は、もともと作品の成り立ちとして、林眞須美被告の長男の方との出会いから製作されていることもあり、客観的な分析部分がなく、あくまでも林家の視点で作品が進行している。終盤で朝日新聞の記者も話しているが、監督は気づかないうちに、林家寄りの視点となっている印象を受けました。
そういう意味で、「冤罪」をテーマにした作品というよりも、犯罪加害者の親族の辛さという部分が、後半見え隠れする作品となっていた。すでに、ヒ素の分析については、その後の判例や報道で語られているという前提なのかもしれませんが、そもそも報道が偏向報道なのだとすると、それを前提に作品を描くのは本末転倒でもあります。
これらを考えると、ドキュメンタリーとして秀作とは感じず、ただ、林家にあそこまで、深く取材している監督の努力は評価すべきだと感じる作品。
2024年9月1日@第七藝術劇場
5.0
【動機…疑わしきは…】

状況は様々でも、“間違って人を殺してしまいました”みたいな事件には、情状酌量があるのは当たり前のように思う。

しかし、死刑に、”間違った、或いは、不十分な捜査・検証のまま執行してしまいました”というのは決して許されることではない。

僕たちの国の死刑制度がそんな砂上の楼閣ともつかない不安定な土台の上に成り立っているのだとしたら、やはり考え直さなくてはならないと考える人がいてもおかしくはない。
国民感情は理由にはならない気がする。

今年のゴールデンウィーク頃に公開された映画「正義の行方」の飯塚事件も冤罪の可能性があって、再審請求が続けられているが、実は久間被告への死刑は執行されてしまっている。

”和歌山毒物カレー事件”は、オウム真理教のテロ事件から数年後に起き、その無差別性が共通することから日本中を騒然とさせたものとして人々の記憶に強く焼きついている。

この和歌山毒物カレー事件を取り上げた映画「マミー」を観た後、「正義の行方」を思い返して、興味深い共通点と相違点があるように思った。
死刑執行されたか否かとは別の点だ。

共通点の第一点めとしては、動機が不明なところだ。
第二点めは、目撃証言に誘導の可能性があるところ。

相違点としては、
飯塚事件は、当時の報道の中心となった西日本新聞が、自社の報道を当時のスタッフとは別のチームを組織し、様々な検証を行っているところがだ。
これは、和歌山毒物カレー事件とは異なっている。
被告人がさも犯人であるような報道を西日本新聞がしてしまったことが世論形成だけではなく、捜査にも影響してしまったのではないかとの忸怩たる思いがあるためだと考えられる。
これに対して和歌山毒物カレー事件で世論形成に大きな影響があったのは朝日新聞のスクープだ。
だが、これは事件と直接的に関係のない保険金詐欺を報じたのであって、朝日新聞は検証する立場にはないとのスタンスなのだと思うし、逆に世論形成の怖さは現代のSNSで犯人が憶測で作り上げられる過程と似ていてゾッとする。

そして、重要な相違点は、捜査・検察の対応だ。

弁護側が証拠の科学的な検証が不十分であると、専門家の意見も付けて反論しているのに対して、検察は取り合っていない。

飯塚事件では、映画のインタビューで数人の刑事や責任者が、揺るぎない確信とともに被告が犯人であると判断する理由を臆することなく述べていた。

和歌山毒物カレー事件の検察や捜査に関わった人は映画のインタビューには応じていない。

そして、最も重要な事件の共通の問題点は、最初に述べたどちらも動機が明らかではないことなのだと改めて気がつく。

「正義の行方」では、敢えて被告の為人(ひととなり)云々を伝えることは、客観性を担保するために避けていたのだと思うが、和歌山毒物カレー事件では、他の事案での保険金詐欺の存在や、被告のメディアに対して水を撒き散らすなど行為があったことは皆の知るところだから、被告=明らかな犯人との世論形成がいつの間にか成されてしまったことはそのまま伝えているように感じられる。

司法において、「疑わしきは罰せず」は鉄則だと思うが、「強く疑わしきは犯人とする」で良いのだろうかと感じてしまう。

いずれにしても現行犯でもない限りは、動機の解明は必要だし、そのため証拠や検証の正確性は担保されなくてはならない。

長女の死亡についてはやはり様々な憶測が流れているようだ。

中には真犯人は長女だとか次女だとか心無いものも多いらしい。

兎にも角にも再審請求が叶えられることを願うばかりだ。
おそらく製作動機としては、再審請求が通る事を願って…ってところなんだろうけど、今作がそれに寄与しているかというと「?」となってしまう…それぐらい身内によく食い込んで、よく言えば“愛と欲”、そうでなければ“業”のような何かを映し出していた、という印象。しかも監督自身の謎過ぎる行動の所為で全てをぶち壊してしまう寸前だった…というのも、ワイドショー的下世話な観点からすると面白い。本当に何をどうしたかったのだろう…。
息子さんの日常の様子を表現して撮りたかったのだろうけど、わざわざ港にレンタカーのトラックで乗り付けて“仕事らしき事”させるカットや、変な再現映像とかは本当に要らない。

『マミー』に似ている作品

「A」

上映日:

1998年09月09日

製作国:

上映時間:

135分
3.9

あらすじ

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監督

日本の黒い夏 冤罪

製作国:

上映時間:

119分

ジャンル:

配給:

  • 日活
3.3

あらすじ

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A2 完全版

製作国:

上映時間:

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監督

主戦場

上映日:

2019年04月20日

製作国:

上映時間:

122分
4.1

あらすじ

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警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件

製作国:

上映時間:

100分
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