神に知りたいことを一つ教えてくれるなら選びたい候補であるカスパーハウザーの生涯を題材にした映画
事実は小説より奇なりって言葉の通りどんな小説よりも奇妙な話だと思う
映画としてもカスパーハウザーの…
カスパー・ハウザー演じてた人がとても印象的。この人を観てるだけでドラマになってた。表情、動きなど全てが独特。
生まれてから地下に監禁され、自分以外の人間が存在することさえ知らなかったカスパー、青年に…
主役を演じるのはとてつもなく難しそうだと思ったり、
カスパーハウザー自身も「生きる」ということを学んでいて、
でも学ぶ前から生きていたし学ばなくても生きていけたし…
いや、外に出される前はどのように…
19世紀に実在したドイツの野生児をモデルにした物語
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📍あらすじ
1812年から地下牢に閉じ込められていた16歳ほどの…
生まれてからずっと地下牢に繋がれ、歩くこともままならず、言葉はおろか自分以外に人間がいることすら知らなかったカスパー・ハウザー。ある日突然解放され、片手に騎兵大尉への手紙を握りしめて外の世界に放り出…
>>続きを読む実際にいたカスパー・ハウザーという人物の半生を淡々と描いている作品。
いわゆる聖痴愚の物語なんだけど、教育を受けるにつれて市政の人々の常識を少し揺らしてゆく所が面白い。たまに夢のシーンの描写があるけ…
どうして自分はこの世に生を受けたのか、なんのためにここで生きているのか、なぜこんなにつらい思いをしながら日々を過ごさなければならないのか、どうして自分はこんなにも世界に対して無力なのか、人間はじぶん…
>>続きを読む過剰な演出でこちらの感情をむりやり支配しないので、コメディにもサスペンスにもミステリーにもなる
主役の顔がとにかく印象的で忘れられない。見た後は何を見たのかわからなかったが、何年か経ってもふと思い…
思考する事が出来るのは言葉を知っているからで
そもそも言葉を知らなければ思考する事もないのだろうか
カスパーハウザーは永遠の謎である
演じたブルーノS氏の人生もまたカスパーと同じくらい切ない
ヘ…