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フィフィ⼤空をゆく 4K
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フィフィ⼤空をゆく 4Kの作品紹介

フィフィ⼤空をゆく 4Kのあらすじ

フィフィは邸宅から時計を盗み、サーカス団に逃げ込む。⽀配⼈は彼を警察には突き出さず、⿃⼈間に仕⽴てようとする。背中に⽻をつけ空中を⾶ぶ危険な演⽬だ。 団員のミミに⼀⽬惚れし練習をはじめたフィフィは、空中を⾶べるようになり、天使のふりをして時計を盗みミミにプレゼントをする。 しかし、ミミに想いを寄せる猛獣使いと喧嘩になり、サーカスは崩壊。警察の追跡がはじまり、フィフィは空⾼く舞い上がる・・・。

フィフィ⼤空をゆく 4Kの監督

アルベール・ラモリス

原題
Fifi la Plume/Circus Angel 4K
製作年
1965年
製作国・地域
フランス
上映時間
78分
ジャンル
コメディファンタジー

『フィフィ⼤空をゆく 4K』に投稿された感想・評価

4.3
60年前に、きっと工夫に工夫を重ねて、こんなに軽やかであたたかい映画が作られた👏

天使でもあり翼の付いたチンケな詐欺師でもあるフィフィが巻き起こすどたばた騒動👼

真っ白な大きな翼を付けたフィフィが立派な白馬に乗って疾走するシーンに息を呑む

スーパーマンみもありチャップリンみもありモモみもあった🕰️

そしてこの監督のユーモアがことごとくいい✨️
ラストシーン、なんでやねんとツッコミつつも心から拍手した😌

Nearly 60 years ago, this was not yet an age when you could use CGI to create images of someone soaring through the sky.
And yet, through what must have been endless ingenuity, they made a film this light and warm.👏

Fifi is both an angel and a small-time crook with wings, stirring up one chaotic mishap after another.👼

The sight of Fifi, with his enormous pure-white wings, galloping on a magnificent white horse took my breath away.

There was a bit of Superman, a bit of Chaplin, and even a bit of Momo in him.🕰️

And I loved pretty much every bit of this director's humor.
At the final scene, I couldn't help thinking, "What the hell?!" — and applauding from the bottom of my heart.😌
tetsu
5.0
アルベール・ラモリス特集上映で鑑賞。

宝飾時計を盗み回るお茶目なコソ泥・フィフィ。
警察から逃がれるため、サーカス団に紛れ込んだ彼は、危険な鳥人間パフォーマンスを行うことになる。
一目惚れした団員・ミミに良い姿を見せるべく、特訓を続けた彼は、なんとか空を飛べるようになるが、今度は羽根が外れなくなってしまう。
落ち込む彼だが、逆に、その能力を活かして、街を飛び回るようになり……。

監督の初期作『小さなロバ、ビム』が、観客に童心を思い出させる映画だとすると、本作は童心を持ったまま、大人になった主人公の話。

純粋な好奇心で盗みを働き、いざという時には人の命を救う主人公。

日本で言うところの、石川五右衛門やルパン三世、怪盗キッドのように、悪人ではあるものの、なんとも憎めない人柄が愛おしかった。

シンプルな物語ではあるし、基本はチャップリンやバスター・キートンのようなドタバタ喜劇ではあるのだが、結末に訪れる幸福感がたまらない。

美しい劇伴と共に、スクリーンに映し出される微笑ましいラストカットには、不意に涙が溢れおちた。

冒険心やロマン、童心というのは、愛する人が出来て、家族を築いたり、大人になる営みの中で、次第に失われていくのかもしれない。

けれど、そうして、産まれた子供たちに、思いは引き継がれていくのではないか……?

そんなメッセージを感じさせる幕引きには、自身の息子を子役として起用したり、ファンタジックな作品を世に送りだしてきた監督らしい"優しさ"があった。

また、本作が、監督にとって最後の長編劇映画になったことを知ると、より胸に迫るものがある。

本作の完成後、監督は映画撮影中の飛行機事故でなくなったとのことで、空を飛びながら最期を迎えたという事実に、その生き様を想う。

そんな背景も含め、監督の人生を象徴する作品だった本作。

個人的には「この映画さえあれば、他の映画はなくてもいい」レベルの大傑作だったので、少しでも多くの観客のもとへと飛び立っていくことを心から願っている。


【Next Movie's HINT】
>>愛すべき泥棒映画>>
泥棒が天使になるという奇想天外さはさすがアルベール・ラモリス。これまで童話のような作品を撮ってきた彼にとって意欲的な作品だったのだろうか。いつもの胸がギュッと掴まれる感覚はなかったけれどスラップスティックコメディに振り切っていて潔い。ここで作品が途絶えてしまったのが悔やまれる。

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