
首都・カーブルで認知症の夫を世話しながら暮らすハワ。30歳上の夫との結婚を強いられたとき、彼女はまだ13歳の少女だった。 同じ道に進まぬよう全力を尽くして娘に教育の機会を与え、次女のナジーバはジャーナリストとして自立した生活を送っている。 そして、彼女は決意する——「母の味方になろう」。母にカメラを向け話し相手を務める。夫の愚痴、秘密の恋の話、そして、“やってみたかったこと”について。 今年こそ、と民族手芸の商売と読み書きの学習を始め、孫娘のザハラーと共に読み書きを学ぶハワ。 しかし、タリバンによる襲撃と占領は日に日に進み、ザハラーと彼女を匿う家族にも命の危険が迫る。 2021年8月、カーブル陥落。報道の自由を封殺する動きも強まり、ナジーバは兄のアリーにカメラを託し母国を離れることに——。 娘が撮ろうとした母についての映画は、世界中に満ちる叫びと祈りを幾重にも織り込みながら、今ここに手渡された。 学びこそがすべてを変えていくとハワが信じ続けたように、私たちも決して、諦めない。



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