体を求める女、心を求める男。寝取られ男。プラトニックラブはやっぱ無理なんだな。女の方からやっても良いアピールしてるのに手出してこないのは男としてアホでしかない。皿割れてるのに気付かないのとか鈍感だな…
>>続きを読む沐浴をする若尾文子のバックショットをロングから近づくと次のショットで若尾文子が腰にまとわりつく藪蚊を右手で叩く。その腰つき。弾く肌感。瓦。雨。竹林。シネスコ。若尾文子と西村晃を映す長回しの妙な違和感…
>>続きを読む若尾文子を魅せたい映画、文子を拝む映画と言われればそれはもう100点満点ですよ。前に映画評論で「若尾文子が最も美しく撮られているのは越前竹人形」っていうのを読んだ記憶があるけど、納得(個人的にはその…
>>続きを読む越前の冬、女盛りの若尾文子、全女子が理想と思うであろう純真無垢、真面目、一途な職人役を見事務め上げた山下洵一郎
ビジュ面はこれ以上なくよかったものの、いざこれから!というところで終わってしまい物語…
1963年 ”越前竹人形” 原作水上勉 監督吉村公三郎 脚色笠原良三
主演 若尾文子
この頃が最も美しく見える若尾文子の切ない演技が印象的です。いつまでも耳に残るあの独特の声と台詞まわし。こん…
宮川撮影の力なのか、ワンカットに映画的な意味が宿るようになっている。西村晃から逃げて来た時の墓石や、一直線に続く白い道と百合の花、しまいには舟とこれでもかと死の予感を詰め込んだり、稲光で観客に映し出…
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