PEACOCK/ピーコックを配信している動画配信サービス

『PEACOCK/ピーコック』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

PEACOCK/ピーコック

PEACOCK/ピーコックが配信されているサービス一覧

『PEACOCK/ピーコック』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
代わりに『PEACOCK/ピーコック』を上映している映画館が見つかりました。
上映館
 - 11館
U-NEXTに入会して対象映画館のチケットをお得に入手する方法

U-NEXTに入会すると上映作品を映画館でお得に観れます。
TOHOシネマズ、イオンシネマ、109シネマズなど多くの映画館が対象になっています。

  • 無料トライアル登録特典
    31日間無料の初回登録で600ポイントがもらえます。
  • 映画チケット引き換えクーポン
    1枚1,500ポイントで映画チケットを発行できます。無料登録後に900ポイントを追加すれば、実質900円で映画を観ることができます。
  • 月額プラン会員特典
    次月以降は毎月1,200ポイントがもらえ、300ポイント追加で毎月1本映画を観ることができます。

PEACOCK/ピーコックが配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
Hulu
Netflix
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM
TSUTAYA DISCAS
music.jp

PEACOCK/ピーコックの作品紹介

PEACOCK/ピーコックのあらすじ

完璧な息子、教養ある恋人、デート中にヒーローになりたい人のためのチンピラ役——。「マイ・コンパニオン」は、どんなシチュエーションもこなせる理想的な人物を提供する代理店だ。マティアスはそのトップパフォーマーとして、求められる役割を完璧に演じ分け、日々さまざまな人格を生きている。だが、恋人ソフィアに「本当のあなたを感じない」と告げられ別れを迎えたことで、彼の完璧な仮面は静かに剥がれ落ちていく。さらに、あるクライアントとの想定外の出来事をきっかけに、マティアスの歯車は少しずつ狂いはじめ、やがて現実と虚構の境界も曖昧になっていく…。

PEACOCK/ピーコックの監督

ベルンハルト・ウェンガー

原題
Pfau - Bin ich echt?/Peacock
公式サイト
https://culturallife.co.jp/peacock/
製作年
2024年
製作国・地域
オーストリアドイツ
上映時間
102分
ジャンル
ドラマコメディ
配給会社
カルチュアルライフ

『PEACOCK/ピーコック』に投稿された感想・評価

kuu
3.5
『PEACOCK ピーコック』
原題または英題 Pfau - Bin ich echt?
製作年 2024年。上映時間 102分
映倫区分 G
製作国 オーストリア・ドイツ合作

オーストリア出身のベルンハルト・ウェンガー監督が、日本の「友だち代行サービス」に着想を得て撮りあげたブラックコメディ。

人間関係をレンタルするってサービス事業に焦点を当て、感情や態度の商品化を描いたベルンハルト・ヴェンガー監督の長編デビュー作『PEACOCK ピーコック』(英題:Pfau - Bin ich echt?)。
主役を務めるアルブレヒト・シュッフは、他者の望む理想像を完璧に演じ分けつつも、内面がカンペキに空洞化した主人公マティアスを不気味なほどの無表情で演じています。
タイトルの、孔雀(Pfau/Peacock)は他者の視線を意識して華やかな羽を広げる自己顕示の象徴であり、原題の副題"Bin ich echt?"(私は本物か?)って問いは、仮面の裏で個が霧消していく不気味さを端的に示しているんかな。
背景トリビアとして興味深いんは、監督が2018年に日本で代行サービスを取材した経験が着想源となっている点です。
本来は日本独特に見えた、金で人間関係を作る仕組みが、ヨーロッパの都市空間へと移し替えられたことで、世界中どこにでも共通する現代人の孤独や虚無感として見事に浮かび上がっていると思います。

作品を少し斜め横から眺めてみると、社会学者ジャン・ボードリヤールが唱えたシミュラークル(模造物)って視点が物語を解き明かす絶妙な隠し味として浮かび上がってきます。
​この「シミュラークル」とは、一言で云えば本物以上に本物らしく振る舞うニセモノの記号が、現実を追い越して独り歩きしている状態のことで、今作で主人公マティアスが売り買いしているんは、温かな血の通った友情や感情そのものではない。
出来のエエ息子やら、都合の良い恋人といった、世間体や自己満足を満たすためだけにあつらえられた、絵に描いたような記号的振る舞いに過ぎない。
 
買い手側が求めているのも、生身の人間と向き合う厄介さじゃなく、自分にとって心地よい都合のいい理想像そのもの。 
そこでは本物の感情など最初から置き去りにされており、完璧に計算された演技というニセモノ(シミュラークル)だけが、あたかも現実であるかのように画面を満たしていく。
 
SNSにおけるセルフブランディングや、プログラミングされたアルゴリズム的対話が日常に溶け込んだ現代社会において、人は誰しも他者の視線を意識した記号として生きることを余儀なくされている。
作中で突きつけられるんは、完璧に演じられた偽物が溢れかえったとき、演じている当人の本物の自己はいったいどこへ行き着くんか?という構図。
映画が提示する乾いた余白は、画面のこちら側にいる人間が日々抱える自分らしさという幻影の不確かさを、静かに照らし出しているかな。

もっとも、今作品は、必ずしも手放しの絶賛ばかりではなく、展開の緩急における停滞感や、シュールな風刺が突止しすぎてドラマティックな感情移入を拒むとこ、あるいは結末の提示に対する不完全燃焼感なんか、否定的な面も否めません。
しかし、そうした盛り上がりの不全や温度感の低さこそ、むしろ今作の描く空疎な社会像と巧みに同期しているという見方もできる。
抑圧された乾いたユーモアと張り詰めた静寂が交錯する作風は、現代人の感情的疲弊を見事にすくい取っており、不条理劇としての質感をより高める結果となっている作品やったかな。

完璧な息子役、教養ある恋人役、デート中にヒーローになりたい人のためのチンピラ役など、どんなシチュエーションもこなせる人物を提供する代理店「マイ・コンパニオン」。そのトップパフォーマーであるマティアスは、求められる役割を完璧に演じ分け、さまざまな人格を生きる日々を過ごしていた。そんなある日、恋人ソフィアから「本当のあなたを感じない」と別れを告げられたことで、彼の完璧な仮面は静かにはがれ落ちていく。さらに、あるクライアントとの想定外の出来事をきっかけに、マティアスの歯車は少しずつ狂いはじめ、現実と虚構の境界もあいまいになっていく。

「西部戦線異状なし」「システム・クラッシャー」などで知られるドイツの俳優アルブレヒト・シュッフが主人公マティアスを繊細に演じ、「RUBIKON ルビコン」のユリア・フランツ・リヒターが恋人ソフィア役で共演。
4.0
泥まみれの孔雀🦚

完璧な息子、教養のある恋人、頼りになる父親、危険に立ち向かうヒーロー…。
依頼者が望む人物を派遣する会社「マイ・コンパニオン」で働くマティアス。
彼は、求められたどんな役柄でも完璧に演じられるトップパフォーマーである。

けれど恋人から「本当のあなたを感じない」と告げられたことで、彼の完璧な仮面は少しずつ崩れ始める・・・。


万人向けの作品ではないとは思う。

ヨルゴス・ランティモス監督やリューベン・オストルンド監督の作品のような、笑えるのに胃が少し痛くなる社会風刺が好きな人にはおすすめ。
説明の少ない不条理劇や、人間の醜悪さを眺めて笑うタイプのコメディ作品である。
そういう作品が好きな私です。(´ω`)


タイトルの「ピーコック」は孔雀
孔雀は大きく美しい羽を広げ、自分を魅力的に見せる。
マティアスも同じだ。

頭がよく、容姿も整い、身体も鍛えられ、どこへ連れていっても恥ずかしくない。
誰かに選ばれるための羽を広げることには長けている。
ただ、羽を閉じたときに何が残るのか、本人にもわからない。


マティアスは、他人の感情がわからない男ではない。
むしろ、依頼者が何を望み、どんな言葉をかければ喜び、どんな人物を連れていけば周囲に自慢できるのかを正確に読み取れる。
だからこそ、この仕事では一流なのだ。

けれど、他人の欲望を映す鏡として完璧になりすぎて、自分自身が何を望んでいるのかわからなくなっている。



恋人のソフィアから赤ワインと白ワインのどちらがいいか聞かれても、自分の希望が言えない。

「何が食べたい?」
「何でもいいよ」のタイプである。
彼女の立場になれば、選ぶことばかり任されて嫌になるのもわかる。

とはいえ、「じゃあ、中華にする?」と聞いたら
「え~~」と返してくるような、
「何でもいいって言うたやない!( º言º)」のタイプでもない。
本当に相手の選択を受け入れてくれる。

優しい。
けれど、面白くない。

音楽の感想を聞かれても、「好きだった」「心を動かされた」とは答えず、作曲技法や音楽史の話を始める。

ご飯がおいしいか聞かれているのに、「隠し味に醤油が入っているね」と分析を返しているようなものだ。

間違ってはいないんだけどね。。。。
でも、それは感想ではなく情報なのよ~。
彼女が知りたいのは模範解答ではなく、マティアス本人が何を感じたのかだった。



観客も彼を完全に笑いとばせない。

流行っているから見る。
有名だから買う。
評価が高いから好きだと思う。
SNSでどう見えるかを考えて、服や店や旅行先を選ぶ。

私は本当にこれが好きなのか。
それとも、好きだと言えば間違いがないから選んでいるだけなのか。

そう考え始めると、マティアスはかなり身近な存在になる。


本作は、日本のレンタル友達やレンタル家族のサービスから着想を得たという

今年の春に公開された『レンタル・ファミリー』が、レンタルされる関係の中にも人間らしい交流が育っていく様子を比較的温かく描いていたのに対し、本作は「借りられる側」の人格が摩耗していくところを、かなり意地悪に見つめている。

日本発のサービスを、異なる文化圏から眺めたときの角度の違いも面白い。

さらに、レンタル友達もAIも、利用する側が望む反応を返し、その欲望を映す存在である。
そう考えると、本作は日本の少し特殊なサービスを題材にしながら、これからの人間関係を先回りした社会風刺にも見えてくる。

今作は監督の初長編映画。
今後の作品にも期待です(´▽`)



以下ネタバレあーだこーだnote
https://note.com/chinaco_cinema/n/nc3c5230c1000
Kota
3.1
“レンタルなんでもやる人”の話。リューベン・オストルンド監督色は感じるけど、全然エグ味が足りない…。

『PEACOCK/ピーコック』に似ている作品

関連記事

【発表】初日満足度ランキング!1位は映画『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』