恋愛社会学のススメの作品情報・感想・評価

恋愛社会学のススメ2009年製作の映画)

ALLE ANDEREN

製作国:

上映時間:119分

ジャンル:

3.3

「恋愛社会学のススメ」に投稿された感想・評価

rollpain

rollpainの感想・評価

3.8
クリスのいい部分がが1つもないんだが…

故に終盤の展開にイマイチ共感出来ないなぁ。。
女

女の感想・評価

3.4
「俺を愛しているだろ」
「思い過ごしよ」



退屈…というより、マンネリ化した進行が多分正解な映画。観ているときは全然楽しくなくてどうしようかと思ったけど、今振り返ると嫌いじゃない作品でした。

個性的で素のままでいたい(けれど自分に時々自信がない)女と、嫌いな先輩に褒められたらすぐ調子よくなりがちなアーティスト気質な男(ちょっと薄毛)が、バカンスを異国で過ごす。2人の、開放的だけど、ちょっと閉鎖的な共同生活。


可能な限り中立的立場で、この2人の日々を眺めていたのだけれど、残念ながらわたしは辛うじてオンナであるからして、どうしても感情がそちら側に傾いてしまう。
おまけにこの女、情緒不安定ときたもんだ(そう、私が映画の中でなら許せる、拗らせ系!)

例えば事の最中に、
「コンドームをつけないで あなたを感じたい」という病的な言葉を投げかけた女に対する男の反応や、
ハイキング(あれ、ハイキングよね?)で岩ゴツゴツを敢えて選ぶ男を、安全な道から眺める女の気持ちや、
シャンパン抱えてサプライズしても男から返ってくる薄いリアクション、
さほど好みでもないワンピースを着てメイクをしてみたり、

空回りと疎外されたような感情がどうしても居たたまれなくなってしまう。
(※ゴムはつけよう)


終始女は痛々しいのに、
ラストにかけてみせる、彼女の“助走+窓からジャンプ”とか、性交渉の後の静けさとか、
所々に女の儚くて強いところが、自然に描かれていて、なんかもう流石だな、と思いました。このマーレン・アーデ監督は女性か。なるほどね。間違いなく、女の為せる業だ。


男ポジションで彼らを眺めてみても(ちょっとこれはオトコではないので、感想が雑になりますが)、
色々と気持ちは何となくわかる(雑)。

“映画をたくさん知っていて、少しスカしている文化系男子たち”にこの映画を観てもらって、どんな感じか感想を聞きたいけど、恐らくガッカリするようなレビューを聞かされると思う。そんな気がしている。

そういう映画でした。
ouch128

ouch128の感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

2018.07.08

どう捻り出せば恋愛社会学〜という邦題に帰着するのか釈然としないが…
エブリワンエルスとは言い得て妙、噛み合わないのは適齢期の男女誰しもが通過する普遍的な事なのだなと感心。

お互いに捨てきれないプライドと、何だかんだ言いながらも離れる事ができない依存関係。人間は面白い。本編が進むにつれて重ねる衝突を経て、落ち着く所に落ち着くのでしょう。

もっとお互いボロボロになる事を望む?自分としては、ブルーバレンタインの方が好み(世の中そんなに綺麗な事ばかりでは無いハズ)。
登山のシーンで、元彼と隣駅にあるトレジャーファクトリーまで徒歩で行った帰りに、急に機嫌が悪くなった元彼が黙ったまま早足で歩いて行ってしまったことを思い出した。見ていて「ここでこういうこと言っちゃだめなんだよな」とか思いつつ、トレジャーファクトリーの時の自分の態度も反省した。しかし今は大人になったのでそんなめんどくさい男はもう要りません…
▓

▓の感想・評価

3.0
どっちって事でもない感じのわりには女に寄ってるような気もした。良かったけど
チェ

チェの感想・評価

4.2
『ありがとうトニ・エルドマン』のマーレン・アーデ監督、おそらく33歳頃の作品…、彼女は恋愛経験豊富なのだろう…多分…一度や二度の恋愛でこんなにリアルに描けるとは思えないだもん。
トニ・エルドマンの時もそうだったけど、登場人物のキャラ設定がキレキレです。今回もこじらせてる人「あるある」が、刺さりまくってまだ傷口がふさがりません。マーレン・アーデ監督作品もっとソフト化して欲しいな。
ENDO

ENDOの感想・評価

4.2
切ない。なんとなく噛み合わないふたり。
建築家としての理想と現実の折り合いをつけられない男。男を夢想家だと叱咤し、行動を促すバンドの広報をする女。愛してるといいながら、買い物の時の、少しワガママで、雑に扱う様がリアル。男の友人の理想のカップルの前で、体裁を気にしている男と素直でいようとする女の溝が徐々に広がっていく。
彼女が窓から飛び降りた時、一度死を体験して彼女は変わったが、男はその事に気がつかない。その後、女が本当に死にかけた時、男は女の存在を再認識する。
難しい。愛情って本当に、内に向いたら破滅に向かう。2人だけの世界、夢中になれるが、そのままでは息苦しくなる。常に外向きでいる事が大事。発散できないと、窒息死しそうになる。
Cat StevensのHow Can I Tell Youがエンディングで流れる。言葉では足りない。やはり、互いを思いやる気持ちだけじゃダメだ。生きることと、愛することが重なりすぎると、機能不全になる。頭の中の理想を打ち破る。そして相手と向き合うこと。普遍的な愛についての話でした。
茶一郎

茶一郎の感想・評価

3.7
男は石だらけの砂利道を進み、女は山道を歩きながらその男の様子を後ろから見つめる。その後、二人は道に迷う。この山登りのシーンが、男女2人の関係と人生を語っているような。
 今作『恋愛社会学のススメ』は、 『ありがとう、トニ・エルドマン』で全世界の映画賞を総なめにしたマーレン・アーデ監督の長編2作目にして、ベルリン国際映画祭・銀熊賞(審査員グランプリ)を獲得するなど、こちらも高い評価を得た作品になります。

 避暑地に来た夫婦二人のバカンスでのやり取りを映し続ける、一括りにするとドイツ版「倦怠期カップルモノ」ですが、その中でも特に物語性を排し、徹底的に生々しいカップルの苦悩を浮き彫りにしていきました。
 英題『Everyone Else』(その他のみんな)の通り、「愛はあるのに上手に伝えられない」痛々しいカップルあるあるを映し出す一方、邦題が『恋愛社会学』と言うだけあり、このカップルのすれ違いの問題が彼ら「個人」ではなくその「恋愛社会」の仕組み自体にあるのではないかと思わせるほど、じっくりナマモノの「恋愛」を見せつけます。
 どのカップルにもあるであろう不器用な二人のやり取りを見ていると、そもそも考えも性格も違う「他人」同士の二人が真に愛という感情を伝え合うことなどできないのではないかと、思ってしまいました。

 劇中でダントツに痛々しいのは、主役夫婦と男の同僚夫婦との比較です。男の同僚は冗談好きで家庭は明るく、おまけに奥様のお腹には子供がいるということで幸せの絶頂にいるカップル。一方で、主役夫婦は上述の通り、絶頂どころか山登りで道に迷う始末ですから、この二組のカップルの幸せの差は歴然です。主役夫婦は、この幸せなカップルの真似をしてみるものの全て裏目に出て、これまた観ているコチラとしては悶絶モノでした。

 世間体を気にして、少々エキセントリックな女に「普通」であって欲しいと願う男。優秀なはずの男の才能に期待しながらも、男と自分の能力の差を気にして、男に自分を捨てないで欲しいと願う女。
 この二人に「この愛をどう伝えればいいんだろう」なんて聞かれても困ります。もう「死んで生まれ変わるしかないのでは」と思うほどの関係が、文字通り「死んで生まれ変わる」。感情を伝えるのに、言葉や行動などは必要なく、二人が目と目を合わすだけだけでいい、ハッピーでもバッドでもある奇妙なラストは、いずれにしても二人の再スタートであることは間違いがありませんでした。
男は女をプールに突き落とす、女は「アンタに落とされるぐらいなら」と言わんばかりに自ら落ちていく、俺が悪かった、私が悪かった、君が悪いんだ、あなたが悪いのよ
おセックスしてキレイサッパリ!

もう、勝手にやってなさい

恋愛社会学は奥深い。
いや、もとい、深くない。浅い。

少なくとも、こいつらは浅い。
minacco

minaccoの感想・評価

2.7
激しい女であった…
男もなんだか煮え切らないし。
恋愛社会学⁇って、なんでこんな邦題になったんだろう。
意味が分からない…
この2人絶対うまくいかないよね。
最初の若干幸せそうな雰囲気からの中盤、噛み合わない感がハンパない。
ドイツ映画、最近観たなかではがっかり度1番かも。
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