ハルアシュビー監督

チャンス

鑑賞しましたー👏👏
最高な風刺コメディ！！
面白かった〜✨✨

ハルアシュビー監督といえば、『ハロルドアンドモード』！あの映画最高だった。
ぜひ見てみてくださいね。

チャンスを演じるピーターセラーズといえば
スタンリーキューブリックの『博士の異常の愛情』とか『ロリータ』ですねー、面白い役者さんです。

チャンスのあらすじ、、、
テレビを見るのが大好き、読み書きも何もできないチャンスくん(中年のおじさん)が育ててくれたじぃやの死により育った家から出されて世の中に巻き込まれていく。
、、、

チャンスくんが何もできない人すぎて、これはもはや反知性主義っぽい映画かな？とまず思いました。フォレスト・ガンプっぽいかんじ。
じいや死んじゃったのにチャンスくんたら泣きもせずお腹すいたってゆうから異邦人かと思ったわ。

育った家を出たチャンスくんが歩いてるときにかかってるBGMがまさかのニーチェ、ツラトゥストラ。

チャンスくんが次に会う女性の名はイブ。

ここまでくるとチャンスくんてアダムやないのー！！！！という感じがするじゃないですか！🌟👼

育った家でたら周りにホームレスの黒人のかたがたくさんいるように映しててギョッとした。当時そんな感じだったのかな、、？

この後いろーんな人間がチャンスくんと話すことで変わっていくんですね。　これがまたいいコメディなんだなー😂😂

宗教的な側面、政治的な側面、どちらも持ち合わせてちゃんと批判してしかも笑わせてくる、すごい映画です！！！
シャーリーマクレーンもかわいいですよ笑

ぜひ見てみてくださいねー！

数十年間、屋敷の外に出たことがない読み書きができない男のサクセスストーリー。コメディを期待していただけにおちゃらけた感じは全くない淡々と進んでいく社会風刺の効いた話に肩透かしを食らった感じが否めなかった。

7月24日は54歳で夭逝した天才喜劇俳優ピーター・セラーズの命日。
生きていれば今年で92歳。

「ハロルドとモード」や「さらば冬のかもめ」などを手掛けたハル・アシュビーが監督し、
ピーター・セラーズの実質的な遺作となった本作「Being There」は、まさに彼の最期を有終の美で飾る代表作となりました。

子どもの頃から外界との接触を断たれ、豪邸の庭師としてひっそり働いてきた初老チャンス。
純粋な心を持ちながらも知能は極めて低く、読み書きすらできず、唯一彼と世界を繋いでいるのはテレビだけ。
そんな彼の御主人が亡くなったことで退去を命ぜられ、初めて外の世界に触れていきます。

「空っぽ」であるはずの庭師チャンスが周りの人たちから都合の良い様に解釈され、偉人チャンシー・ガーディナーに祭り上げられてゆく異様な可笑しさ。
あらゆる虚飾を取り払い、実は我々こそが「空っぽ」であることを痛烈な皮肉を交えて描いた傑作コメディ。

ピーターの朴訥な名演技は言うまでもなく、静謐さの中に並々ならぬ笑いへのポテンシャルを感じさせてくれます。
シャーリー・マクレーンは相変わらず可愛いし、名優メルヴィン・ダグラスの達観した富豪ぶりも言うことなし。

キューブリック「Dr.STRANGELOVE」で一人三役の名演技をこなしたピーターが、
同じくキューブリック「2001 A Space Odyssey」のファーストコンタクトへと繋がるオマージュはとても粋な演出になっています。
エンディング及びエンドロールも大好き。