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恐山の女
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『恐山の女』に投稿された感想・評価

イタコは本物だったが、終盤のエクソシズムの行者の東野英治郎の胡散臭さ、すたこら帰る後ろ姿が最高。〇〇らじゃ、ズッパど〇〇などの津軽弁、津軽と南部、同じ県の出身地で蔑み合う女郎たち。池野成の大袈裟に不穏な音楽と素晴らしい撮影。とにかく不吉なものを作りたいというか、ビジュアルやイメージにぐいぐい寄せた作りが好き。家でみてしまったが、フィルセンの上映やっぱりみにいこう。
悲しい作品でした。お客が相次いで亡くなったのは偶然なのに、さもさも
悪霊が取憑かれた魔性の女にされて、胡散臭い行者の祈祷で死んでしまった可愛そうな娘のあやこ。あの世で愛する彼と会えたかなぁ。
あの行者のしたことは、祈祷ではなく、拷問による殺人だと思う!だって、信者?に海水をかさせたり、走らせたり叩いたり。酷過ぎる‼
悪霊が憑いているのは、あの行者だよΣ( ̄皿 ̄;
吉村実子の太客が殿山泰司、寺田農、川崎敬三。どう見ても幸福にはなれない地獄の顔ぶれ。精液と毒を混ぜ合わせ一族を滅ぼす吉村実子、近寄るものすべてを不幸にさせる業。いんちき霊媒師(東野英治郎)が行う戸塚ヨットスクールなみの荒行であっさり命を落とす吉村実子。欲望と引き換えの死。SMポルノな見世物の匂いも当然ある。なにもなく、ただただ悲惨で報われない人生。どっしりとしたメロドラマや確かな視点で生活の貧しさを描いてきた果てにある晩年のキチガイフィルム。五所平之助、改めてRESPECT。

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