最高だった、、、
説得力の増すキャスト陣の熱演もさることながら、あまりの脚本の秀逸さに中盤気づけば
めちゃくちゃ面白いやん
、とまるで自宅で鑑賞してるかのように声に出していた。
それほど夢中になって、先行き読めない展開に酔いしれ、興奮した。
必ずやされるであろう劇場公開時には誰かを誘って鑑賞し、大いに感想を交わしたい。
とにかく 前のめりで観た。
めちゃくちゃ良かった。
余韻がすごい……

最近のタイと言えばBLドラマが盛んだが、2025年1月には東南アジアで初めて同性婚法が施行されたとのこと。本作はその法律が成立する約半年前にタイで劇場公開されたらしい。

主人公トーンカムとセークサンは同性の恋人同士。 タイ北部の土地に 家を建てて広大なドリアン農園を作り、何年もかけてローンを支払って所有権を手に入れる。2人は事実上結婚するが戸籍は入れれないので便宜上土地の名義はセークサン名義に。
ところがセークサンが木から落ちて死んでしまうとセークサンの母親と養女が土地は自分たちのものと主張して農園を乗っ取る。
トーンカムはそんな理不尽なことは許さないと何とか農園を取り戻そうとするが…

観ている間じゅう感情移入できる人物が誰一人いないドロドロの愛憎劇だったが、あり得ない展開のストーリーと強引な力技の演出で心の中がザワザワしながら最後まで観せられてしまった。

大阪アジアン映画祭は上映本数が多い分アート系作品だけでなくこういう娯楽寄りの作品を観ることができるのも良いところ。

• #大阪アジアン映画祭
• #2025

生涯ベストドラマ“I told sunset about you”のP’Bossが監督、P’Tangが撮影という名作間違いなし映画

同性婚はよ😭😭😭(なおこの作品の公開後にタイは同性婚が法制化されている)
男女格差による学習機会の損失と貧困スパイラル😭😭😭と最初から最後まで泣き叫びたくなる内容

同じくGDHから先日のオスカー国際長編映画部門でも最後までギリギリノミネートされてた“Lahn mah(邦題:おばあちゃんと僕の約束”が6月に日本で公開されるにあたり、“アジアのA24”‼️と宣伝よく見るけど、おそらく“Lahn mah”は“フェアウェル”とか“ミナリ”の感じで、こちらの作品は“ヘレディタリー”とか“聖なる鹿殺し”的な感じと言えるのではないか…

とにかく内容キツイけど、たまにハッとする美しさの画造りが、さすがだなぁと感服。
内容キツすぎて、監督自身が「もうやだ😭カワイイやつ撮りたい❣️」とセラピー的に(?)制作したドラマGELBOYSが、本当に画面がずっと可愛くてZ世代の恋愛が詰まってて最高なので、やはりセットで見るべし。

あとこの作品、かなり最悪な思考のレイプシーンがあるので、トリガー要注意かと。